• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2019年05月25日

グランド・ツーリング in 中国・九州 Day1 丹後半島ダンシングロード

グランド・ツーリング in 中国・九州 Day1 丹後半島ダンシングロード
今年のゴールデンウィークは破竹の10連休。初日の土曜日は仕事の処理に追われてしまいましたが、交通予報を見ると思っていた程劣悪な渋滞は発生していないようでした。トラフィックが少なくなる夕方位に出発しようと考えていましたが、雨雲の動きとも相談した結果、日曜に日付が変わるタイミングで洗車と注油を済ませたXRとともに自宅を出発。Mobilでタンクにしこたまハイオクガソリンを補充し、東名高速道路を巡航速度で進行していきました。

ということで、今年のGWも例に漏れず西へ西へと進み、九州まで足を延ばすことにしました。と言ってもフェリーは取れず自走でしたので、道中寄り道しながらの報告記になりますが、どうかご容赦下さい(伏)。


01
01 posted by (C)per

02
02 posted by (C)per

03
03 posted by (C)per


Green Corridor - マキノ高原


暗闇に包まれた東名高速道路を進み、御殿場JCTで新東名へと流れる多くの車両を見送り、多少距離は長くなりますが東名高速道路の2車線を駆使して突き進みます。気温はグッと下がってきましたが、ウィンドブレーカーを着込んでいれば問題ないレベルであり、クルーズコントロールをここぞとばかりに活用。ウィンドスクリーンも一段高い位置に設定すれば、もはやバイクに乗っている事を忘れてしまう程の楽ちんさであり、その分疲れも溜まりにくく安全なライディングに繋がるので、一石二鳥と言えるでしょう。大型連休となれば四六時中トラフィックがだぶついている名神高速道路も、この日は比較的スムーズ。北陸自動車道の長浜ICまで快調に進行し、県道287号線へとシフトするのでありました。
明るさを取り戻した林間路を抜けると、マキノ高原のメタセコイア並木が目に飛び込んできます。全長2.4kmに及ぶ落葉樹の整列は圧巻であり、秋には目にも眩しい紅葉に彩られるようですが、春のみずみずしい新録カラーも悪くありません。こんな朝っぱらにも関わらず県外ナンバーの車が随所に見られ、グリーン・ビスタをファインダーに収め早々に次の目的地へと向かうことにしました。


04
04 posted by (C)per

05
05 posted by (C)per

06
06 posted by (C)per

07
07 posted by (C)per

08
08 posted by (C)per


鯖街道~エンゼルライン


国道303号線に復帰し暫く進むと、以前VFRで訪れた熊川宿が目に止まりました。若狭と京都を結ぶ旧鯖街道の宿場であり、平成の名水100選になる前川の水は非常にクリアで、目の保養になります。
雨雲レーダーと相談しながら鯖街道を邁進し、県道107号線エンゼルラインへとスイッチ。ハイオクガソリンを詰め込んだXRの強大なトラクションを武器に、大小様々な曲率で構成されたカーブの連続を穏やかなリズムで乗りこなしていきます。木々の間から見え隠れする若狭湾は複雑な形状を成しており、曇天の空と相まって険しい表情となっていました。行き止まり道路なので交通量はほぼゼロであり、荒れた路面からの入力をゆとりあるサスペンションでいなしながら、並列4気筒エンジンが奏でるエモーショナルビートに酔いしれます。ヒルトップからの景色はややファジーでしたが、往路・復路ともに大満足のコースであり、三方五湖の隠れた名道を知ることになりました。


09
09 posted by (C)per

10
10 posted by (C)per

11
11 posted by (C)per


寡黙な若狭湾


枯れ葉に足を取られないようダウンヒルを謳歌した後は、国道27号線・178号線と繋ぎ、小浜線とクロスラインを描きながら舟屋方面へ。観光名所が多いエリアであり、交通量が多くなってきたので、脇道に逸れ若狭湾を眺めながらブランチと洒落込みます(洒落てはいない)。
穏やかな表情を見せる若狭湾を眺めていると、随分と遠くへ来たのだなぁと思いましたが、九州まではまだ半分程度。慌てず急がず自由気ままに道を選んでいこうという事で、混雑する舟屋方面ではなく内陸側へとノーズを向けていきました。


