
スーパーマンだった男(슈퍼맨이었던 사나이. 2007)
ヒューマンドラマ
監督:チョン・ユンチョル
出演:ファン・ジョンミン、チョン・ジヒョン
公開:2008年1月31日
派手で変な人間が現われた
3年目放送プロダクションで新派「ヒューマン・ドキュメンタリー」を撮っているソン・スジョンPD。お涙ちょうだいの感動で同情心に訴える番組に、あきあきしている彼女は、いっそ「同情心のないアフリカのライオン」を撮ると、滞っている給料の代わりに会社のカメラを持ち出す。
だが、突然アフリカでの撮影は取り消しになって、弱り目に祟り目でカメラまでひったくりにあった瞬間、どこからか現われたアロハシャツの男が、泥棒を追ってカメラを取り戻してくれる。
彼は悪党が頭の中に入れたクリブトナイトのため、現在は超能力を使うことができないという、自称スーパーマンだと主張する男。
「弱いわ弱い。そんなもんじゃだめよ!何かを見せてよスーパーマン!」
スーパーマンは、女子校の前の変態男を酷い目にあわせる、いなくなった犬を探すなどつまらない善行に夢中になるうえ、北極の氷がとけるからと地球を太陽から離すために逆立ちをするなど、無茶な行動ばかりする。
ソンPDは気が気でないようだが、人目を引く彼をヒューマンドキュメンタリーの素材として利用する事にする。
いつもそうしてきたように、感動的な状況を操作して作ったスジョンのヒューマンドキュメンタリー<地球を守れ、スーパーマン>は、結局検索語1位、視聴率大ヒットの快挙を成す。
大ヒット記念の会食後、二日酔いに苦しんで家で横たわっていたソンPDの目の前に、またスーパーマンが現われる。
スーパーマンは真実を知らせなければならないと、怪物が出るという路地のマンホールにスジョンを連れて行くが、怪物どころか下水溝のにおいがひどいだけだ。
スジョンはそこで頭をけがをしたスーパーマンを病院に連れて行く。
しかし、レントゲン写真から、スーパーマンの頭の中に本当に何かが埋め込まれているということを知ったソンPDは、彼を集中取材する事を決心するが…
Posted at 2008/01/10 17:05:37 | |
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