二次的な被害は免れたように思えます。予報的中でしたね。
それにしても…何度見てもこの人混みっぷりは…辛そうです。
ユニバーサルスタジオや東京ディズニーランドでも30分以上も
並んだりしたことのない田舎者の私には到底真似出来ません(汗
暑いのより寒いのは平気ですが、運動せずにこの寒さ…となると
非常に耐えがたいものです。私はこの状況下なら即座に諦めて
歩いて帰るか、仕事場に残ります。何より時間が勿体ないですし。
都会の人間は、こうやって忍耐力がつけられていくんですかね…。
そりゃラーメン屋に2~3時間行列作っても平気なワケです(笑
やっぱり私には到底真似出来ません。そして都会は苦手です。
さて。
一夜明けて今日、天気は回復したものの、残雪やら凍結もあって
東京都内はまだまだ通常運転ではない…といったレポートの中、
突然、こんなニュースが飛び込んできてちょっとビックリしましたね。
ちょうど先日から、約1年前にも訪れた草津・白根山へ再訪するべく
露天風呂や冬山トレッキングだとか、情報を集めてる最中でした。
ネットでもまた草津へ行きたいなーって、噴火寸前に呟いたばかり(爆
家族からも、どう考えても呪われてるんだよ!と言われる始末…(涙
絶対に偶然でしか無いんだろうけど、私が訪れる直前直後に必ず、
っていうほど災難が起こるんですよね…お祓いに行くべきかしら(汗
1年前に訪れた時は、雪見露天風呂を期待して訪れたんですが、
逆に異常気象?によりポカポカ陽気となり、雪も解けてしまって…。
せっかくタイヤチェーンまで買って完全武装していたんですけどね。
だからこそ、今度はせっかくスタッドレスにもしたので、いざ…!!
と思っていたのですが、これではしばらく行けそうにありません(涙
しかし、私の場合、行くなら登りたいので…そうなると厳しいのです。
速報が入った時は、草津温泉付近で雪崩が発生した、との事。
ああ草津国際スキー場か…と。しかし、さらなる速報が入ると、
どうやら雪崩の原因が白根山の噴火だ…との事。白根山??
気象庁のサイトで確認すると、草津白根山とありました。
どうやら本白根山の事らしい。この辺、ちゃんと説明しないとダメよ。
もっと言えば、「白根山」って、栃木の方にもあるんですから…。
ってか、気象庁のサイトは…相変わらず判りにくいったらありゃしない。
しかも、第一報が入っているのに、噴火情報が全く見当たらない(爆
一般人のツイッターの方がよっぽど正確で早いって…どうなのよ。
こんなんじゃ、予知も危険周知もクソも無いわな…と思うワケで。
次に、草津国際スキー場の山頂駅付近からの映像が流れてきました。
これで、どこが噴火したのか、ほぼ断定できました。山のカタチでね(笑
…というワケで、ニュースでは鏡池で噴火と断定しているようですが、
うーん、どう見ても見晴台付近から噴出してるとしか思えません(汗
訪れたことがある人なら判ると思いますが…2035m地点の火口か、
もしくはその斜面あたりからだと思います。となると新火口ですかね。
今回の水蒸気爆発は、御嶽山噴火に比べて明らかに小規模です。
こうして地層の画像を参照すると、火口が南北に連なってますよね。
先日噴火したばかりの霧島連山のよう。地下に巨大なマグマ溜まりか。
因みに、予知連や専門家は、これまで本白根山の方は全くノーチェックで
常時監視していたのは湯釜のある白根山の方だけだった…そうです(汗
湯釜とは、こちらの映像にもある、白根山の中でも一番大きな爆裂火口。
ミルキーな色した温泉の"素"がたっぷりとあるのが「湯釜」です。
1年チョイ前に訪れた際は、湯釜付近は警戒レベル2だったので、
あまり近づけませんでしたが、湯釜の斜面を見ると、この通り…
あちらこちらから噴煙…水蒸気が放出しまくってました(汗
なんかもう如何にもっていう活火山らしい、温泉らしい光景です。
そりゃ確かに…素人目には、いつ噴火してもおかしくなさそうな?
