冬の大雪と3月初めの大風と確定申告が続いて投稿する余裕がありませんでしたがやっと余裕がでてきました。
昨年12月に広島からやってきたツインですが、この20年以上そんなことはなかったのですが、雪の塊が車のルーフに落ちて大きく凹んだり、近くの国道で走行中のトラック8台が強風で横転した日には自宅車庫の屋根の修理で出してきた脚立が風で飛ばされてルーフを直撃したりとツインHVにとっては踏んだり蹴ったりでした。私がもう少し注意していれば避けられたことなので反省しています。
それにしても同じ車体でMTとHVでは170kgの重量差があるので今回の大雪と強風の状況では安定して走ることができて安全面でとても有効でした。もしMT車に乗り続けていたらもっと大変なことになっていたかもしれないので申し訳なく思うと同時に感謝しています。
最近は天気が良くなってきたので今はせっせと車体の防錆処理をしています。以前にポンプ設備関係で使って効果が確認できている、サビキラーPROという塗料をエアーを使って下まわりの継目や隙間にまんべんなく吹き付けています。
ツインのハイブリッドシステムについてはカメの歩みのごとくですが引き続き調査を続けています。モーター作動と回生作動はインジケーターランプの点灯により分かるのですが、最近のハイブリッド車のようにグラフ表示で、どのくらいというのが分からないのでとりあえずハイブリッドバッテリーに電圧計と電流計を取り付けることにしました。
電流は磁気センサーに配線を通すだけで電流値と流れる方向が分かるタイプで電圧計とセットになっているものです。電圧については製品の測定レンジの都合で約200Vの全体電圧ではなく16個あるバッテリーの中の一つの電圧を測定します。メーターの電源をそのバッテリーから取るとわずかな消費電力とはいえ充電バランスが崩れてしまうので車両の12V電源から絶縁タイプのDC-DCコンバーターを通して供給します。
ステアリングホイールの内側の向こうに見えるように燃費計の上に乗せました。電流計は温度によるドリフトが思ったより大きくセンサー温度が20℃変わると1Aくらいの誤差が出ますがこのタイプで3千円という値段からみれば悪くありません。
フルスロットルで加速したときは36Aくらいまで出力してそのときの電圧が11Vくらいまで下がるので11×16×36で消費電力が約6.3kWになります。カタログのモーター出力が5kWなので。妥当な数値でしょう。回生電力についてはバッテリー保護のためか発生電圧の都合なのかまだ分かりませんが最大でも2.6kWくらいなので回生ブレーキとしての効果はいまいちです。ソリオに使われているHVモーターの10kWでに較べると大きさの割りに出力が低めですがツインのは空冷モーターなので仕方ありません。
この3ヶ月ほど乗ってみて思ったのは、バッテリーをリチウムイオンタイプに換装したりモーターアシスト制御を変えることでかなり遊べる余地はあるものの今回のプロジェクトのベース車両としては残念ながら使えないかなということでした。少なくとも4ATのミッションで目標の燃費性能は出せそうもありません。ということでベース車両はお休み中のツイン5MTになりそうです。まだレストア用のスペースが確保できていないのでこんな姿で雪の中に埋もれていました。
Posted at 2018/04/03 15:29:47 | |
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