DVD版「象の背中」を手に入れました。

秋元　康氏原作の小説「象の背中」…。

映画化され現在公開中ですが、そのアニメ版のＤＶＤをある朝、ＣＸ「めざましテレビ」で紹介されていました。それは街行くお父さん達が街頭に流れるこの映像をみて「飲みに行くつもりだったけど…今からすぐに帰ります」と家路を急いだシーンが流れていました。

私も何気なくテレビをみていましたが、その音楽と映像とが心に響き、それを見た次の日に地元の家電専門店に行き、注文しました。しかしとても好評で手に入らず、仕方がないのでネットで注文をかけました。すると本日、手元に届いていました。

早速、嫁さんと息子と三人でみました。ある日、象のお父さんが起きるとそこには死神(天使？)が「あなたの人生はここまでですよ」と余命を宣告しに来ます。何も知らない子供象達…唯一知って涙するのが母親象…。後はＤＶＤを見てください。※こちらでもご覧いただけます。

私もたまにふと考えることがあるんですよね。「もしも俺が突然いなくなったら…どうなるんだろう？」嫁さん・息子・親父やお袋…姉きに姪っ子。義兄に叔父さんに叔母さんに従妹に…そして仲間たち…。あ、もうひとつ…今、嫁さんのお腹の中ですくすく育っている新しい命もです。

ガレージに主を失ったＸＪＲ１３００やパッソくんが淋しくぽつんと置いてあるのを考えることもあります。もしも死を迎えた後…残された者はどうするんだろう。

よっぽどのことがない限りは突然亡くなるということはないとは信じたいのですが、私も重大な交通事故を３度経験している身…。いずれも「俺は死なない」と自分自身を信じ、今も元気に生き延びてはいますが、今のところは運が良いだけで次回はわかりません。

独身時代はそれ程、死に対してあまり深く考えず、残される者の気持ちもあまり考えませんでしたが、この「像の背中」を知り、自分の限りある命と人生をもう一度見つめなおすいい機会になったと思います。

そして父として夫として…一家の大黒柱として今、家族に何をしてあげられるかを考えることの大切さを再認識させられたＤＶＤでしたね。


皆さん、必見です。