
7/17(月)
本日の予定
ウトロ(知床岬クルージング)-オシンコシンの滝-美幌町経由-層雲峡-旭川泊
四日目の朝を迎えました。
昨日は意外と距離が伸びてましたね。500kmオーバーでした。
予定より50kmくらい多く走った気がします。野付半島も行かなかったのに!
迷ったせいですねぇ。
今朝もゆっくり起きればいいものを、6時には目が覚めてしまったので、
朝風呂に向います。
ロビーには朝の6時だというのに団体さんが待機しておりました。
登山のような、トレッキングのような格好をしております。
知床五湖辺りを探索しに行くのかな?
知床の朝は早い!
露天風呂では、夜見れなかった広大な風景が見れまして最高でしたよ。
ゆっくり入りまして、部屋に戻り、朝飯を食べに行きます。
朝飯もバイキングです。

朝食のメニューもいろいろありました。食べ応え十分でありました。
朝飯を食べた後、売店に立ち寄りました。
昨日下見をしてまして、その時心が引かれたシカの角で作ってある携帯ストラップを購入しました。
そこには職人?が常時いまして、自分の名前とシレトコって字を彫ってもらえます。(サービス)
もう少し大き目のを購入すれば日付も掘ってもらえたんですが、あまり大きいと邪魔になりそうで
小さめのを購入。(高いし)
嫁さんと子供達には、エゾオコジョ(イタチの仲間?)のキーホルダーを購入しました。
あぁ、そういえば、昨日裏摩周の展望台の売店で、子供達にキーホルダーを買ったんだった。
忘れてた。北海道限定でココでしか手に入らないよ!というキティちゃんのキーホルダーと
マリモを模ったキャッツアイストーン?のキーホルダー。
キティちゃんはうまく騙されましたね。開陽台に行ったらそこにも売ってましたからね。まったく。
さーて、お土産も買ったんで、部屋に戻り少しづつ荷物をバイクに運びます。

しかしこのホテル、でかすぎ。荷物を運ぶのも一苦労。思わず台車を借りました。

9:10。ホテル前でホテルの女の人に頼んで記念撮影。
そしてゴジラ岩へ向います。
ゴジラ岩までホテルから5分。バイクを駐車場に停め、ジャケットを脱ぎまして、軽装になります!
だって晴れてるんですもん!暑いくらいです!
それにしても運がイイ!
北海道に来る前は、知床ではフリースが欲しいのでは?とか思ってたくらいですからね!
暑いのでTシャツにカワパンでクルーザーに乗ることにします。
ペットボトルとカメラ、一応薄手のウィンドブレーカーは持ちました。
10:00。定刻に船が出港。いよいよ知床岬クルージングの始まりです!

いろいろな会社?からクルーザーは出てるようです。
10時同時に三隻の船が出ました。
いやぁ、言葉に表せないほどの大自然を堪能しましたよ!
この船旅で200枚は写真を撮りました。
その一部を載せますね。
滝がメインですが、名前はうる覚えっス。間違ってたらすみません。

知床五湖付近の岩影はコケの緑が綺麗だったなぁ。

カシュニの滝。直接海に水が落ちておりました。

カムイワッカの滝

乙女の涙 フラペの滝

男の涙 湯の華の滝
順調に船は進み、心配した酔いも無く知床岬先端に到着! (11:30)

