
今日は冷麺ではSEOULでも右に出る所なし!!!
と言われた冷麺のお店を紹介しますっ♪
ここも行くと大概寄って来ますが私達夫婦の期待を何時も裏切りません。
個々は接待や記念日のイヴェントなどにも良いと思います。
叉来屋 ウレオッ
韓国料理の中でまだまだ根強い人気を誇る料理といえば焼肉!
この焼肉を韓国語で直訳すると「プルコギ」?!
でも日本人が想像する焼肉は、韓国の「カルビ」にあたり、網を使って焼いて食べるものをいいます。
ではプルコギは?!
というと、韓国でのプルコギは日本のすき焼きに少し似た感じのお料理。
薄切りにした牛肉をお野菜などと一緒に味付けし、特製の鉄板の上で炒め焼きするものを示すんです。
今日はそんなプルコギの老舗「又来屋」をご紹介したいと思います。
北朝鮮出身のご主人が始めた平壌式のプルコギ&冷麺は、他のお店とは違った自信作!
本格的な!真の!平壌式料理を堪能してみたい人に一押しの「又来屋」
1946年のオープン以来、「又来屋」の歴史はなんと半世紀を越えています。
北朝鮮出身のお父さんのあとを継ぎ、故郷(北朝鮮)に帰ることが出来ない人々の心を癒す100%平壌式冷麺を作ったところ、同郷のとお客さんから「故郷の味そのまま」という定評をえているとか。
現在は数少ない本格平壌式冷麺の食べられる貴重なお店のひとつとなりました。
そんな冷麺に負けず劣らず人気なのがプルコギ。
上質なお肉を使ったプルコギももちろん平壌式。
人気のあるお店だけあり、店構えもなかなか豪華~。
格式ありそうな、重みのあるお店の前に、真っ黒な高級車がずらりと並ぶこともしばしば(お金持ちもいっぱいやって来るようです!)~。
ここはアメリカにも支店があってハリウッドスターも随分訪れているらしいです。
店内に写真がありました。
1階と2階に分かれた室内。
両フロアともに、テーブル席とお座敷が設けられています。
お店に入ると係りの人がすぐにテーブルに案内してくれます。
お店の中も高級店らしい雰囲気~。
では「又来屋」自慢の料理をご紹介してきましょう。
まずはメインディッシュのプルコギから。
一般的なプルコギといえば、お肉に玉ねぎやネギなどの野菜を加えたものを特製のタレで漬け込み、1~2日ほど熟成させたもの。
それを鉄板や網で焼いて食べるんです。
でもこちら「又来屋」では平壌式プルコギということで、一般のものとは少し違うとか!では何が違う?!
1. タレに漬け込まず、オーダーとともに薬味と混ぜ合わせる。
2. 野菜といっしょにもみ込まない。飾りとしてネギやキノコを 上に載せるだけ。
3. 焼くとき、鉄板の端にある溝にユッスと呼ばれる牛肉のスー プを注ぎいれる。
タレに長く漬けたり、野菜を加えたりせず、オーダーと同時にさらっと味付けすることで、肉自体の味も楽しめるとか。
もちろんお肉は上質の韓国国産肉のみを使用しているそう。
そして鉄板の端に注ぎ込まれるスープには、お肉を焼いているうちに肉汁が垂れ落ち、口直しにスプーンですくって飲むとおいしいそう。
全体的に甘さ控えめのあっさりしたお味。
肉とスープを交互に食べるのもいいけれど、ヘルシーにいただくにはやっぱり野菜に巻いて食べるのが一番!
サンチュにお肉、にんにく、味噌、大根やネギの和え物をのせ、くるりと巻いてお口へ~!
こうして食べるとお肉のサラダという感覚でいくらでも食べられちゃいますヨ!
貴重な本格『平壌冷麺』をご賞味下さい!!
お肉を食べた後はさっぱりした冷麺を食べたい!
そんな人にピッタリな冷麺が「又来屋」にはあります。
ご主人がお父さんに習った平壌式そのままの方法、「何も足さない、何も減らさない」という昔コマーシャルで見たようなコピーをそのまま守ってきたのがこの味のヒミツ?!
お肉の香りがふわ~っと広がる香ばしいスープの味は他の追随を許さないと評判だとか。
毎日毎日加える韓国産の牛の部位を大きな釜でじっくり茹でて、軟水を加え冷たく冷やして油をきれいに取り除くのがスープの全てだそう。
単純な作り方だけど、よい材料を使うことと、一つ一つの工程を丁寧に行うことで、オリジナルの味を作り出しているよう。
では麺は?!
「又来屋」の冷麺の麺は蕎麦とサツマイモのでんぷんを7:3の割合で調合しているんだとか。
だから皆さんが想像しているゴムのようなビヨ~~ンとした麺というよりは、日本蕎麦のような切れやすい麺。
とってもふやけやすいので、運ばれたらすぐに酢やカラシで味をととのえ、無言でツルツル一気に食べてもらいたいところ。
このスープと麺が合わさった絶妙なハーモニーは、冷麺上級者に好まれる味&スタイル。
甘酸っぱいコシのある冷麺を想像している人にはちょっと抵抗があるかもしれませんが、これこそが本当の平壌式冷麺の味なんです。
1度目、2度目はん~、あるいは普通、3度目はいい感じ、4度目はおいしい!となる人が多いんだそう。
私達夫婦は韓国人に近い日本人なのか!?
何と!!!?
1回目で、また食べたいなぁ~と思いました^^!
ぜひ試してみてくださいね!
お値段が少し高めだけど、地元の人には認められた味であるうえ、平壌の味を楽しめるから試す価値はありだと思いますヨ!
私達は大体ランチタイムに訪れてみたんですが、お店は満席。
プルコギと冷麺の両方を楽しむ人もいれば、冷麺だけを楽しむお客さんも。
私達的にはやっぱり冷麺!
何と!?
朝、開店前に行って並んじゃったくらいですから。
住所 : ソウル市 中区(チュング)舟橋洞 (チュギョドン)118
住所(韓国語) : 서울시 중구 주교동 118
電話番号 : 02-2265-0151
営業時間 : 11:30~22:00
休業日 : 新旧正月、チュソッ(韓国の旧盆)の連休
クレジットカード : 可
日本語 : 不可
日本語 Menu : あり
地下鉄2・5号線ウルチロサガ(乙支路4街・Euljiro 4(sa)-ga・204/535)駅4番出口を出て、最初の路地を右に入ります。1分ほど歩くと左手にあります。