リヤドアロック不具合

ドアロック時にロックされた事を知らせる
ハザード点灯がしなくなり
どこかのドアのロックが作動してない様子
ロック時の音から左リアドアが怪しい
再確認の為　ロック後リモコンキーを通信しない距離に置き各ドアの開閉確認
運転席、助手席、左リアまではロックされていますが
本命の右ドアはセキュリティアラーム音と共に開きました。ビンゴ
以前にもフロントドアハンドル外しをしましたが
今回のリヤドアの場合はT20トルクスでも
奥行きがあり長さ的にレンチでは難しいためトルクスドライバーを調達
問題箇所はコネクタの接触不良かロックラッチユニット内のモーターです
多くの方はユニット全交換　¥ン万円となる
これもボルボの多発問題箇所

内装外し中央2箇所

内装外し上部カバー内に1箇所

内装の内側にご覧の様に樹脂製のアセンブリ
これも外します

ここで難しいのは窓ガラスからユニットを外す事
多少10cm下げたところで窓と連結されている
1箇所の爪部分をおして切り離し

窓の丸穴と爪部分
黄色い樹脂部分にガラスが挟まっています。
ガラスの落下と破損に要注意です

ここからT20トルクスドライバーの本番
まず半時計方向に全開すると
ドアハンドルカバーが抜けます

ドアハンドルカバーが外せます
再度T20トルクスを今度は時計方向に締めて
ハンドルを後ろ方向に引きながら抜き取ります

ドアハンドルの引き抜き

一応ドアハンドルを引き出すと出てくる
ドアロックセンサーのコネクタには
接点復活剤を塗布
ここで見えているT20トルクスネジ1箇所も
外します

ラッチユニットは3箇所の皿ネジを外します

外れたラッチユニット
これも　更に外せる部品を外していきます

ラッチユニット単体
見えている子ネジを外しますが
リベットピン1箇所があり非分解式です
ピン頭をドリルで落としボルトナットへ
変更する方法もありますが
最悪モーター交換でなければここまでです。

マイナスドライバーなどで可能な限り隙間をこじ開けてモーターを確認
小さいDCモーターがロックモーター
この中の接点までは見えないですが
電極接点と思われる部分とモーター後部の穴から接点復活剤を注入
他機構部分にはグリス塗布して
元にもどしていきます
作業写真はここまでですが
最後の難関はドアハンドルを戻すのには
内部の爪の引き上げと同時にドアハンドルを
入れ込むと言う　説明がとても難しい技が必要です。
これを乗り越えて無事ドアロックは復活しました
コネクターだけでは復活しなかった為
問題はモーター内外での接点不良と思われます。
交換する無駄な費用を掛けずに　もう少し
頑張って頂きます。