わかりますか?これが先端です。
地図で確認してみてください。先端を海側から見た写真であります。
左側が羅臼。右側がウトロ。
先端には、羅臼側からは2日くらい掛けて歩いてこれるそうです。
ウトロ側からは船のみだそうな。
岬を海側から堪能したあと、船は港に戻ります。
岬からの帰り、岸辺に黒い影が!
初めクマかな?と思いきや、バックパッカーらしいヒトが二人歩いておりました!
これには船長もビックリ!
場所的に崖を降りないと行けないところだそうです。
あの人たちはどうなったのだろう???
さて、帰りの船で起きてるのは我々4人だけでした。
船内の20名くらいの人等は飽きてしまったのか、寝ております。
まぁ、行きの行程も船外に出てたのは最初だけで、あとは皆さん中に入ってしまいましたけどね。
もうお昼です。腹が減ってきました。
メシを喰うタイミングは無いと思っておりましたが、十分食べられましたね。
海も穏やかなんで揺れも少ない。
時間帯によって変わる風景の光を堪能しつつ、昨夜のツマミを皆でほうばりながら帰りも楽しみました。
本来なら、沖に出まして、イルカウォッチや運がよければクジラまで見れるところですが、
今日に限ってクマを見れていない。
帰りの行程も岸寄りを進むことにしたようです。
あまりクルージングでは行かないところも行ってくれまして、これはこれで良かったですよ。
途中、行きの行程で説明をしながら運転をしていた船長が我々のところにやってきました。
いろいろ話が聞けて楽しかった!
私が一眼レフを使っていたので、写真の話にもなったのですが、写真撮るなら夕方がいいとのこと。
確かに、朝日から昼の太陽の方向は、知床の風景に対して逆光となっており、
露出の設定にカナリ苦労しながら写真を撮っておりました。
そういうのを知っていて、以前はサンセットクルーズに近い時間を設定して船を出していたころもあったそうですが、
人が集まらなかったそうです。
ウトロ側から写真を撮るなら、夕方が最高。納得です。
見たトに帰る頃からちと雲行が怪しくなってきました。太陽も隠れるようになり、ちと寒くなってきました。
ウィンドブレーカーを着込みます。風をさえぎるだけで十分でありました。
13:10。クルージング終了!
結局、野生のクマは見ることが出来ませんでした。(人は見た)
船長いわく、逆に運がいいと。(≧∇≦)
今年は毎日クマが見れており、見れない日は貴重だと。前向きな我々はいい気分になりました!?
岸に着き、預けた荷物を引き取り出発準備です。
これから300km近く走らねばなりません。
時間帯が遅く、北海道初日の300kmより、宿に着く時間が遅くなることは確実。
これからが辛いぞ!いざ出発!
ウトロ港を抜け、10分も走らないうちにオシンコシンの滝に到着。 (13:40)

道沿いにこんな滝があるなんて考えてもいませんでした。
ちょっと奥の方にあり、滝まで歩いていくのでは?と考えていましたからね!
綺麗な滝でした。
手持ちで極力シャッタースピードを落として撮影。
ちと水が流れるような写真になったかな?
さーて、本日は給油にちと気を使わないといけません。
昨日、川北SSで給油しなかった分、ちと予定がズレテしまいまして、急遽羅臼で給油しました。
そこから50kmは走っています。
道北の青フラッグをGETするためには、旭川近辺での給油が必須。
しかしながら、給油ポイントがない層雲峡エリア前で入れておかないと、旭川まで持ちません!
で、ちと早かったのですが、斜里のSSで給油することにしました。
メシも食べてないんで、そのすぐ先のセブンイレブンにて遅い昼食をとりました。
(14:30)
雲行がますますあやしくなっております。進む方向の空は真っ黒で暗い。。。
携帯で確認したところ、雨雲はすぐそこから旭川まで続いており、ところどころカナリの大雨になっていそう。
皆と相談。下だけカッパをはきまして進むことに。
30分くらい走ったでしょうか。美幌町に入るころに、とうとう雨が降ってまいりました。
仕方なく、カッパを着込みまして進みます。
次第に雨が強くなって来ております。カナリの雨量です。バケツをひっくり返したような大雨。
防水仕様の私のブーツも水が入ってきてるのを感じ取れます。
左足なんてシフトの度に、カポカポ水が動いてるのが解るくらい。
途中、バラデロの無線が入りっぱなしになり、気が付かないのか無線が使えない状態になりました。
美幌町のセイコマにて休憩がてらバラデロの無線の確認。 (15:50)
どうもスイッチのジャック部分が逝かれたようです。
仕方が無いんで、バラデロの無線を切って貰う事に。
その後、やっと小雨になってきまして、道の駅「おんねゆ温泉」にて休憩。

