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JetBoyのブログ一覧

2018年04月29日 イイね!

アリゾナ月夜の砂漠

アリゾナ月夜の砂漠一昨日は満月でした。

砂漠で見る満月は素晴らしいです。印象に残っているのは。。。

キャリフォーニア州モハーヴィ砂漠、ゆっくり登る満月をモハーヴィ町の安宿から見下ろした。。今は亡き父と棒状アイスクリームをかじり心地よい初夏の熱風を感じながら。。。

サウジアラビアに通ってた時、イジプトから紅海を過ぎると目的地ジェッダに向けて降下を始めるんですけれど、4000メートルくらいまで降りると、上る湿度と同時に紅海の匂いが始まります。ジェッダの灯りが見え始める時ふと東の空を見れば真っ赤く大きな満月が砂漠から徐々に登ってくる。。。そして宿に着けば月明かりの道を同僚とシュワーマとその場で絞ってくれる果物ジュースを食べに出るのでした。

マーシャル諸島のマジューロで、時差ボケ故寝れず宿から出て浜辺を歩けば、昼間の余韻か、弱い貿易風で揺れる椰子の木の木陰が青白い砂浜にくっきり影を作りゆっくり揺れる波の間に。。。

映画 ”カサブランカ” の一場面。

ルノー署長がリックに聞きます。”なぜ砂漠なんかに来たのかね?”

リック曰く ”健康の為だよ、水がいいんだ、ここは”

ルノー署長 ”水? なんの水? ここは砂漠のど真ん中だよ”

リック ”そう、誰もその事、先に言ってくれなかったんだよな〜”



例の同僚が借りている工房主から伝言があり、ホンダの二輪、もう一台レストアしない?安く譲るよとの事で、見に行ってきました。



80年代に売っていたホンダ・パスポートC70、要するにホンダのスーパーカブです。ここで注意しなければならにのは、一時期ホンダ ・パスポートと言う名前はインディアナ州で作られていた、いすゞ・ロデオのホンダ 版に同名を使っていた事で、ホンダ ・パスポートと検索すると大概四輪のSUV車が該当します。本命のホンダ ・スーパーカブは80年代中盤で輸入が終わり、その後は全く合衆国にはきてません。

この1983年型、腐食が殆ど無くメッキもまだ再生できそうで部品も安く手に入るし、ぼくも以前カブに沢山乗っていたので欲しいんですが、書類が無い事、欠品がかなりある事、それと時間掛けてレストアしてもこ奴は市場相場が余り高く無いんですね。ダックスやらモンキーなら別の話何ですが。。

一応否定も肯定もしないで見るだけにしておきました。(驚いた事にタイヤにまだ空気が入っていた)

例の1955年型クライスラー・ニューヨーカーが場所作りの為、外へ引き出されていました。



1954年式のニューヨーカーはあの、俳優・富豪・実業家・記録挑戦のパイロット で有名だったハワード・ヒューズが自分で乗ってたと言われます。


当時彼は自家用車を数台保持していたそうですが、その頃既に航空機事故の怪我が原因とされる心の障害が始まってたとかで、彼はまずバイ菌や細菌を非常に恐れ、所持していた車両には全て巨大なる細菌除去装置を組み込み車内へは外気を導入しない為完全密封し、開く窓は運転席側だけで、同時期に所有していた1953年型のビュイックになると別系統の24V電気系統を持ち空気浄化装置やらエヤコン、はたまた航空機地上電源としても使えたとか。。。



彼の人生末期は想像を絶する非日常的な行動で、金に任せて窓外の景色が気に食わないのでそこにあったホテルを買い取ったり、次から次へとラスヴェイガスだけでもホテルを何軒買い取ったか。。。



ハワード・ヒューズはロスアンジェリース国際空港とお隣のマリーナ・デル・レイの間にある土地を買取、コルヴァー・シテイーと命名し、崖下の平地に長い滑走路を作り、そこの大工場で軍事産業に関わる航空機などを作っていました。そう昔では無い頃に滑走路はオフィス街・住宅地になりましたが、巨大な格納庫、当時の事務所棟などは未だ残っています。卵型の小型ヘリポクター、ヒューズ500ってのがありますよね、あれは最初、ここで開発され製造されました。

左がロスアンジェリース国際空港、右がマリーナ・デル・レイ。中央がヒューズ航空機の工場・滑走路跡。



そのハワード・ヒューズが作った世界最大の飛行艇、通称スプルース・グース。長い間ロスアンジェリースはロングビーチに展示されてあったんですが、ぼくの働いていた会社のカイチョーさんが突如、買う!と言い出し、ぼくはそのプロジェクトでちょっとお手伝いしてた事がありました。。。今でもオレゴン州の博物館に展示されています。





写真はプロジェクト・リーダーだったキャロル・ジャーネガン女史との記念写真。1993年。

Posted at 2018/05/02 03:14:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月27日 イイね!

