M43用スロットルボディ流用
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
M44のスロットルボディはツインバタフライになっています。
片方が小さく、もう片方が大きいバタフライがついていて、初めに小さいほうだけが開き始め、途中から一緒になって開いていき水平状態になるという動作をします。
M42も同じですね。
それがどうにも気に食わないなぁとずっと思っていました。
まずアクセルペダルに段付きがあるということ。
はじめ1つで途中から2つ同時に開くということは、そのタイミングでアクセルペダルの重さが変わるということです。
まぁでもこれは気にならないといえば気になりません。
ですが、その動作故の『アクセルペダルの踏み込み量に対して実質的なスロットルの開度が線形でない』ことがどうしても許せませんでした。
慣れ親しんだシングルバタフライの車の感覚とどうにも合わない感じです。
踏み始めて、初め全然反応ないのに突然加速度が変わり、そのくせ上の方は全然変化がないというのがまぁ楽しくない。
こちとら踏んだ分だけ開いてほしいのです。
多分燃費とBMWらしさを狙ってのことだと思いますが、この個体に関しては残念ながら用途に合いません。
というか俺が嫌。
どーーーーうしてもシングルバタフライ化したい!!!
ということで、前々から付きそうだなぁと思っていたM43用のスロットルボディの流用に踏み切ることにしました。(思想強め)
M44用のスロットルボディ径はざっくり計算でだいたいΦ65、M43用はだいたいΦ60です。
……まぁいけるだろうという結論に至りました。
クソ適当です。
↑
2026.1.18追記
M43のバタフライ径はΦ59でした。
ノーマルのエンジンならいいですが、少しいじるともう足りません。
アクセル全開でも負圧になってます。
バタフライ径より狭い箇所があったのでそこを削って若干マシになりました。
フィーリングは最高です。
2
用意した物たちは、
・M43スロットルボディ
・M43サージタンク上のみ(E46用)
・M43ベローズホース
・M43用スホットルポジションセンサー
・Φ70インテークホース
・TS塩ビ管(外径Φ70)
↑塩ビ管は熱により変形したため、φ70のステンレスパイプを切って代用しています。
・ワンオフ20mmかさ増しアダプター
・ワンオフボルト
こんなもんです。
ポン付けは出来ませんでした。
どうやってもインジェクターのデリバリーパイプについているフューエルレギュレーターがサージタンクと干渉してしまい、20mmくらい底上げしないと回避できませんでした。
物を揃えてしまった手前、引くに引けずまたしても切削してしまいました()
3
また、サージタンクの進行方向前側の取り付け穴が干渉するので切り落としてしまいました。
ここは別の方法で固定しないと、振動で自重で折れてしまうので考えます。
4
20mmかさ増しはこんな感じにしてみました。
ここはめっちゃ悩まされました。
サージタンクのインマニ固定ボルトがM7が3本で、普通に探すと全く見つからない。
あることにはあるので、3本中の1本は普通のボルトなので見つかりました。
しかし残り2本はインマニ側からのスタッドボルトになっており、これがまぁ探しても見つからない。
75mmのM7スタッドボルトなんてこの世にないんじゃないの?って思うくらいに本当に見つかりませんでした。
別にボルトでもいいんですけどね、ただ何度も脱着をすることを考えると整備性が低下するのはどうにか避けたい……
しびれを切らしてM7→M6変換のボルトを自作してしまいました。
5
鉄で削りましたが、地のままだと錆びてしまうというのと、相手のインマニがアルミなのでメッキ屋さんに出してクロメート処理してもらいました。
6
鬼のフューエルレギュレーター干渉回避()
7
物がついてしまえば、M44からM43サージタンクへ換装するにあたり接続が切れてしまっていた、
・ブレーキのブースターホース
・フューエルレギュレーターの負圧ホース
・チャコールキャニスター(?)の負圧ホース
・インジェクターのエアホース
・スロットルポジションセンサーのカプラー
・アイドルステップバルブのカプラー
・スロットルワイヤー
これら全てに互換性があるので何も考えず挿し直すだけです。
この点は楽ですね。
ボンネットはかなりギリギリでしたが閉まりましたw
8
始動してみたところ、何故かアイドリングが1000rpmになってしまいました。
原因不明だけど、現状ハンチングも無く、純正の800rpmよりも振動少なくて快適なので放置。
完全に副産物w
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2023.10.21追記
アイドリングが変化した原因が判明しました。
eマネでアイドリング領域の点火時期を8度ほど進角していたためにアイドリング回転数が上昇していました。
補正をオフにしたところ800rpmに戻りました。
でもこれってノーマルスロットルの時にも入ってたはずなんですよね…
その時は効かなかったのに。
M43スロットルにしてから点火時期でアイドリング回転数がいじれるようになりました。
この原因は未だハッキリしてないですね。
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2023.10.23追記
なんと中古のM43スロットルについてきていたISCVがぶっ壊れていただけでした!!!
元々使っていたISCVを移植したところ残念ながら元通り800rpmに戻りました。
アイドリングバルブが固定だったので点火時期で回転数が変化したんですねぇ
めでたしめでたし……
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走行の感想としては、大変思い通りになって満足しています。
踏んだ分だけスロットルが開く、慣れ親しんだ違和感のないアクセル動作になり、よりエンジンとペダルが繋がっている感じがします。
エンジンスペックは1ミリも上がってないのでこれは完全にプラシーボですが、スロットル初期の反応がM43スロットルの方が良くなっているため、街乗り時にパワフルな印象になり楽しいです。
というか多分これが普通です。
今まで騙されてただけです。
全閉〜全開までの動作が個人的には余計な装飾がなく乗りやすくなったと感じました。
総じて大満足の結果になりました。
最後になりますが、一つ言えることは、
お金があるなら4スロを入れましょう。
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