塗装(カラー)の手順。

いよいよ市販の缶スプレーで塗装をして行きます。

今回は【シルバー】なのでソリッドカラーとは違いムラが出やすく艶も乗りにくいのですが頑張って塗りたいと思います。

又、塗装をケチると仕上がりもそれなりに成るのでスプレー缶は全4本を用意しました。

サフェーサーの時と同じ様にバケツに30度近くのお湯を溜めて1本は常に暖まってる物をストックする状態で塗って行きます。

もちろん塗装途中で冷えて来たら圧も弱く成るので暖めていたストックと交換し行く方法です。

スプレー缶は圧が弱くなると吹き付ける力が弱まるので綺麗に色が吹き付けられなく成りますので残量が1cmくらいで使用を止め、新しい缶スプレーに変えます。

もったいないですが綺麗に塗るコツの１つかなと思います。

次に【基本動作】です。

PCは無いので残念な手書きの物で(汗)

手前の円が【缶スプレー】で、上の四角いのが【目標とする物】に成ります。

そこに伸びたラインに【A】と【B】が有りますが『赤』で塗られてます。ここは【捨て】の部分であり、『スタート』『ゴール』でも有ります。

【A】→【B】、【B】→【A】と言う感じに動かし中心の色が塗られて無い部分だけで色付けさせます。

では吹いて行きます。

最初は薄く吹き付けムラがでても全然構わないです。シルバーは特に色が乗りにくいのでこんな感じです。

無理にカラーが着くほどスプレーせずに徐々に『サッサッサッ！』と流れで吹いて行きます。

①距離は15cmほどから。

②薄くても流れで吹き2度塗りは避ける。

③5分～10分置きに3回くらい繰り返す。

だんだんと色が乗って来たら徐々に目標とする物に近づけスプレーして行きます。

ここから【A】→【B】 【B】→【A】の移動スピードを緩め「スーッスーッスーッ！」と塗って行きます。

①距離は(10～5cm)でゆっくり目で移動させ吹く。
※遅過ぎると濃い部分が出ます

②ムラが目立っても均等に塗る感じを意識して塗る。※【A】と【B】を入れると反映します。

③この工程を10分置きに2～3回する。

色は乗って来たものの、ムラが目立つかもしれません。

ソリッドカラーならもう終わってるでしょう。が、シルバーカラーはこんな物です。

焦らず確実に乾かしながら吹き続けます。

これで最後ですが1番難しい所です。

カラーの残量と温度を確かめ準備を整えたら吹きます。

①超至近距離の2～3cmから「シューーーッシューーーッ！」と長めに、移動も遅く吹きます。
※感覚が分からないと確実にタレます

②基本動作は忘れずに。
※【A】【B】を入れて吹けばおもいっきり反映されます。

③これを色が乗るまで乾かしては塗るの繰り返しします。

これが塗装(カラー)の完成です。

大きく波が打ってますが落ち着いて来ると消えて来ます。

それとソリッドカラーとは違うのでこの後クリアー塗装が必要に成ります。