ブーツの水を抜き、カッパを脱いでビックリ。
この雨で撥水効果が薄れたカッパは、水を通してしまってジャケットまで到達。さらに中のTシャツまで濡れておりました。
まだ買って1年も経ってないカッパなのに!(雨で使う回数はかなりあったが。。。)
キッチリ防水しておけば良かったなぁ。。。
さーて、宿に電話。現在17:30。旭川まで120km。
到着は20時近くになりますと連絡。
24時までに入っていただければ問題ないとのこと。どういうホテルだ?(≧∇≦)
気合を入れなおし、先に進みます。
ココから雨も上がるのでは!と期待しましたが、見事外れました。
旭川まで全線雨。
しかも真っ暗闇の層雲峡の峠を通らなければならず、最悪でした。
今回、こんな暗闇のシカモ雨の中走るとは考えておらず、スモークのシールドをしてきました。
これがまったく見えません。コワイッす。
シールドは内側まで濡れ、曇ってきております。
乱反射する対向車の光の中、前を走るバラデロのテールランプだけ追いまして、走っておりました。
それにしてもポンチは早い!この雨の峠でもゆわkm/hペースで走っております。エライ!
層雲峡温泉が見えました。(ココで泊まりたかったなぁ。。。もう走るのイヤ)
予定ですと、銀河の滝、流星の滝を見ようとか言ってましたが、
看板すら解らず、通り過ぎましたよ。
峠を下る途中、ポンチが給油をしたいと言ってきました。
タイミングが早いけど仕方が無い。でもタンクの容量も燃費も俺と同じくらいなんだけどなぁ?
運良く、ホクレン「川上SS」をみつけまして給油。 (19:00)
しかも見事、道北青フラッグをGETできました!
しかしこの給油所、給油スタンド上にしか屋根が無く、雨の中メットを脱いで休むところも無い。
いや、スタンド店内に入ればいいのですが、流石に濡れ濡れの我々が入るのはちと躊躇します。
トイレだけ済ませまして、先に進むことに。
峠を下りまして、やっと旭川の街中に入りました。
ホテルを探さねば!
雨ですと地図もろくに確認できません。
しかも夜です。見ようとしても見えません。
ここら辺だと思ってましたポイントにホテルがない。仕方なくセブンイレブンにて確認。
なんと店員はその宿を知らないと言うではないですか!
住所を聞かれ、雨の中資料を確認。地図からすると、ここの裏辺りだと。
うーん、ロスタイム。よく調べたつもり解らず、迷ってしまった。
セブンを出まして、すぐ横の道を裏(南)に進みます。
角を一つ左折。ふと右上をみますと、「オスパー」の看板が!
あぁ!ここだ!
ホテルの名前は「オスパーコート宮前」
あとで知りましたが、ここいらの人たちはこの施設は「オスパー」と言う名で通っており、
フルネームでは知らない人が殆どの模様。
タクシーの運ちゃんですら、あぁ、オスパーね!ってな具合でした。
20時過ぎ。やっとのことでオスパーに到着。
屋根付きの場所があるとのことでしたが、そこには既に車が2台入っており使えない状態。
まったく車を停める場所じゃないだろ!
仕方なく外の駐車場に停めました。
ヤバイ雰囲気の漂うところでしたよ。朝までバイクが心配でした。
このホテル、俗に言う24hサウナみたいな感じで、温泉が入れるホテルです。
入り口はまさに銭湯風。最初は間違えたと思いましたよ。
温泉と併設されている宿泊施設は、長期滞在を狙ってまして、マンションのような造りになっております。
銭湯の受付で鍵をもらい、別棟に歩いていき(中を通って)エレベーターにて上っていきました。
各部屋には鉄の扉に新聞受けとポストがついており、NHKのテレビのマークまでも貼ってあります!
マンションは良く言いすぎだなぁ。アパート?
泊まった部屋は6畳と4畳半の二つの間があり、キッチン、風呂、洗濯機までついておりました。
これで1泊一人3290円は安いと思います。なんせ、24hの温泉、サウナ付ですからね!
しかしながら、立地条件は最悪です。
案の定、ホテルの周りには何にもないし、駅前までちょっと距離があります。
仕方なくタクシーを呼んでもらい、目当ての松尾ジンギスカンの二条店へ。
1メーターちょいの700円だったかな?
ギリギリ閉店30分前の店に飛び込むことが出来ました。
いやぁ、本場の生肉のジンギスカンは旨かった!
ビールも進む進む!

たらふく食って呑んで2300円くらいで済みました。安い!
二条店の近くにあるローソン屋敷に寄りまして、明日の朝飯をGET。
宿に帰りました。
ここの風呂は銭湯って感じでしたね。
サウナ、薬湯、ジャグジー等ありまして、十分楽しめるお風呂でした。
受付前にアイスが売っておりました。なんでも100円。
雪印のソフトクリーム(アイス)を食べました。
そういやぁ、北海道に来てソフトクリームを食べていないなぁ。明日は食べよう!
洗濯機が部屋にあるといいですね!
靴下やら手袋やら、小物は全て脱水にかけました。
部屋中、洗濯物が干してある状態に。
気になるブーツには、部屋にあったバスタオルを詰め込んでおきました。
これで明日には乾いているだろう?
なんだかんだやってるうちに12時を過ぎております。
明日は晴れるといいなぁ。。。
おやすみなさい!
本日の走行距離 281km
給油 ホクレン斜里SS 4.27L @132円 592円 77.2km 18.08km/L
ホクレン上川SS 11.24L @135円 1,517円 199.0km 17.70km/L
本日の費用
ガソリン代 2,109円
お土産 1,731円
知床宿泊 10,110円
知床クルーズ 7,200円
昼メシ 316円
お茶 147円
旭川宿泊 3,290円
ジンギスカン 2,300円
タクシー 700円
明日の朝飯 326円
合計 28,229円
五日目へつづく
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