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2020年09月09日 イイね!

ウンケー・ウークイ、クラウン・ヴィック

ウンケー・ウークイ、クラウン・ヴィック

















先週、キャリフォーニア州ハイウェイパトロール隊所属の最後のフォード・クラウン・ヴィクトリア・ポリース・インターセプターが引退したと報道されました。



俗に呼ばれるCVP、業界ではP71と言われていた最後の伝統的、4扉型セダーンの警察車両。2011年の秋、最後の生産車両がデトロイトとトロント(キャナダ人は限りなくトロ〜ノと発音します)の中間にあるオンタリオ州・セイント・トーマス工場から出荷され、過激な業務で後、9年間もよくぞ働いたと思います。元を正せば1978年のフォード・LTDに初めて採用されたパンサー車台が源流で、我が国でフレームと車体が別々の構造を取った最後の車になっただけでは無く、的士用にも2002年からは車軸距離を114インチから121インチに少しだけ延長したのも加え、全米唯一の正統派リヴリー車として活躍してくれました。山の如くのうねり、谷の様な窪みを強行走破してもビクともしない構造、修理の容易性、徹底した耐久性の追求。素晴らしいHVAC装置、合衆国が以前得意としていたフルサイズ車の総結集だったと言えば褒めすぎでしょうか。シェヴォレイが伝説の警察用車両、9C1を辞めてからフォードを含め、業界は当時流行り始めた多目的車、所謂SUVに移行しますがその頃の技術ではセダーン型車に性能、使い勝手などが及ばず暗い時期が続きましたが、現在では中型SUV車が高速性能から耐久性まで遥かに技術が進んでほぼ、全面的に業務用として満足出来る域に達した模様で、総合的に考えれば広い車内、広大な搭載量、悪路制覇性、高速性能を備えた現代のSUVを見ると、古典的なセダーン型警察車両が復活する事はまず無いと自分も考え方が変わりました。。それでも全米の風景から次第に去っていくクラウン・ヴィックの警察車両、一株の寂しさを感じる、自分中年であります。



ハワイも在宅命令が再発令され、旧盆最後のウンケーと言うのに特別な行事は全く行われず、さぞかしご先祖様は驚かれていた事か。我が家では雰囲気だけでも出そうとサンライズの玉寄さんにお寿司を握って貰い、自宅でいただくと、耳を澄ませば外からは道ジュネーの音が聞こえて来そうな。。。いや、あれは錯覚だったのか。。。



このシェヴォレイ・シルヴァラードの後窓に描かれたグラフィック。何か、大・山・工に見えませんか?実はコレ、最近流行っているブランドのロゴなんです。この人何故縦に貼ったのか知りませんが、本来なら横書きで HE>i と読みます。何か隠れた意味があるんすか?と長い間不思議に思っていたのですが、これは宗教、クリスチャンの人たちが直訳すると、”彼は自分より大きい”、と言うのだそうです。その彼とはイエス・キリスト様の事を指すそうで、イエス様は自分より偉大だ、と言う事を意味するそうで、オアフ島北海岸のハレイーヴァの街のある人が考案したロゴで、このステッカー、Tシャツ、などを売りまくってかなりの収益を上げているそうです。我が家は仏教なので、ほう、中々やるわい、と関心しました。。。


ここの所仕事が忙しく、書くネタは山程あるのですが、投稿サボっていて申し訳ありません。

今日の、知らなくても人生変わらない 知識。以前、1960年代から米国車は車内換気、HVAC技術の進化の事書きましたが、その一環で、1963年からのシェヴォレイ車、前窓下の換気口から扉内側のロッカーパネルに導風して常に乾かし内側からの腐食を防ぐと言う画期的な構造を取りました。これに目を付けたか付けなかったか、ヴォルヴォも同じ様な構造を取り防錆、耐久性を高らかに宣伝しましたが、実際にはこの換気口から入った落ち葉やゴミ、埃などが長期間蓄積され詰まり逆に水捌けがされず、ロッカーパネルが尽くサビ落ちた、と言うのはこの時期のシェヴォレイとヴォルヴォの共通点で、特に北欧でサビに強いヴォルヴォなど誰が言い出したかはしれませんが、140シリーズも初期の240シリーズもアルファ・ロメーオまでとは行きませんでしたが、錆腐食の進行の速さは今でも覚えています。。。




そのヴォルヴォも1971年型からフロースルー換気に改良され、我が国に入って来たステーションワゴン型は車体右側後方燃料補給口の上に黒い排気口が加えられ(何故右側だけなのか。。。)、それ以前は後測窓後部が前蝶番で開閉出来る構造でした。




スウェーデンと言えば何故か我が家とは長い間関わりがあり、ウチの親は960のステイションワゴンを長い間乗っていましたし、思い出は乳癌で亡くなった弊社の訓練所の監督のエリカ嬢は中年を越えてもバリバリのスウェーデンの血を引くオバさんで(失礼)以前務めていたブラニフ航空時代からの強者でして、ぼくより背のちっちゃな小柄の様相に対して、気の強さは空の男もたじろぐまあ、いい意味で言えば姉さん堅気で、母国の伝統に従ってトイレの上には王様か何かの肖像画をかけるのよと教えてくれました。いつも訓練所のシェヴォレイGヴァンを借りに行くと鍵はサンヴァイザーの上に置いておくからよ、でも貸してあげる代わりにまたジャギュアのパワーステアリング・フルイド頂戴ね、っと自慢のXJ40を労っていました。冬になると恒例のホリデイシーズンの郵政省のチャーター便が数週間つずき、ボクらの終点がシカーゴだったので、ウチのおばあちゃんフランシスの住んでいるのはシカーゴも北側のクラーク通りはスウェーデン人街なんだよ、ってエリカ嬢に言ったら、あり、チーズを買って来てと頼まれ、それが、ヴァスタボーッテンって覚えにくい名前のチーズで、名前を紙に書いてもらい、ノースクラーク通りの(戦犯、東京ローズのアイバさんがやっていた商店の近く)スウェーデンお惣菜屋に行くと、ありました、スペルはVästerbottenと書いて、スウェーデンの北の地域の名前らしいです。チーズ好きのボクはついでに自分の分も買い求め、次の日、運良く機長さんはこれまたスウェーデン人のホームランドさん(彼は鼻が曲がっていました。アラスカでブッシュパイロットしている時、ショート・スカイヴァンを悪天候中飛ばしていて”山が動いて”自分は衝突した際顔を計器盤に打つけた。。。)だったので、出発前、急遽、ライ麦で作ったクラッカー、油に漬けたニシン魚、それに買ってきたヴァスタボーテンでシカーゴからポートランドまで濃いめの珈琲と一緒に、にわかスウェーデン祭り。ああ、樂しかったなあ、あの頃は。





勿論、合成画像ですが、発想がカナリ卑猥だと。。。。



おっ、正規輸入車!


ハインツの新製品。マヨネイズとケチャップを合わせてその名もマヨチャップ。ケチャップとランチ・ドレッシングを合わせた方はクランチ。隔離生活を強要され続けるとロクな物を考え出さないと言う例。でも試してみたいわ。。。


ウンケーの、月夜に染まる、紅型よ。一句うってしもた。

Posted at 2020/09/10 16:50:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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