ドライブシャフトブーツ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
デフのサイドシール交換のためにドライブシャフトを外したので、せっかくということでブーツも交換します。
作業に備えてパーツを準備しておきました。
純正ではインナーとアウター両方が入ったブーツセットという部品設定が無いらしく、それぞれを買うとグリスやバンドが無駄に重複してしまいます。
ですので、純正ではアウターのブーツセットを買い、インナーは社外のものを用意しました。
アウタージョイントブーツセット:M090-22-530A
インナーブーツ(大野ゴム):FB-2048
2
先ずはシャフトとアウタリングに合いマークを付けておき、組む際に同じ位置関係に戻せるようにしておきます。
(まぁ一本目は、グリスを拭き取る際に一緒に合いマークも消えるというポカをしでかすわけですが...)
3
古いブーツを外します。
カシメを起こせるバンドは起こして外しますが、ドライバーで抉れない等の理由で起こせないバンドはニッパーで切断します。
4
デフ側のアウタリングを外すために、内側の溝に嵌っているクリップを外します。
切欠きを指で探して、そこからずらせば容易に外れます。
5
インナリング、ケージ、シャフトにも合いマークを付け、ケージとボールを外します。
スナップリングはスナップリングプライヤーを使って外します。
6
ギヤプーラーを使い、インナリングをシャフトから外します。
7
古いグリスを綺麗に清掃したら、逆の手順で組付けていきます。
ブーツを取り付ける際に傷をつけないように、シャフトのスプラインにはテープを巻いておきます。
デフ側とホイール側で必要なグリスの量が異なりますが、小さい方のパッケージにホイール側と明示されているので一目瞭然です。
8
ホイール側のブーツとバンド、デフ側のブーツとバンド、ケージ、インナリングの順でシャフトに通します。
インナリングをシャフトに挿入する際には、適当なディープのソケットを使って打ち込むと作業が楽です。
9
スナップリングは再使用不可部品なので、新品を組み付けます。
10
予めケージの穴にグリスを入れておくと、ボールを保持できます。
ホイップクリームを絞ってイチゴを載せるケーキ職人の気分です。
11
アウタリングに差し込み、新品のクリップを組付けます。
残りのグリスをブーツ内に注入します。
12
純正のバンドは、既定の長さでパチンと固定ができるものでした。
自分で締め上げる必要は無く、せっかく用意したブーツバンドツールは日の目を見ることはありませんでした...
外れないようにラジオペンチでカシメを折り曲げ、ハンマーで叩いて完成です。
13
一本目は交換作業は初めてだったので手間取りましたが、二本目は慣れてあっという間に作業を終えられました。
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