本日私が中学生の頃から飼っていました愛猫「にゃおにゃお」が他界しました。
18年生きました。人間にすると93歳くらいだったそうです。
良く寝て、良く食べて、よく寛いでいる猫でした。
恐らくアメリカンショートへアーと和猫のミックスだった子です。

人懐っこく、特に私には甘えたな猫でした。
思えば中学生の頃、自宅の庭に迷い込んで、もう死にそうなくらい弱っていました。

右前足は骨折して無理矢理くっついていた為、真っ直ぐつかず、左後足は他の野良猫にいじめられ、大怪我をしていたのを、最後を看取ってやる為、姉と母親が餌を与えたのが全ての始まりです。
その後、外で見守っていたのですが、その頃から人の足に耳を擦りつけマーキングする仕草に、母親が「雑菌が移ってはいけない」と思い、病院に連れて行きました。

その後はすっかり元気になりすくすく育ちました。
冬は私の足元で、夏場は私の枕元で寝るのが大好きな子でした。
避妊手術をした事もあって、プクプク太りだしました。
最大5kgにもなりました。

よくつまみ食いをするので、母親に怒られることもしばしば。
キャットフードとマグロの刺身、うどんが大好きな猫でした。
2月から急激に痩せ始め、何かおかしいと思っていたものの、病院では暴れだし、食欲も結構あったことから、あまり心配はしておりませんでした。
しかしながら先々週、にゃおにゃおの右頬が腫れ上がれ、これは一大事だと思っていた所、病院を徹底的に嫌がりました。
コレも彼女の意志かと思い、恐らく残された短い期間、食欲はあり結構食べるので、好きな物を好きなだけ食べさせてやろうと、家族で決め実行しておりました。
先週の土曜日、右の腫れが収まり事態は好転したかと思いました。
本日父親が出勤したのを見送った母親が、リビングに戻った際、大好きだったソファーの上で眠りについていたとの事。
昨日は水しか飲んでいなかったそうです。

この白いソファーが大好きでした。このソファーで、深く眠りについたそうです。
にゃおと一緒にどこか行ったり等の思い出は有りませんが、兎に角私に懐き、愛想振りまいていた猫でした。
スズメの死体を確保して、餌箱に置いていたなんて事もあり、エラく怒ってしまった事もありました。
猫の性で、仕留めた獲物をご主人に持ってくる習性の上の行動だったそうで、可哀相な事をしたな~と思います。
その後は、トカゲなんか持って帰ってきたので、怒りはしないようにしておりました。
本当、思い出らしい思い出はありませんが、大切なかけがえの無い愛猫でした。
17年間我が家に生息し、いつしか我が子の様に接しておりました。
猫で18年間生きると大往生と言われますが、やはりこの上なく悲しいです。
もう、生き物を飼う事は無いでしょう。
今夜は17年間私を癒してくれた愛猫に感謝し、悲しみに耽りたいと思います。
今までありがとうね。そしてゆっくりおやすみなさい。
ボクがそっちに行った時もよろしくね。にゃおちゃん。
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Posted at
2011/04/21 23:08:17