期せずして

ひょっとしたら必然的だったのか。
確かに潜在意識には願望があったと思います。

出張の合間に代休を消化しました。
ロードスターの友人と。

行き先は天気が良いところ。

限られた時間と天気予報から信州、北陸、北関東、南東北、という選択肢がありました。
北東北は天候的にギャンブルかも、と。
いや、北東北は流石に無理でしょう。
でも彼はきっと本気だったと思います。

で、行った事がない信州をリクエストしました。
深夜に都会を脱出して走られるだけ走って、八ヶ岳ＳＡでＮＡ車中泊。
タイトな2シーターの車内。
しかも男二人で。(笑)

車内泊、彼は慣れたもの。
直ぐに夢の中に。
私はなかなか眠れずに少しうとうとした程度だったかと。

３時半(！)起床で、霧が峰へ朝日を観に行きました。



それから上高地へ。
下のバス停からのバスは朝早かったこともあり貸切でした。
バス料金は高めですが何だか元を取ったような気がします。(笑)



貸切の車中で二人掛の席に並んで座る男二人。
※色々解説をして貰いました♪



河童橋から臨む北アルプス。
写真では見たことがありますが、こんな景色は生まれて初めて観ました。
そして帰りのバスの時間まで少し散策。
緑も水もキレイ。
確かに来てみなきゃわからない。
素晴らしい山脈を一望することが出来ます。


その後食べた安曇野蕎麦(私が助手席で食べログで検索)



食べるまでは美味しかったです。(笑)

その後、もしかしたらの雪の回廊を目指して志賀草津道路経由で草津方面へへ。



こんなに多くの雪は生まれて初めて見ました。
※私はスキーをしたこともありません。

そのあと万座方面へへ降りる道。



Ｋ兄さんを連れて来てあげたいと思いました。

さて
翌日に備え、伊豆方面に宿をとろうということで南下を始めます。
氏は食べることにあまり頓着がありません。※ごめん。
とにかく走る。
そこで富士宮の某B級グルメをリクエストさせて貰いました。

そこへ向かう途中。
青木ヶ原樹海を通ります。
燃料は既にEMPTY近くを指していたので給油を勧めましたが彼は｢大丈夫でしょう」と意に介しません。
彼らしい。。。
しか～し、もう時間が時間。
あてにしていたＧＳはことごとく弊店もしくは廃業でさすがの彼も焦っていました。(笑)
※(笑)→(汗)もしくは(冷や汗)が正しいです。



給油前に何Ｌ入るか、彼とかけました。
「引き分け」と彼は言いましたが実際は「0.05Ｌ、私が勝ちました」←どうでもいいやんか！


富士宮やきそば



前評判では油ギトゴトでこってり濃い味と思っていましたが、この店のは本当にさっぱり。
女将さんに男二人なら3人前を勧められましたが、あっさり二人でペロッと食べました。
お手軽フードも良いですが、行った先でその土地の人と触れ合うような感じの食事はまた格別です。
※食べログで夜もやっているお店を検索

少しだけ、話題の第二東名を走ります。



出来たばかりなので確かに快適。
アップダウン少なくカーブも少なめでＲも緩やかで一定。
確かにこれならもっと速く走られますね。


宿は素泊まり３千円の宿へ。
ご想像通り、これは彼が得意です。
伊豆長岡温泉、掛け流しの温泉つき。
広い湯船で足を伸ばして心地よい疲れを癒します。

宿に着いた時点で23時でしたし、流石にこの日は早々に二人とも爆睡。
気絶したように二人とも眠っていたかと。。。

西伊豆スカイライン～箱根



素晴らしいったらありゃしない。

ターンパイク途中のレスハウスでこんなの見つけました。



けっこうな距離を走ります。
わるくないと思います。

それと、わるくないと言えばこれ



正直言って私は完全に見くびっていました。
というか「look down」していたが正確かと思います。
短い間のインプレッションですが私のプレイズと変わらない。
むしろ、、、とすら感じました。
コストは１/4、そう考えるとC/Pでは完敗。

それに中国製よりもインドネシア製の方が私は信頼するかな。※心情的にもね。

前回は夕闇迫る中を走ったターンパイクを、今回は青空の下駆け下りるはずだったのですが、どうしても富士山をもっとはっきり見たくて、
御殿場方面へ。



どこで見ても想像以上に自分の視野の上方に富士山があるのです。
写真を撮っていても想像よりの上にファインダーを向けないといけないのです。
これは嬉しい誤算でした。
それとやはり富士山は絶対的な存在と再認識。

途中、休憩したレストハウスでソフトクリームをば。
彼は美味しくて気に入ったらしくソフトクリームに関して専門家のように色々質問しています。
お店のかたも最初は警戒していましたが途中からは「わかってくれますか！」と嬉々とした表情で答えてくれて最後は名刺まで下さいました。

「リピーターが来てくれる様な商売をしないといけない」
その通りだと思います。


最後の食事はＳＡで親子丼を。
都会のＳＡはレベルが高いと再認識しました。
※多分に第二東名の波及効果もあるかと。

後はきちんと仕事しました。
彼も仕事へ。

本当に楽しかった。
ありがとうございました。



帰りの機中でデジカメの写真を見かえしました。
そして不覚にも涙がこぼれました。