スズキの軽四って本当錆びやすいです。
事実私のリミテッド3号も飛び石傷からの錆が早く、閉口しております。
そんなスズキの軽四、私が居住している所では以下の様な状態のMCワゴンRをよく見ます。

リアのクオーター近辺が錆びる。
酷い状態だと、フレームやフロアまで錆が侵食し、最悪な場合は穴が開き車検が通らなくなると言う惨状まで。。
事故車とはいえ、折角錆が無い状態を選んで購入したリミテッド3号ですから、何かと対策をしなければなりません。
そこで、リミテッド3号の生みの親であるオートサービスクレアさんにタフコート施工を助言してもらい、居住地宮城県で行う事にしてもらいました。
施工して頂いた所は、宮城県の大手鈑金企業である
ファーストさんで施工してもらいました🎶
内容は以下に纏めましたので、ご覧ください(^^♪
(パーツレビュー)
・Dinol / タフコートジャパン タフコート
(整備手帳)
・タフコート施工(124,709㎞)
いや、安心感この上ないですねっ🎶
これで錆びに戦々恐々とする必要は無くなりました🎶
そしてこの時代車に借りたムーブにセンセーショナルを受けましたのでご紹介。
多画像と長文になりますのでご注意をw

LA150と言う型ですね。L150の時代なら結構知っていたのですがww
しかしムーブももう6代目ですか。そら歳もとりますな。私も。。。
この車両は2015年7月に登録されているクルマだそうで、グレードはL
色はシルキーブルーパールと言うそうで、何とパールが配色されているのですね。
結構良い色だなぁと思います。

リアです。何かムーブって今までスッキリしたリアスタイルだったと思いますが、今回は結構ゴツゴツしたデザインとなりましたなww

ドアノブですが、このタイプって本当使いやすいですねっ🎶
私はベソシ乗り出してからずっとこのタイプのドアノブですが、それが軽四にも導入されているってのが驚きです。
しかもココだけシルバーが配色されています。何か洒落てますねっ🎶

これはムーヴの、と言うかダイハツの伝統でドアが車体に対して直角まで開くと言う。
中々使う事が無いシーンかもしれませんが、こういう拘りを今でも続けているのはダイハツらしくイイ所だなぁと思います♪

逆に残念なのがリアのハッチ。
コレ、前のモデルまでは横開きが選べたのですが、今回のLA150型はこの形しか選べなくなったそうで。
横開きの方が便利だしムーブらしいと思ったのですがねぇ~

エンジンはKF-VEですね。
ダイハツと言えば四気筒ターボのJBエンジンが最大の魅力だったのですが、いまは殆どKFエンジン使っているみたいです。
しかし175型ムーブからずっと同じエンジン使っているのか・・・
音はノイジー。車内へも結構色気無い高音系の音が聞こえてきます。
でも、K6Aよりは音も静か。また低速トルクもそれなりに実感出来る良いエンジンだと思います。
高速でも非力さは感じる事は全く無く、燃費も街乗りと高速多用しましたが実測20㎞/Lを越えました。これはミッションの恩恵もあると思うのですが。

内装です。
ちょっと前までの流行りである、至る所に小物入れって言う状態では無くなり、必要な所に小物入れがある感じです。デザインは中々イイ感じです。
スッキリ感があって、清潔なイメージが先行しますね♪
しかし樹脂の質感は年々下がっていく感じです。
手で触って残念に感じる所が非常に多かったです。ダッシュボード付近からエンジンのアイドリングと同調して音が鳴る事も有りました。
思えばMC21Sの内装って、相当質感高いなと。。
あの頃の世代の軽自動車内装はかなり質感高かった。。ムーブだとL900とか。
ま、メーカーとして軽自動車に内装質感語っても仕方ないって所なんでしょうか。

シートです。フロント。
デザインはイイですねっ!!また配色も良い感じ。やたら濃くない感じのベージュが凄くイイ印象です。
メーカーはシートのフィット性を高め、ステアリングとドライバーの距離を見直しとの事ですが、全然しっくりきません。
これはシートアレンジが調整出来ないLグレードだからかもしれませんが、座面は固く、スタンダードな状態だと少し座点が高い。
背面の形はそれなりに良く出来ていると思いますが、深く座ろうとしてもそうそうフィット感があるとは思えず、やはり高速走行では全く恩恵を感じません。
でもコレは私自身の体形にあると思いますww
後はアームレスト。昔からのムーブと一緒。硬いっ!!
小物入れとしての併用ですから仕方ないのですが、アームレストとして使うにはほぼ不可能だと。

リアシートなんてこんな感じ。
まぁ、軽自動車にリアシートの快適を追求するならこのタイプ選ぶなって事なんでしょうね。
試しはしませんでしたが、リアのスライドしたりする機構を持っているのですから、もう少しリアシートを考えてほしい所です。
でもスライド機構なんて付けていたら、そんなに拘る事出来ないのかな?予算上。。

しかし室内は本当に広いっ!!
これ、ワザとフロントシートを最大まで後ろに下げているのですが、これでも広々と使えますっ!!