ソノラン砂漠の夕陽

ソノラン砂漠の夕陽なんかのトヨタ車。
Posted at 2018/05/01 13:37:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月25日 イイね!

北米マツダとオールズモビル

北米マツダとオールズモビル 先週見たマツダ2・デミオは我が国では珍しく、四年間で僅か62,000台販売しただけで、その前のデミオも無かったですし、現行型のデミオも売る気配はなさそうで、北の隣人、キャナダでも同様の状態です。でも新工場があるメキヒコではちゃんとマツダ2・デミオのハッチバックを売っているだけでなく、4扉セダン型に小変更を加えて合衆国でトヨタ・ヤリスのセダンとして売っています。これは本来、トヨタの潰れた販売チャンネル、サイオンで売る予定だったのが、サイオン廃止になったので急遽、トヨタのバッジを付けて売り出した物です。同じヤリスでもハッチバック版を合衆国で買うとヴァレンシエンス工場から輸入してくるフランス車なんですから話はこんがります。因みに合衆国では全く売れていない日本で人気のあるCH -Rは土耳古🇹🇷製の輸入車です。。。。

マツダの合衆国での歴史はスバルやらホンダより浅く、1970年になって、地区限定でようやくルーチェ1500やら1971年からファミリア1200で商売を始めます。当然ヴァンケルエンジンも持ってきてさあ、行くぜ〜と意気込んだ所に第一次オイルショックが勃発します。その後ファミリアAP/323/GLCとRX-7が来るまで財政的に崖っぷちに立たされれ非常に辛い時期があったんですが、何を考えていたのか、1976年にマツダ・コスモが合衆国で発売されます。





煌びやかなこのコスモ、当時米国マツダの極めて貧弱な整備・販売網。比較的高い値段のお陰で全くと言って言い程売れませんでしたが、何故か姉貴がシカーゴで生活していた時、ヴェロアの内装に憧れて中古車屋から騙されて買わされたのがその、コスモ。翌日からエンジンは始動しない。壊れまくるで散々な目に会い、コスモではなく名前を "押すモ" と呼び、その後たまたま動いた日にデイーラーが開いていたので乗り付け下取りに出し、そこにあった、今度は ”動く” 自動車に乗って帰って来た経験がありました。その ”動いていた” 自動車がこれまた苦難のルノーR5なんですが、そのハナシはまた別の機会に。。



日本でも爆発的に売れたこのCDコスモ、ぼくの好きな日本車の一つです。何と言ってもカッコがええ。前後に伸び伸びとしたプロポーション。特に流れるような後ろ姿、窓の切り方、それにオールズモビル そっくりのバリカン状のラジエータグリル。いすずの117クーペに似た性格・車格と理解しています。派手な赤塗りもいいですが、地味な色も似合いますし、合衆国に来て白リボンタイヤ履かせてもなかなか素敵でした。残念な事にオペラ窓の付いたタイプLは合衆国には来ませんでしたが、コチラも後から取って付けた割にはバランスが取れていて、あの小さなオペラ窓が開閉できた、と言うのもよかですばい。

CDコスモが登場したのが確か1975年。オールズモビルにそっくりと言いましたが、カトラスの、あのバリカンの刃、滝の落ちるラジエータ・グリルが出たのは翌年、1976年なんです。おまけにカトラスの滝落グリルをデザインしたのは、マツダ・ミアータのデザインで有名なトム・マタノさんだったんです。



GMに入社早々、あの頃のカトラスは月に50,000台(月にですよ、年間じゃなくて。。。)売れる超人気車を、日本から来た未だ名も無い一人にマイナーチェンジのデザインを任せたんですから、マタノさんは余程優れた才能の持ち主だったんですね。。。。マタノさんの手がけたカトラスは大評判で、1977年、モデルチェンジ前の年なのに最高量産記録を更新して、632,742台が工場から出荷されました。

その翌年に第二次オイルショックが始まり、1ガロン55セントだったガソリンが1ドル55セントとほぼ三倍に値上がり、運よくGMはダウンサイズしたミッドサイズを発表したのでした。。。。(フルサイズは1977年から)。
Posted at 2018/04/26 04:32:58 | コメント(1) | トラックバック(4) | 日記
2018年04月23日 イイね!

