高速道路の速度規制基準が42年ぶりに改正されることになりました。区間によっては、制限速度が時速20キロメートル引き上げられます。 警察庁によると、高速道路などで実際のスピードと制限速度がかけ離れているとの指摘が多いことから、制限速度が緩和されることになりました。これまで、高速道路と自動車専用道路の制限速度は時速100キロメートルを上限にインターチェンジの間はほぼ同じでした。今回の改正で、交通量や見通しの良さ、道路の傾斜角度などに応じて、インターチェンジ間の一部であっても安全性が確認されれば実態に合わせた制限速度が採用されます。区間によっては、制限速度が時速80キロメートルから100キロメートルに引き上げられます。全国の警察は、年内をめどに見直しが可能な区間を選定する方針です。