取るに足らなさ過ぎて、毒にも薬にも全くならない低級音対策
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
※お断り:一瞥の価値すらない、極めて個人的な備忘録ですので、人生の時間の一分一秒を大切にされている方は、即時、離脱することをお勧めいたします。
仕事がやや落ち着いたと思ったら、確定申告に突入し、やさぐれた気分を癒そうと出かけた週末のこと。
とある国道の段差を超えると、コントロールディスプレイ付近からプラ素材と思しきパーツが当たる、カチッと言った硬質なノイズが聞こえ、気のせいかとやり過ごそうとするも、粗面路に差し掛かったところで、連続発生し始めるカタカタ音(汗)
まさか、現行モデルかつ製品精度の塊みたいなG系のBMWで、1回車検を通した程度、さらに8,000㎞に満たないマイレージなのに、このような低級音が出るのかとしばし呆然とハンドルを握りつつ、敢えて路面が荒れたところを通過してみると、車体の揺れに合わせてやはり断続的に発生するカタカタ音。
ボディ剛性を上げすぎた結果、キャビンの衝撃をプラ材が全て引き受け、ピンが外れたり、どこか欠けたりと何かしらのダメージが出ているのか、はたまた、耐久性の無さに関してはぶっちぎりに定評があるドイツ製再生プラの寿命が、ラインオフ3年で早くも到来し、大急いで土に帰ろうとしているのか・・・
2
かつて、E36M3Limo(ああ、もう一度乗りたいなぁ、、、)では、フロントカウルがバキバキに割れ出し、高速走行中、ついにその風圧に耐えきれなくなった破片が、フロントガラスをすべるように舞い上がって後方に吹き飛んで行ったことがあり、また、E46M3でもプラ部品のベタベタはお約束、最近のF系では、ドアロックピンの土台のプラが割れて、カタカタと音が出るなどしていましたが、G系のコントロールディスプレイ付近の低級音トラブルは聞いたことがなく、これはTKさん案件かと、ややゲンナリしながら帰宅し、そして、3連休の最終日に、もしや自然治癒しているんじゃないかとの淡い期待を抱きつつ、発生したら原因を特定しようと、再びG80のハンドルを握り、近所のお山へと向かったところ、早々に発生するカタカタ音。
3
コントロールディスプレイの後ろ側から出ているのは間違いなく、それでも、ダッシュボードを外してみないことには原因が分からないことから、『よし、TKさんに電話だ。』とスマホを取り出し、その前に、ブースト計のピークホールドを確認しようとしたところ、
ブースト計がやや前かがみになっていることに気が付いたのです。
「んん?」と思い、位置を戻すべく、ブースト計を指で少し起こすと、ブースト計のケースの端がコントロールディスプレイの裏側の上端に僅かに当たる感触。
試しに、ブースト計のケースを上下させてみると、カチカチとディスプレイに接触する音が!!
「これだったかぁぁぁぁぁぁ。」と早速、静音ウレタンテープを数センチ切り、接触している個所に貼り付けてみると、カタカタ音はすべて消失し、極めて上質なキャビンが復活したのでした。
とまあ、ブースト計の取り付け位置が接近しすぎて、ディスプレイとのクリアランスがほぼなくなり、車の揺れに合わせてブースト計が小刻みに上下動したことで、ディスプレイ裏に接触して音が発生していた今回のケース。
G80に落ち度はなく、トラブルの範疇にも入らない、自責100%の低級音対策、これにて収束となります。
ここまでお付き合いいただいた皆様におきましては、貴重なお時間の浪費、大変失礼いたしましたm(__)m
4
静音テープ2センチ程度で解決。
価格にして2021年レートのジンバブエドルで10兆、日本円にして約0.03円でした。
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