
時間があいてしまいましたがこれは、
その1の続きです。
シャシダイの結果を
自分なりに解釈してみました。まずは出力特性から思ったとおりにつづってみます。
(クルマには素人なので、大いなる勘違いがあるかもしれません。そのような点はご指摘いただけると助かります。)
まずはMGFの
カタログ・スペックです。
最高出力(ps/rpm) 120 / 5500 145 / 7000
最大トルク(kgm/rpm) 16.8 / 3000 17.7 / 4500
左が1.8i、右が1.8VVCの数値です。
VVCは可変バルタイを装備しているので出力・トルク共にかなり向上していますが、実際に乗ってみると意外に差は感じません。(その理由は後ほど)
さて、私のMGF(1.8VVC)は
最高出力(ps/rpm) 153 /6950
最大トルク(kgm/rpm) 17.7 /4750
という結果でした。96年式の
10年選手としては立派な数字でしょう。まあ、ノーマルではないのでその点は割り引かないといけませんが、現状で
カタログ・スペックは維持していた訳です。
さて、自己満足はここまでとして今度は回転数ごとに出力を見てみました。
グラフで追うとわかりやすいですが、出力カーブはNAらしく回転と共に上がっていきます。
曲線は5000rpmあたりで一旦緩やかになってから、また元の角度で立ち上がっていき、6300rpmあたりからめっきり緩やかになっています。
この5000rpm付近の変化が
可変バルタイのおかげ。頭打ちになりそうなココからVVCが効果を発揮して再び回転と共に出力も上昇、6500rpmで150PSに達した後ほぼ横ばいとなりますが最後までパワーを搾り出そうとしています。
ということは
VVCが「おいしいところ」は5000-6500rpm
ということになります。これが実際に乗ってみて1.8iと1.8VVCの差があまり
実感できない理由なんだと思います。MGFの場合、クルマの性格から5000rpm以上回すことはあまりないでしょう。5000rpmというと「気持ちよく踏んでるワインディング」ならちょうどシフトアップするぐらいの回転、これ以上の回転を使うのは「その気」の時だと思いますよ。(笑)
サーキット走行ならバンバン使う回転域ですが普通はあまり使わないところにグレードの違いがあるようなのです。
従って普通に乗るなら
1.8iでも1.8VVCでも差はないんじゃない?!
と改めて感じてしまいました。また、VVCは可変バルタイといってもVTECのような感覚とはまるで違います。上まで回るものの段々と苦しくなるので、回せば回すほど…ではないんです。常時、高回転を使おうとは思えないエンジンなのです。
次回はトルクを見てみます。
※今回はレブにあたるところまで計測してますので7100rpmを超えたあたりで終わっています。タコメーターのレッドゾーンとちゃんと一致してました。
タコは信用しても大丈夫です。
Posted at 2006/10/02 17:36:35 | |
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