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インテリアの変更で、金属調の加飾がアクセントになったということですが、それが太陽光を反射して使いづらいので・・・

その続きでの取りかかりとなりました。


ナビパネル改造で、大量に余ってしまったレザー調シートの出番です。
メーカーは質感向上といっていますが、運転に支障をきたしてはもともこもないと思うのですが、読者の皆さんはいかが思いますか・・・。

シートを貼った結果、太陽光線も反射せず、効果抜群です。
メーカーの開発者も、その案にGOサインを出した管理職も、改良後の試乗時間は短かったんでしょう。いや、本当に試乗したのでしょうか？
内装なので「見ただけ」のような気がしてなりません。
いろいろな条件で試乗すれば、ナビパネルの映り込みも、シフトレバー付近の反射も分かったはずなのですが・・・。
メーカーの質感向上を否定してしまい、ちょっと辛いような気もしますが・・・。

高速道と山道でテストしてみました

＜高速道にて＞

市街地走行と同じく、とにかく「柔らかい」という印象です。
G'sオリジナルと比較すると、はるかにロールが早めです。そのため、初めて乗ったときは頼りないようにも思えましたが、そこから真価を発揮！！
ロールしてからの踏ん張りが「すごい」の一言です。街乗りと変わらない挙動を示します。非常に安定しています。ロールはしますが、それほど大きくはなく、慣れてしまえば気にならないロール量だと思います。
コーナー進入時のロールは体感できますが、コーナーを抜けた時の挙動はほとんど気になりません。いつのまにかコーナーを抜けているという感じです。
「柔らかくコーナーをとらえ、いつの間にか抜ける。しかも１００㎞以上のスピードで！」
これはオリジナルとは違った味付けです。

段差についても、ゴツゴツ感はありません。１８インチの扁平タイヤでもゴツゴツなしとは驚きです。前車のレガシーは結構ゴツゴツしていました。
最近、我が家では家族旅行がめっきり減りましたが、ファミリードライブにも最適の味付けだと思います。

＜山道にて＞

コーナーの続く山道を、少々攻めてみました。
「いつの間にかスピードが出ていた」という感覚です。危ない危ない。メーターを見てブレーキを踏みました。
「タイトなコーナーでも真価を発揮」ですね。
やはりロールは早めですが、いつまでも沈み込むことはありません。「カチッ」とした感覚はありませんが、グリップは確実です。左右に続くコーナーでも、ロールして振られるようなことはありませんでした。
「ス－イ、ス－イ」という感覚です。

ビルシュタインが一番とはいえませんが、小生の感覚では良くできていると思いますし、柔らかい味付けはファミリーに、踏ん張りはマニアに納得できる性能だと思います。
これで安ければ・・・。高価な投資ですが、対価分のことはあると思います。