１２V バッテリー　充電動作チェック

補器類の電源になっている、１２Vのバッテリーがどういうタイミングで充電されているかを知りたく、N-ONEで使用していたバッテリーモニターを移植してみた。

１２Vバッテリーの±端子に接続。

スマホのアプリでBluetoothでデータを受け取るよう設定。

リアルタイムの電圧変化のグラフ、そして、バッテリーモニター自体に保存された毎日のLogデータが、アプリに転送されます。

システムONにして最初電圧が上がり、充電動作になりますがしばらくすると、１２、５～１２、７V位を上がったり下がったりしていますが、エアコンのファンが回りだすと、充電開始し電圧が最大まで上がります。

ただ、バッテリーの充電状態とファンの回転数によって電圧が変化するようです。

当然ですが、エアコンのコンプレッサーはモーター駆動用のバッテリーで動いているのでこちらの電圧には影響しないようです。

また、セルモーターは無く、エンジンの始動は車体駆動用のモーターで行っているので、セルモーターの負荷もなく、充電そのものもエンジンからでははなく、モーター駆動用のバッテリーからなので、充電制御などの影響もないはずです。

また、ヘッドライトを点灯させるとやはり、最大電圧まで上がります。

写真の三角形の波形は、トンネルをくぐった時の自動点灯の時のものです。

朝と夕方のデータですが、朝はヘッドライトを点灯させたときの電圧上昇だけで、エアコンをONにしても涼しくてファンの回転数が低く、電圧は上がりません。
（真ん中の平らな部分は、システムをOFFにして駐車してある時の電圧変化です。）

夕方はエアコンのファンの回転でずっと電圧が上がっています。
そして、車内の室温が下がってくると、ファンの回転が下がり、充電電圧も下がります。

結局、走行状態、エンジン回転とは関係なく、補器類の消費電力に応じて充電電圧・電流が変化しているようです。