そんな気がしないでもないです。しかし、今のところ音沙汰無し。
因みにこちらの写真も、その際に撮った写真なのですが…
矢印のところが、恐らく今回噴火した2035m地点の近くかな、と。
手前に見えるのが、今回の報道でも登場してる青葉山レストランで、
ここから白根山ロープウェイが本白根山頂付近まで伸びています。
こちらはニュース映像より、国際スキー場の上空からの画像ですね。
○で囲ったところが先の画像の矢印とほぼ同じ場所になります。
左手にある大きな火口が、鏡池のある場所ですが…形跡は無し。
その右手(東側)一帯が黒くなっているのは、堆積した火山灰です。
やはり今回も太古の頃と同じく、ほぼ東に流れて行ったようです。
夜になっても、相変わらず「鏡池から噴火」と、断言してますね(汗
誰か…訂正してさしあげましょうよ(汗
ただ、この一帯はそこらじゅうに噴気孔や火口があるので、
複数個所から同時に噴出してる可能性も無きにしも非ず…。
今回の噴火は、全く予知できない、しようがなかった…との見解。
そんなの、百も承知です。今まで予知が当たったことあったっけ(爆
皆さん、火山とか別に興味も無いから知らないかもしれませんが…
40年近く前にも、富士山大噴火!と散々専門家が警告を発して、
富士山麓の住人を引っ越しまでさせて大騒ぎだったことがありました。
当時、んなアホな!噴火したら美しい富士山が見られなくなる!
…ってことで、慌てて富士山へ出かけたのを鮮明に覚えてます(笑
しかし、その結果…噴火したのは三宅島でしたよね、昭和50年代。
うーん、還暦近いジジババ世代じゃないと覚えてないですよね(汗
今回のケースでは予兆がまるで無かった上に、想定外の場所から
噴火したので、発生そのものは致し方が無いと言えるのですが…
そもそも、日本国内にはそこらじゅうに火山がある火山大国です。
でも、全ての火山に気を配れないので、特にヤバいと思しき山だけ
約50座ほど選出して、常時監視体制となっているのです。
そのうちの1つが湯釜のある白根山だったんですが、噴火したのは
まさかの、それもすぐお隣の本白根山だった、っていうのが何とも(汗
ただ、火山っていうのは何も"てっぺん"から噴火するとは限りません。
地下ではマグマが蠢いていて、どうなってるかはあくまで想像のみ。
だいたい富士山にしたって、あんなにきれいなプロポーションですが、
実際のところはそこらじゅう噴火口だらけだし、爆裂しまくりですよ(汗
どこから噴火、爆発したって何ら不思議じゃないですしね。
御嶽山にしたって実際には火口だらけなので何とも言い難いです。
そして、最後に噴火したのは3000年以上前の話。ほぼ死火山。
なので、誰もが目を疑ったに違いありません。噴火するなら湯釜、
っていうのがもう当たり前のように言われ続けてましたからね…。
2013年までは穏やかでしたが、2014年から警戒レベルを2に
引き上げられ、去年の6月には再び1に戻されたばかりでした。
これって…御嶽山の噴火と同じですね、警戒レベル1での噴火。
ってことは、もうこの「警戒レベル」なんてのは、ほぼ無意味じゃ?
私も含め一般人は、この警戒レベルに踊らされまくりですよ。
そして、「警戒レベル1」とあらば、安心して入山しちゃいますって。
御嶽山の噴火については、明らかに予兆がみられましたし、
実際ニュースにもなってました。知らなかった…はアウトです。
でも、今回はそんな予兆もなければ直後に警報すらありません。
そうなると、また責任問題云々って大騒動するかもしれません。
であれば、もうこの警戒レベルだの噴火速報だの、止めるべき。
どーせ当たらないし、アテになんないし、問題が増えるだけだし。
何より、莫大な税金を使ってこんな程度では、無駄遣いなだけ。
そして…
当然っちゃ当然ですが…本白根山は、早速警戒レベル3へ(汗
せっかく楽しみにしていた国道292号線の雪の回廊ドライブとか
先述した雪見露天風呂とか…妄想が…全て妄想に尽きました(涙
しかしですねぇ、3にしたところで…って思うんですけどねぇ。
この警戒システム…いい加減見直したらどうですか??
