本日は私の本業である、農作業で使用するウイングハローを修理してました。
このウイングハローは、代掻きと言う田んぼをとろとろにする機械でトラクターの後ろに付けて使用します。
修理内容は回転軸のベアリング交換とクラックの入ったカバーの溶接です。回転軸はどの作業機もやられます。まぁ、土や水を相手にしてるわけですからしかたないですね。
まず、ベアリングです。ベアリングはブラケットの中なので、軸の中心のゴムカバーを外し(破壊)ロックナットを緩め、ブラケットをプーリープーラーで外します。今回はベアリングがきれいに外れてくれました。(ひどい時はたまっころがレースから外れてアウターがブラケットにインナーが軸に残ってしまいます。こうなったらもう大変で、裏技使わないと外れません)後はブラケットからオイルシールとベアリングを外し新品をつけたら元に戻して回転軸は終了です。
次に、カバーの溶接です。ミグ溶接機でくっ付けていきます。順調に終わるかとおもいきや、変形していた部分が薄くなっていたみたいで穴があいてしまいました。一度あくとつぎつぎいってしまいます。溶接機の設定を変えて、冷ましながら肉盛りです。当て板するのも考えましたが、上向き溶接...きらいです。溶接部が冷めたら、ワイヤーブラシをかけて塗装をし、ここも終了。
最後に、ギアケースとチェーンケースのオイルを交換して各部の注油と点検をしました。今年も順調に使えそうです。
この機械、そろそろ買い換え時期が来ています。注文すれば農機具屋が喜んで持ってきてくれますが、ベルトを巻いたキジが二羽とんで行ってしまいます。もう少しがんばってもらおうと思います。
Posted at 2006/04/24 22:54:18 | |
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農業 | 日記