シトロエン M35

シトロエン M35香港で主要な電気屋はブロードウェー社 (百老滙)とフォートレス社(豐澤)の二つで、値段は安くはないのですが、ここで買えば保証も通常に効くし、まあ、安心して家電品なんかを買えます。

ウチは近所にある超級市場がパークンショップと言い、フォートレス系なのでポイントカードを持っている都合で通常、大きな家電製品はフォートレスで買ってます。

数年前、家で電視(テレヴィ)を見ていたら、ブロードウェイのコマーシャルで、カーチェースの場面が写ったのですが、悪者は近年っぽい黒塗りのキャデラックのSUVとセダン、あとランドクルーザー(いずれも大陸人が好みそうな選択)んで、ヒロインは、目を疑いました、ナント70年代初期にシトロエンがごく僅か量産試作した、ロータリーエンジンを積んだM35!おまけに右ハンドル! (香港は原則的に右ハンドル車しか登録できません)



https://www.youtube.com/watch?v=SLHkGVzngpo

なんで、なんで??

当時お金が無くて青息吐息のシトロエンがアミ8の車台にシングルローターのヴァンケルエンジン積んで、ついでにGSもどきのプランジャーピストンで加圧する油圧ポンプ付けて、サスペンションと(多分)ブレーキをハイドロニューマチックにして、選ばれた顧客数百人だけに売ったと言う、幻のくるま。



それが47年後、何故香港の電気屋の宣伝に使われたのか?

巷に出回った車両達、本当はシトロエンの買い戻しの筈だったらしいんですが、多分、M78星雲にでも行っちゃったのかしら。。いや、M35星雲へ。

その幻の試作車が欧州のどこかで9台、束になって数年前売りに出てました。。。。


Posted at 2018/04/24 09:16:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月21日 イイね!

アリゾナのエル・カミーノ, イランのキャデラック, フェスティーヴァにルノーR5

アリゾナのエル・カミーノ, イランのキャデラック, フェスティーヴァにルノーR5今日、超級市場で見かけたシェヴォレイ・エル・カミーノ。

映画の ”ザ・メキシカン” でブラッド・ピットが得意満面で乗り回していましたね。

格子型グリルに角目四灯なので1982年型以降です。

久し振りに見ると、寸法の小ささに驚きます。


左はマツダ 2(合衆国ではたった4年しか売られていなかった、非常に珍しい)で幅が67インチ。右が旧型カローラで幅が69インチ。

エル・カミーノは72インチなんですが、凄く小さく見えます。


この型のエル・カミーノは宗教革命が勃発するまでイランでも生産されていたらしいんですが。。。。そうです、あのイラン製キャデラック・セヴィルを作っていたパース・コドロ社です。


宗教革命が起きるまで、イランは親米派として有名で、米国車の人気も高かったんだろうと思います。ぼくもハイスクールでイランから留学して来た友人が数人いました。革命で追放された王様のシャーは癌を患いながらも犬を連れて各国を逃げ回り、一時期落ち着いていたパナマで、革命派が奇襲をかけるとの情報で闇夜に紛れて危機一髪で逃げた際、チャーターしたDC−8機はぼくの元同僚、通称 ”スーパーデーヴ” 機長の操縦で、なぜかぼくが以前働いていた会社の機体だったのは偶然か。。。。結局行く先決まらず離陸して, 散々彷徨った後、着いた先はイジプトのカイロ。彼はその数ヶ月後に亡くなりました。。。

そのイランのパース・コドロ社。

イランとフランスは何故か仲が良いらしく、フランス車をノックダウンなんかで作っていましたけど、初期型のルノーR5、流石に機構的に古くなり、少し新しくなってP.K. セパンドII って名前で結構最近まで生産していたんですけど、コレ、外観は後期型のR5なんですが、正体は古いマツダ・フェスティーヴァを韓国で製造していた時の ”起亜・プライド” って奴なんすよね。。。。。
Posted at 2018/04/22 12:41:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「津波警報 盆ダンス et al. http://cvw.jp/b/1945280/48590822/
何シテル?   08/10 06:11
I'm JetBoy. Nice to meet you. 実家は西キャナダ、住むのは米ハワイ州オアフ島、家族は香港と日本の、日系アメリカ人です。多分...
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