今回で完全に分かりましたよね、役立たずだって。
今回一番ヒドいと思ったのは…噴火速報も無かった点。
気象庁はどうも9時59分に噴火したのを確認していたらしく。
にも拘わらず、速報を出さなかったそうで。なんじゃそりゃ。
あの御嶽山大噴火から一体何を学んだと言うのでしょうか。
御嶽山の事があったのでシステムを構築したハズでは…。
今回、残念ながら死傷者も何名か出ていますよね。
少しでも早く出していれば…と、タラレバ…ではありますけどね。
それに、登山をする人間や、私みたいに火山好きな人間(笑)は
ワリと普段からマメに情報収集もしているのでまぁ良しとして、
今回のように、スキー場での発生は、やはりちょっと問題です。
というのも、スキー客って一般には登山の感覚は無いんです。
バックカントリー好きな人だと、登山と兼ねてる人も多いですが、
純粋にスキーやスノボだけなら、登山って意識は生まれにくい。
頂上まで行くのもリフトやゴンドラですし。そこから滑るだけです。
しかし、大抵の良質な雪のある恵まれたスキー場があるのって、
こうした一歩間違うとヤバい活火山の斜面だったりするワケで。
要するに、登山家が普段凄く注意を払って入山するような山へ
スキー客は単なる観光や遊興目的で訪れてるってのが問題。
恐らく今回被害に遭われた方のうち、白根山が活火山で、
このスキー場一帯で、何年か前にも大勢人が死んでるとか
そういう事を知らずに、ただ滑りに来てるって人も多そうです。
すぐ近くには致死量に達する有毒ガスが今でも出ています。
自分たちが今いる所はどういうところか?という最低限の知識は
せめて叩き込んでから訪れて欲しいと思う今日この頃です…。
パッケージツアーの観光客なんかは何でもカンでも他人任せで
ろくにテメーでは下調べも何もしなかったりしますからね。
ま、それがイヤだからそうしたツアーに参加してるんだろうけど。
また、ドライブでもこの一帯に訪れる人も多いとは思うんですが、
恐らく、そのような知識は持ち合わせていないような気がします。
興味の有無とかでなく、「一般常識」として持つべきです。
いざ今回のような事になったら避難しようがないとは思いますが、
予備知識ナシとアリでは、きっと雲泥の差が生じます、ええ。
しかし、気象庁のホームページも非常に解り難いのなんのって。
本気で教える気や伝える気があんのか?ってなショボさです。
そりゃそうです、何が起こっても「天災だから」って理由1つで
誰も責任被ることないんだもの。いくらでも手抜き放題です。
スキー客が死んだところでこの人たち、痛くも痒くもないから。
結局のところ、全ては自己責任論で終わっちゃうんだろうなぁ。
私も危険なところへ出かける機会がまだまだ多いのですが…
明日は我が身と思って、よりいっそう気を付けたいと思います。
ま、例え事故に遭遇しても全て自己責任だと割り切りますが。
さてさて。
大雪でワイワイ、噴火でワイワイやってる間にひっそりと…
結構とんでもない大地震がアラスカ沖で発生したようです(汗
さすがにコレと今回の噴火に因果関係なんて無いだろうけど、
なんかこういう災いって、連鎖しますよね…不思議と。
いや、実はどこかでいろんな事象がつながっているのかも!?
さらにこの後、デカいのがあったらしいですが、情報は不確かです(汗
津波の心配がありません!…となった途端、ガチ無視っぽいです(爆
アメリカ西海岸とか大丈夫なんでしょうか…家族や友人もいるので…。
そして、津波の心配は去っても、明日の大寒波の心配が残ります(汗
今回の南岸低気圧もそうですが、寒気団…いわゆる冬将軍、
さらに西からの季節風は、まさに「伊吹おろし」の定番ですね。
低気圧の動き次第では、ドカ雪になる可能性もあるのです。
因みに、私…我が愛車、ゴルフHLの納車日も大雪でした(涙
そしてその年の暮れも、再び伊吹おろしで豪雪を食らいました。
こうしてみると、見事に北西側から伊吹山を通ってますよね。
こんなんだから、伊吹おろしは東海地方で恐れられるのです。
伊吹山はある意味、とても興味深い地形になってます。
以前登頂した際の写真を改めてみると良くわかるのですが…
因みに、その昔…約12メートルの積雪を記録しました、1晩で(爆
このぶっちぎりの見通しの良さ、付近に巨大な琵琶湖の存在…
真冬に季節風が北西から吹いたら、たちまちドカ雪になります(汗
現時点では、先週の予報よりも寒気団が南下しないようなので、