シート表皮張替え

純正シートカバーが破れました。
ハンドルロックしたままでメットインを開けると、ウインカースイッチにシートが当たり、長年の使用でそこが破れてしまいました。

通勤で雨でも乗ってるので、内部のウレタンに雨が染み込むと嫌なので、張替えることにしました。

用意したのはヤフオクで新品出品されてるアクシス用のシート表皮です。

シート表皮の張替えは初めてで自信がなかったので、実家の親が使ってるＪＯＧの破れたシートを実験台にまずやってみて、成功したので自分のアクシスでも決行することにしました。

今回張替えに使用したタッカーがこれ。
ダイソーで売ってる315円のタッカーです。
ググってみたところ、某ＨＰで安価なのに打ち込み能力が強いとおすすめされていたので購入。針は付属のものは使用せず、これまた上記の某ＨＰに載ってた針をホームセンターで探して購入。

使った感想としては、評判どおり強力で、なかなか心強かったです。たまに奥まで挿しきれてない時もあるけど、その時は適当な工具の平らな部分で押さえれば簡単に奥まで入り修正可能です。打ち損ないも１割ぐらいはあったけど、値段考えれば許容範囲かな。

釘抜きを使ってタッカー針を抜いていき、破れたシート表皮を外したところです。ウレタンとベース部に分離できました。

ウレタンの湿気を飛ばす為に、このあと丸一日、天日干ししました。

乾いたウレタンに新調したカバーを被せるんですが、シート表皮の縫い目から水が浸透してウレタンが湿ることがあるそうなので、今回は防水の為にウレタンとカバーの間にビニールを挟みました。
（純正状態ではビニールは付いてなかった）

使ったビニールはただのゴミ袋です。
あまり厚いビニールだとシワの原因になるそうなので、ゴミ袋程度の薄いもので充分です。

ひとまず縦横４箇所程度を仮留めします。

表面の縫い目のパイピングが左右均等な位置になるようにカバーの位置調整をしながら、シワにならないよう引っ張りながらどんどん針を打ち込んでいき、隙間無く１周打ち込めば完了。

余った表皮とビニールはこのあとハサミで切り取りました。

完成状態です。
我ながらなかなかうまく張れたと思います。

タンデムベルトは付けないことにしました。

バイクに装着しました。
（雨が降り出してきて、画像は表面に少し雨粒が付いてます）

安物とは言え、さすがは新品、黒光りしてます。それと、柔らかいです。　気付いてなかったけどこれまでのやつが経年劣化で随分硬化してたようです。

これで心機一転、気持ちよく乗れそうです。

父のＪＯＧと自分のアクシス、２台張替えしたわけですが、作業はそんなに難しくないと思いました。　成功のポイントは、車種専用のカバーと、しっかりしたタッカーと針を用意することです。