Wako's スロットルバルブクリーナー施工

業務用とあるように通常個人が手を出すもんじゃありません（汗）
ですので自己責任ですが・・・。

他社でもスロットルの洗剤はありますが、コレは電導性が無くて電子スロットルにも対応でき、
かつモリブデンコートも侵さないという製品です。
施工方法はWako'sの説明だとスロットルを外さなくても施工可能とのこと。

まず、軽く暖気して暖めてからエンジンを切り、
吸気系の配管を外してスロットルをむき出しにします。

コレがスロットル。
私のはビックスロットル加工してるのでちょっと見た目が違うかもしれません。

こう見ると大して汚れてないように見えますが。。。。
周りの黒い部分はモリブデンコートですので汚れではありません。

バルブを開けてみると・・・うおっ、真っ黒。。。
写真だと上手く撮れなかったんですが、軽く煤で段つきが出来てます。

ここで、スロットルバルブクリーナをかけて洗浄していきます。
溶剤自身は揮発性の低いブレーキクリーナといった感じ。
逆さ出しOKなのでせまいところでもある程度施工できますね。
溶剤をかけるととたんにドス黒い液が染み出してきます。。。

かけては磨きを繰り返し。バルブを開けて中も洗浄します。
モリブデンコートを剥がさないよう注意しましょう。
あと切れっ端が中に残ってしまう可能性もありますのでウェスとかは使わない方が良いと思います。

クリーナの溶剤が透明になってきたら完了。
外見はあまり変わってないように見えるんですが、
中はかなり綺麗になってます。

とはいえ、やはり装着状態で洗浄するのは限界がありますね。
完全に綺麗にするのでしたら外してやったほうが良いでしょう。

とりあえず最後にバルブ内に少し多めに吹きかけておきました。

配管を戻し、エンジン始動。
最初上手くかかりませんが何とか始動。
最初はかなり不安定ですが、20分位アイドリングで回してれば安定してきます。
一応私はそのあと2000rpm前後で少しレーシングもしておきました。

あとスロコンつけてる人はもう一手間。スロットル位置の原点出しを行います。
コレをやらないとオートクルーズをやった時のフィーリングがおかしくなる事があります。
エンジンを切り、キーをONの状態にしてアクセルをゆっくり全開⇔全閉を繰り返します。
10回くらいやればOKでしょう。一度OFFにしてからエンジン始動します。
あとはしばらく走って停めてを繰り返して、ECUに学習させます。

学習完了後はスロットルの違和感もなくなり走りやすくなりました♪