
オフ会では様々なMGFを拝見します。
時にはオーナーにステアリングを任せていただく機会に恵まれることもあります。
そうした時、常に感じるのはオーナーの個性。
「MGFをこうしたい!」
という心意気を運転していて感じられるクルマだということ。何度か車検を通った個体は尚更です。
セキュリティはがっちりのクセに、電子制御は燃調とABSのみという’90年代ECU。
そのおかげでパーツを変えると効果を体感しやすく、どういじったのかが個性として反映されているのでしょう。
ツーリング系、ビュンビュン系、クルリン系
同じクルマでもパーツ次第でこんなに変わるんだ、とその差に驚きます。
こうした事に正解はなく、しいて言えば「気に入れば正解」でしょうか。
MGFに関していろいろとイジリはじめて10年近くになりますが、改めて思うことは
ノーマルの凄さ
です。
あらゆる場面で及第点を取る
メーカーセッティングを超えるセッティングはないと思います。(なので、MGF以外は「吊るし」です)
自分好みにするということは、どこかを伸ばす一方で、どこかを犠牲にしているわけで、必ずしも良い面ばかりではないと思うのです。
今回、移植した部品を駆動系の
パーツレビュー載せるにあたり、改めて考えてしまいました。いずれも車の性格に大きな変化をもたらすパーツです。もし、ご覧になる際には「コーナーリング・スピードを上げる」という点からみた評価だということをお忘れなきよう…
パーツ・ドナーの方のインプレも合わせて見ていただくと、わかりやすいと思います。(画像もお借りしています)
納車された年、群馬から長野までのロングツーリング。幾つも山を越え、伊香保から湯田中までひた走りました。どこまでも走りたいと思ったものです。
楽しい部分までの往復を考えると、いまの相棒では
シンドイなぁ。(草津から横手山までなら喜んで行きますが)
いじるというコトは、そういうコトなんです。
クルマはいじらないのが一番!
Posted at 2010/06/02 09:00:18 | |
トラックバック(0) |
Fマニア | クルマ