明るい外装色なら仕方ないのでしょうが、こういうのはあんまり好きでありません。。
MCワゴンRなんて、全部黒ゴムで覆ったりしているのでこういう部分が全く無いのです。
しかし最近は普通車でもこう言う部分が多いので、仕方ないんでしょうけど。。

少し後ろの見切りが悪いです。
この小窓のせいでしょうか。この車両には付いていなかったのですが、ほとんどはバックモニターが付いているでしょうから、あんまり気にならないのかもしれませんね~。

ミッションですが、当然ながらCVTが搭載されています。
しかしこのCVT,凄いイイ出来ですっ!!
ほぼ新車と言うのも有るでしょうが、非の打ち所がないっ!!
昔のCVTなんて、加速してもエンジンが盛大に鳴るだけで全然速度が上がらなかったのですが、コレは本当凄いっ!!全然加速しますし、加速感に不自然な点が全く無い。一番厄介な減速時のマナーなんも素晴らしいっ!!
変な躓き感なんて全然感じません。いや、凄いミッションです。。
このLA150ムーブの一番の特筆点では無いかと思います。

驚いたのはウインカー。
これ、左ウインカー出すなら上へレバーを上げるんですが、BMWみたいにレバーが止まらずセンターまで返ってくるタイプです。
勿論、途中で止めたら3回だけ点灯する仕組みも♪
最初は使い辛いと思っていましたが、慣れると全然使いやすいっ!!

この車両にはスマートキーは搭載されていなかったのですが、その反面エンジンキーでエンジンを掛ける場合、セルのスタートの所まで一瞬キーを捻れば後はそのままエンジンが掛かってくれると言う仕組み。
これも好感が持てる仕組みですね♪大好きですww

あとこのワイパー、凄いですっ!!
物凄く静かっ!そして動きがスムーズっ!!
これは軽四とは思えない品質ですっ!!
軽四らしからぬ品質と言えば・・

メーターっ!!
いや、自発光式メーターですよっ!!私の大好物っ!!!!これは本当に見易いっ!!
唯一残念なのは、OFF時にもっとメーター意匠が見えない様にもっと意匠を暗く見える様にww
もっとグレードがイイとセンターにTFTディスプレイが付いているみたいですね♪

エコっぽい走りをしていると、メーター中央部が緑になります♪
こういうギミック、イイですね~♪
総じてこのLA150ムーブを評価すると
・走りの面では凄い進化っ!!エンジンとミッションのマッチング最高っ!
・ロードノイズも静か。聞こえるエンジン音がもう少し遮断されるなり音質が変わって欲しい。。
・ハンドリングに特筆するモノは無い。どっちかと言うと退屈なフィール。でも軽四にハンドリングどうこうは不要か。
・乗り心地は整地された路面では良いが、少しでも凹みや荒れた路面を走るとイチイチ拾うが、MCワゴンRの世代から比べると恐ろしく良くなっている。
・ボディ剛性は凄いっ!!リアなんて良く出来ている。
・ボディ剛性のせいなのか、内装のはめ込みが悪いのか、内装からギシアンが結構する。
・ハロゲンランプでも十分明るいっ!!
と、こんな所でしょうか。
しかしこのLA150を深く調べてみると、とにかく安いっ!!
このLが114万、そして上級グレードのXターボが約130万~140万円っ!!
Xになると本革ステアやシフトノブ、そしてフルオートエアコン等装備がお得感満載です。
これだけの装備をこの価格で販売できるって、凄い・・
カスタムも最上級は160万近くするみたいですが、これはこれで魅力あるでしょう。
でもこれだけ標準グレードと装備の差が無くなったら、普通グレードの方がお得感満載ですっ!!
そしてこのLA150ムーブで私が初めて体験した事が・・
アイドリングストップ(^^♪

私の廻りではこのアイドルストップを否定する声が多く、私も一度は体験したいと思っていました♪

アイドリングストップ中です♪
水温や駆動系が有る程度温まってから作動するみたいですね。
で、色々試してみました。
アイドルストップしてから再度エンジンが掛かる状況と言うと
・ブレーキを離す
・停車中強くブレーキを踏む
・シフトをPレンジやRレンジ等に入れる(Sレンジは除く)
・ステアリングを据え切りすると掛かる
・とりあえず3分以上はアイドリングストップしない
てな感じです。
気になった所は
・冷えている時にアイドルストップする場合、ミッションも冷えているので停車する寸前Nニュートラルに入る時の振動が大きい(アイドリングの回転数が大きい為)
・温まって来た時、まだ停車しきっていないのにアイドルストップが開始する(私ブレーキ停車する時、カックンとなるのが嫌でブレーキを緩めるんです。それの影響か?)
・住宅地で一時停止交差点に差し掛かる時、イチイチアイドルストップするのは不愉快w
・幹線道路で右折する時、アイドルストップするとちょっと不安ww

でも面白いですね♪
何かアイドルストップしていると、環境に良い気もしますしww
色々調べてみると、5秒以上のアイドルストップは有効だとの事ですから、使い方としては住宅地ではOFFにしておいて、幹線道路ではONにしておくのが良いのかなぁ~と。
このLA150型ムーブは私に色々教えてくれるポイントが多かったです。
軽四1代分の進化は高級車3代分の進化具合と言っても過言では無いと思います。いや、言い過ぎかな?ww
新しいモノに触れて旧き良いモノを肯定する、いわゆる温故知新と言うのが私のモットーですが、この軽自動車分野に関しては
新しいモノに勝るモノは無いっ!!
と思いますww
エエ。それでも大事にしますよ。リミテッド3号をww
タフコートやったばかりですからwwww