ブログを上げるのに数時間かかってますが、何とかやってみましょう。
先月ですね、7月29日、津波警報の鳴った日です。
ぼくらはカポレイの(オアフ島西側の新興住宅地)コスコで午後遅めのスナックとして、ホットドッグを食していました。そうすると店内のお客さん達の携帯電話から一斉に甲高いブザーが鳴り響きます。画面を見てみると津波注意報で、こう言う事はそんなに珍しい事ではなく、最近変更になったソーダ類、ペプシコーラからコカ・コーラへ。ぼくはコカ・コーラ派なので喜ばしい事と、氷を沢山入れていた所、再度、携帯電話が一斉に鳴り響きます。今度は津波 ”警報” に格上げされています。これも長年経験した事なのですが、ハワイ州がこの類の注意報・警報を発令する時、とても早とちりするきらいがあって、まあ、以前には大津波が到達して街が流されたと言う事例が幾つかあったので、理解出来ない事もないのですが、頭の中には、オオカミ系少年が頭に浮かびます。周りを見回すと誰1人として、ホットドッグを食べ終わるまで立ち去ろうとする人を見かけません。流石です。まずは食べてから。プライオリティ
コスコで食べる激安ホットドッグ。健康には良く無いでしょうが、これが実に美味しいんです。客寄せの為に価格設定しているので儲けは全く出ないそうです。我が国はコカコーラ対ペプシコーラだけではなく、ホットドッグ派とハンバーガー派にキッパリ分かれており、我が家はホットドッグ派です。亡父に昔聞いたら、ウチはおじいちゃんのサクラメント時代からホットドッグ派だったそうで、納得です。
コケコーラに変わった図。
その前はペプシ・コーラ。我が国ではこの、ペプシ派とコーク派の支持派討論は非常に強く、話題になります。その他にもロイヤルクラウン・コーラとか非常に少数派のコーラ飲料もあります。面白い事に、ぼくの育った米国東部は炭酸飲料の事をソーダ・ポップ、または単にポップと呼ぶのが普通で、それが西海岸に来るとソーダと呼びます。ありゃ不思議ですね。
ホットドッグを食べ終え、やっとコスコの駐車場から出ると交通渋滞です。まあこの近辺は、通常午後3時頃になると、島の西側に帰宅する通勤自動車で混むのが通常なので気にも止めないでいると、車の流れが殆ど動いてない上に、上り、下り、両方動きが無いことに気が付きます。逆方こに行けばどうでしょう、と舵を切れば走って5分でまた大渋滞。それを繰り返している間、歩道やら空き地を突っ走っていく四輪駆動車をチラホラ見かけるようになり、こりゃ只事じゃないと携帯電話で生中継になっていた地元のニュースチャンネルを見ると、津波があと3時間強で到達する ”可能性” があるそうで、島中、大混乱になっているのを始めて知りました。午後2時にはその警報が発令されていて、職場の人は一斉に直ぐ帰宅、高台に避難するようにと警報が出ていたので、この大渋滞も納得です。
幸い、コスコのあるカポレイから我が家に到達するのに、普通なら20分もかからないのですが、あの日だけは1時間半掛けて無事、戻ってきてニュウスに暫し釘付けです。ハワイ州の管理している港から一斉にすべての船舶が沖へ出る命令が出て、巨大客船から小さな漁船まで沖に向かう画像が中継されています。
夕方7時過ぎ、津波が最初に到達する時間の筈のカウアイ島(中国語で可愛島と書きます)の海の生中継を見ていると、殆ど変化が起こらず、そうしている内に日は暮れ、程なくオアフ島北側のハレイヴァで駐車場が水に浸かっていると言う報告を最後に、津波警報は解除され、津波注意報に格下げされ、日付は翌日に変わりました。
結局再度、警報の危険は到達しませんでしたが、矢張り備えに越した事はありません。幸いな事に我が家は海岸線から離れているだけでなく、標高が110メートルあるので津波の心配は無いのですが、発電所、空港など、万が一の際は被害をもろに被るので、物資の供給を殆ど遠い海の彼方の本土からに頼っている海の孤島は、流通経路の確保に神経質になるのも分かります。
空の便もかなりの数の米本土に引き返し、折り返しの便は欠航になり、アジアの便は全日空の羽田便だけが欠航となり、その機体は便再開しても乗務員繰りが難しかったのか、お客さん乗せず、羽田に回送便として帰って行ったのは4日後でした。
空の便が乱れると、駐機場が足りなくなり、長期の駐機になるとココ、滑走路端の空いている誘導路に留めるハメになります。コレは津波警報後、4日も泊まっていた日っぺり機。
とまあ、これが津波騒動の話でした。
あとは最近の画像、あれこれ。Webページは相変わらず通常操作に復帰していないので、本題のアップロード、もう暫しお待ちください。次はヴォルクワーゲンのカーマン・ギアのお話です。
津波警報で思い出すのが、以前、北朝鮮からミサイルが来る、と言う誤報をハワイ州政府が出して、大混乱になった事件。マンホールに子供を避難させる動画が世界中に配信されました。実はこのマンホールに子供を入れようとしている人、以前の同僚のギャレットくんなんです。人は誰でも一生のうち五分間有名になれるとアンディ・ウォーホルが言いましたが、ギャレットくん、これがそうだったみたいです。笑。
1981年頃、スバル・レオーネのキャタログ。どっか見覚えのある背景だな、と思っていたんですが。。。。
ここは、グアム空港にある、昔のコンチネンタル・エアー・マイクロネーシャ、通称エアー・マイクの本社・ターミナルでした。その後エアー・マイクはユナイテッド航空と統合され、この建物は現在でも現存します。
最近、全米で大きな話題になっている、日本から輸入される軽自動車。タコ焼きとタコスの移動販売車。日本から来た人が運営しているみたいです。盆ダンスの会場で見かけます。一つ、トッチっているいるのは、SHAVED ICEと書かれていますね。これ、よく米本土から来た人達らが犯す間違いで、本来ハワイなら SHAVE ICEと書きます。当然そのSHAVED ICEの方が過去形で正しいのですが、ここハワイは皆、崩れた、略語的な米語・英語を使うので、SHAVE ICEの方が正統派なのです。
夏に咲き乱れるレインボーシャワーツリー。6月頃から10月まで、強い貿易風で花吹雪状態になります。
今宵も盆ダンス。6月から8月終わりまで、ハワイでは毎週末各地の寺院で開かれます。でも盆ダンスの本来の意味を通り越して、若い子達がデートに行く格好の行事になりつつ、流れる曲も荻野目陽子の ”ダンシングなんとか” だったり、去年辺りからは星野源と言う人の、”恋ダンス” が流行っています。必ず出るのは、フクシマ・音頭” と言うテンポの速いハヤシ節で、どうやらハワイ島で昔々発案された曲が変化して現在のフクシマ音頭になっているそうで、日本では無い、ハワイ独特の曲だそうです。因みに本願寺の事を、ハワイでは ”ホングワンジ” と発音します。

Posted at 2025/08/10 06:11:03 | |
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