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「事故あり」だと保険料大幅アップ　損保、収益改善カギは“必罰”　
2012.9.28 10:29 MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120928/biz12092810330008-n1.htm

　損害保険会社の大半が１０月１日から、交通事故を起こしたドライバーの自動車保険（任意）の保険料を大幅に引き上げる新制度を導入する。事故の増加などで赤字続きのため、収益改善を図るのが狙いだ。一方、今まで以上にドライバーがコストに敏感となることで、保険料が比較的安い直販（ダイレクト）型の損保会社が有利になるとの見方も浮上。大手損保にとって「もろ刃の剣」になりかねない懸念も抱えている。
(ここまで引用）

　今までは事故を起こしても等級が下がりその等級に応じた保険料に変わるだけでした。20等級から事故を起こして3等級下がった人と、無事故で１６等級からあがった人は今まで同じ保険料で17等級だったのです。　10月からは同じ１７等級でも「事故あり」は割り増し保険料を払うことになります。

　ところで、産経ニュースにあるとおり、損害保険協会加盟の従来型保険が変わるだけで、直販型の損害保険はこの制度を採用していません。けれども「事故を起こす人」を顧客に抱えることにもなるので、ダイレクト損害保険側もチャンスとはいえないでしょう。逆に保険支払い増大につながるので、「お客様の保険をお受けすることは出来ません」と言われる可能性もあります。まぁ一つの選択ではありますが、対策は取られるんじゃないかと思っています。

　私は、5年の長期契約を結んでます。実はこれがおすすめ。長期保険はその期間中に事故があっても期間中は保険料が上がりません。次回更新時に反映されますが、毎年更新よりは保険料支払いを抑えることができます。保険会社各社は長期契約をお勧めしてくるでしょう。

　それにしても、自動車に乗るためにどれだけコストがかかるのでしょうね。自動車保険料が高くなることも自動車維持に支障をきたします。とりあえず、自分のできることは安全運転を心がけるぐらいですね。