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2020年07月14日 イイね!

カイルーア サンダーバード ダッジ・コルトとグラント・イマハラくん

カイルーア サンダーバード ダッジ・コルトとグラント・イマハラくん








用事でカイルーア街を徘徊していたらまた、Tバード、尾灯の形状からして1965年式か、と遭遇。これでカイルーアで古いサンダーバードを三回目撃しています。



この時代のTバードは原則的に違う屋根の形状2種類とコンヴァーチブルで構成されていました。コンバーチブルは巨大なトランクの蓋が後ヒンジで電動で駆動される油圧ポムプで開き、同じ油圧シリンダで幌自体が展開収納される凝った仕組み、そう、あのフェアレーン・スカイライナーの格納式屋根の機構を持って来た仕組みでした。欠点は幌がトランクに格納されると荷物を入れる場所が殆ど無くなること、おまけにその巨大な後ヒンジのトランク蓋を開けないと荷物の出し入れができないので頗る不便。。。まあこんな車買って常に買い物荷物出し入れする様な人は居なかったと察しますが。。


勿論1991年配給の人気影視、Thelma & Louise の主人公役で活躍したのも1966年型Tバードでした。確かブラッド・ピットが初出演がこの影視だと聞きます。


この頃のフォードは月に人間が飛ぶ計画の最中だった事もあり、航空系の宣伝を取り入れていた様子です。でも吹飯物は機長さんと思しき四本帯の入った御人が天井に備えられた頭上確認装置を弄っている図。何が滑稽かって、誰が制帽を被り制服の上着を羽織ってヒコーキやら自動車の運転しますかって。。。ウチの会社では一応旅客便を飛ばす際、操縦室から出る際は制帽かぶらにゃイカンと言う規定がありましたが、長距離便なら扉が閉まれば即、楽な物に着替えていて、オマケに制服着用は常に組合から文句タラタラで知らない内に制服規定が変わって制帽とか帯の入った外套その物が廃止になっちゃいました。。。因みにサンダーバードの頭上確認装置、警告灯は左からシートベルト着用、4ウェイ・フラッシャー、扉閉じ忘れと燃料残量警告でした。どれも余り役に立たなかった?


70年代に入っても空飛ぶ夢は捨てられずか、丁度ジャンボジェットの時代に突入でパンナム仕様の747が盛んに宣伝に出て来ました。機首に貨物扉がある747ならこの写真の撮影も不可能ではないでしょうが、機首に貨物扉が装備された747が登場するのは数年後のハナシで、これは当然モックアップ。一応合成写真じゃないのが立派




此方はワシントン州エヴェレットの工場で多分生産初期の試作機を背後にした上手じゃない合成写真。ぼくは747の製造番号、3番と4番と言う形式認定試験にも使われた初期の機体に乗っていた時期があったので、多分背後の機体にも乗っていると思われます。。。。


サンダーバードは途中で性格がコロコロ変わり、一貫性に欠け人気を落とす時期がありました。ダウンサイズ中、提案されたデザインは過激すぎるとボツにされたのがこのカタチ。首を縦に振らなかったのは何を隠そうあのリー・アイアコッカ。皮肉な話でフォックス車台を使った寸詰まりの保守型サンダーバードが出た頃にはアイアコッカはフォードから首を切られてクライスラーに移っていた。。。


サンダーバードの心の迷いはずっと続き、ダウンサイズ中にも4扉の提案がありました。隣で不満げな表情の人は若きしキュー・キムくん。彼はその後、独創的なリンカン・マークVIIIなどを産み出します。


あの角ばったタウンカーもそろそろ話を丸めましょう、って感じが出て来た頃の案


GM派の自分が言うのもヘンですが、最近のリンカン、やっと目醒めたきらいがあり、最近遂行しているのが車両名称の変更。あのアルファベットと数字を交えた欧州車の真似を漸く辞めて、どんどん普通の名前に変えて言ってます。

これは以前MKTと言うリンカン車。(どうやらマークTと呼ばれたかったらしい)一応タウンカーの後釜として位置付けられ、リムジン・ハイヤーのリヴリー仕様、恥もなくタウンカーと呼ばれた、もありましたがお猿のお尻は真っ赤っかは廃止され現在はアヴィエータと呼ばれる車種に変わりました。


これはリンカンMKC (マークC?)所謂小型のフォード・エスケープの豪華版。クラムシェル型のテールゲートが珍しいですね。尾灯がテールゲートに付いているのでバンパに小さめの尾灯を残してあります。MKCもモデルチェンジして今はコーセアと言う名称になっています。そう、最近のリンカンの名称は皆、ヒコーキに関連していますね。


トランクやらテールゲートが開いている際尾灯の視認確保は確か欧州の規制で、記憶に残っているのがアストンマーチンのラゴンダ。トランクを開けると尾灯がもう1せっとぶら下がるのが地域によって用意されていました。(合衆国仕様は無し)


ラゴンダと言えばCピラーに燃料給油口が左右二つあり、計器盤のスイッチでいずれかの蓋を開けられます。でも別に燃料タンクが二つある訳では無く、ただ単に燃料補給の際、ガソリンスタンドでポンプの位置と給油口側を選ばなくて済むだけのハナシでして。。。これは初期型で後扉の窓が一体ではめ殺し、昔のGM、Aボデーと同じですね。室内空調は全てエヤコンに頼る按配でした。当然不具合のお陰で間も無く電動で後窓昇降機構が追加、後扉窓が二つに桟で分かれているのですぐ分かります。その空調は定番のGMハリソン・ラジエータ社製では無く多分、当時英国車のエヤコンを得意としていたフロリダ州はマイアミにあったCoolaire社製だと察します。


同じ英国車のジャギュア、ちょっと前まで燃料タンクは二つあり、給油口も二つ。燃料計は一つで計器盤のスイッチを押すと燃料計指示と使われる燃料タンクも切り替わる仕組み。これは尻下がりでトランク容量を保つ為に燃料タンクを薄い二つの鞍型に分けてみたと思います。当然英国人はルーカス製の冷蔵庫で生温いビーヤを飲むのでジャギュアの電装も同じく、燃料電磁ポンプはトランク内に二つあり熱に弱いですね。。まあ切替さえ出来ればどちらかに燃料入っていれば家には帰れるんですけど、燃料噴射型に以降すると供給する燃料量よりリターン側で帰ってくる燃料量が多いので、右から燃料を送って切替が故障して左側のタンクに戻ってくるとタンクの燃料が溢れてエライ事になったりします。。。


カイルーアにはヘンテコな自動車をたまに見かけます。これは懐かしい、インターナショナル・ハーヴェスタが作っていた本格派オフロード車のスカウト。インデイアナ州フォートウェインで作られてました。後期型には日産製過給機付きのジーゼルSD33を使ってました。坂上に住んでいたケトルキャンプ家が赤色で白いストライプを貼った最新型に乗っていて雪の中颯爽と登って行くのを見送るのまだ覚えてます。。


元祖フォードのF1ピックアップ・トラック。1950年前後か。。。。


今日の掘り出し物。1976年型ダッジ・コルトのステーションワゴン。31年間動いていないと言う。。。35万円。キャリフォーニア州。




冒頭写真は昨日、脳動脈瘤で亡くなったグラント・イマハラくん。ロボット技術に長けていて長年電影番組の人気者だったんですが、残念です。49歳の若さ。
Posted at 2020/07/15 05:37:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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