リアディスクブレーキ化＃1

私のバーキンのリアドラムブレーキは、油圧ピストンが固着したり、それによってシールからオイルが漏れたりしており、その都度オーバーホールを実施していました。またドラムブレーキはご存知のように、ブレーキが利き始めるまでのストロークが長いため、ブレーキタッチは今三です。

そこで・・・構想１年、準備（部品製作＆キャリパー＆ディスク確保）半年、ジャッキアップした作業１か月）で、ようやくディスク化に成功しました。ディスクはAE86用リアでアマゾンで、キャリパーはシビック（FD1）用でヤフオクで購入＆Getしました。

まず、準備段階です。
キャリパー取付ブラケットは、剛性も考慮しながら試行錯誤で考えて形状を決定し、卓上ボール盤にXYテーブルを付けて、簡易フライス盤でこれも根気よくアルミ板を削っていきました。

コツコツと週末に作っていたので、３か月ぐらいかかってしまいましたが、ほぼ出来上がりました。

裏面のブラケットを２分割にして、アクスルホースに取付け、分離できないように前後に追加フランジを付けた構造です。
キャリパーのシールも交換しましたが、写真のデーターが所在不明のため、紹介できませんが、多くのサイトにシール交換を紹介されているので、そちらを参考にしてください。
あと、ブレーキラインはSWEGE　LINE製で、左が1200㎜、右が900ｍｍ及び、バンジョー等、
またサイドブレーキ用ケーブルはバイク用クラッチケーブルをアマゾンで購入！
これで準備終了です。

ようやくジャッキアップし、分解開始です。

86用ディスクのボルトピッチ径は114.3なので、バーキンと同じですが、ハブフランジ径が大きいため、ディスクを装着できませんでした。このため、ハブフランジを根気よくサンダーで削っていきました。この時のコツは、ハブフランジをぐるぐる回しながら、均等に削っていきました。（時間はかかりましたが・・）

準備段階でブレーキ周りを分解して、色々と寸法を測った上で、ブラケットを図面化して加工してきました。しかし、干渉部位が多く、結局、現物合わせと同じ状態で、多くの箇所を追加工して、ようやく組み込むことができました。