今回のプロジェクトのコースを決めるにあたり、ひたすら北上して青森の竜飛崎を目指すという案もあったのですが、それだと最短でも1030kmで無給油では戻ってこれなくなりそうなので却下されました。それにほとんど海岸線沿いで同じ道を往復というのもつまらないのでやはり本州を横断する変化のあるコースにしました。
上り下りがあると燃費が悪くなる感じがしますが、実際は平地を走るより燃費が良くなる場合が多くあります。秋田の由利本荘から本州横断を始めて盛岡を経由して太平洋側の宮古を目指しましたが内陸の道は交通量も少なくエコランにはとても都合の良い状態でした。
宮古のどこへ行くかは決まってなかったのですが、着いたときは11時頃だったので通りかかった魚菜市場というところの中にある「丼の店 おいかわ」でご飯にしました。
新鮮でおいしかったです。
今回のツーリングではまともな食事はこのときだけであとは車の中での飲食でした。
この時点ではまだ全行程の中間地点には達していませんでしたが、なんとか1000kmはいけそうな燃費でした。太平洋側は快晴で気温も30℃を超えていたようです。海岸線の道路から見える海がきれいでした。いつも感じるのですが、太平洋には日本海にない華やかさがあります。日本海に沈む夕日もいいのですが、なんとなくもの悲しさがあるためかときどき太平洋を見たくなります。
釜石へ向かう途中でツインの写真を一枚。
宮古から釜石にかけては観光気分で走れましたが、まだ震災の傷跡も多く、また巨大な防潮堤などが造られていて複雑な思いでした。釜石市街に入る前に内陸に行きたくて入った道が途中で行き止まりだったりして結局、渋滞気味の市街地を走ることになり予定より燃費を悪化させてしまいました。そんなこんなで予定のコースではガス欠になりそうだったので内陸の中間あたりに位置する湯田ダムの駐車場に入って残りのコースをじっくり検討することにしました。
ダムの付帯施設で「きんしゅうこ(錦秋湖) ものしり館」というのがあったので休憩を兼ねて入ってみました。11年の歳月をかけて造られたダムで完成したのがちょうど私の生まれた頃だったのでちょっと親近感がわきました。
ここまでの走行距離が651km・消費燃料は17.1Lで燃費は38.07km/L。満タン26.1Lで1000km走るには約0.1Lほど余計に消費していたことになります。いつもなら気にも止めないその僅かな量ですが結局最後までそれを引きずることになります。
かろうじてネットにはつながったのでNAVITIMEで残りの距離を調べたのですが、予定のコースでは1000kmをかなり超えるので、昨年のエコランツーリングでも活躍してくれた3.5インチのポータブルナビが案内する最短コースを走ることにしました。それだと合計990kmくらいで、とりあえずガス欠にならずにたどりつけそうでした。
ところが、このナビ少し調子が悪く、曲がる道を間違えて再検索モードになると方位がわからなくなるようでいつまでたっても地図がぐるぐる回ってしまうため、最後にとんでもない山道を走ることになります。 (次回に続きます)
Posted at 2017/09/27 13:06:30 | |
トラックバック(0) | クルマ