12
12 posted by (C)per

13
13 posted by (C)per


丹後半島突入


巻層雲のもと、林間路へ突っ込んでいくわけですが、今思えば今回のGTで一際秀でた選択だったと思う程、 怒涛のライディング・プレジャーが続くことに。 府道53号線~丹後縦貫林道~府道75号線とあてどなく道を梯子したのですが、アグレッシブなターンアングルやライト・ターン&ショート・ストレートの中速ワインディング、更にはXRお得意のツアラーラインまで、丹後半島に網目状に敷かれたローカルラインは目を見張る快走路っぷりであり、ボルテージは否応なく上がり続けます。適当に選んだ道にしては美味しすぎるコースですが、ここから丹後半島の奥深さを如実に体験することになるとは思ってもいませんでした。


14
14 posted by (C)per

15
15 posted by (C)per


京丹後ランチ


ライディング・ハイに包まれながら等高線をなぞっていき、立て看板に誘われて、蕎麦屋天風へ。当初は別のお店に行くつもりでしたが、これもまたグランド・ツーリングの1つといって良いでしょう。古民家風の内外装はとても雰囲気があり、お値段はハッキリ言って高いですが、相応のクオリティで大変美味。ジューシーな地鶏や細切りの蕎麦、そしてトロトロの蕎麦湯まで完食し、お腹もしっかり満たされました。
小一時間ランチを楽しんだ後は、同席したおばちゃんに教えてもらった碇高原牧場へ。台地状の地形を利用した牧場には多くの牛やヤギが放牧されており、その広さは想像以上で驚きました。キャンプ場も併設されているので、機会があればここで泊まってみたいものです。



16
16 posted by (C)per

17
17 posted by (C)per

18
18 posted by (C)per


Dancing Road


丹後縦貫林道に復帰し、勾配が付けられたシャープな切り返しを疾走。森閑とした林間路はほぼ無人であり、林道とは名ばかりの筆舌に尽くしがたいロードレイアウトに、笑いが止まりません。泉のように湧きあがる高揚感に包まれながら走破し、国道178号線へと合流。今まで足を運ぶ事の少なかった丹後エリアですが、ある意味大反省であり、また訪れたいエリアに早々にブックマークとなりました。


19
19 posted by (C)per

20
20 posted by (C)per


山から海へ


エネルギーを補充したレーシングレッドのバイクとともに海岸線を進み、琴引浜へと足を運びます。ここでお風呂に入って何ならキャンプ場もあるので泊まろうかと思いましたが、GW2日目ゆえ大盛況の様子でしたので、駐車場から眺めるに留めます。その名の通り琴を弾いたような音を発する鳴き砂で有名であり、白砂青松の景勝地をファインダーに収めるのでありました。

感度の異なるカーブを抜けていき、県道665号線へスイッチすると、道の様子はガラッと変わり、断崖絶壁の上に敷かれたアグレッシブな雰囲気に包まれます。僅かに狭隘な個所がありますが、ストリーム形状の中低速ワインディングコースは絶巧のレイアウトを誇っており、荷物満載のツアラーバイクで壮観な舞台へと飛び込んでいきました。


21
21 posted by (C)per

22
22 posted by (C)per


リフレッシュタイム


窮屈な走行ラインをなぞった後は、国道482号線~県道704号線と繋いでいき、天女の里で温泉タイム。旅の汗を洗い流し気分爽快となった後は、花朝月夕の気候となった逢魔時の国道482号線を南下し、本日の幕営地へと突き進むのでありました。
ブログ一覧 | S1000XR | 日記
Posted at 2019/05/25 19:22:30

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

お誕生日すかいらーく系の場合
別手蘭太郎さん

✨僕と彼女と週末に✨
Team XC40 絆さん

今度は消化器内科へ
chishiruさん

🍹マツコの知らない世界で紹介され ...
ババロンさん

忘れちょったぁ〜😅
S4アンクルさん

ロードバイクメンテナンス
kakatoさん

この記事へのコメント

2019年5月26日 9:39
こんにちはー(^^)
今回は見慣れたところが沢山(笑)
九州目指されるなかで我が地元にも寄っていただいたんですね(^o^)
マキノ、すっかり観光地化してしまって、昔のいつ行ってもガラーンとしてた姿を思い出すことすら難しくなってしまいました…。
早朝、朝日が差し込むときの並木の影がこれまたキレイなのですが、そんな時間帯でも結構人いますし。。

熊川宿、こんな感じに上から撮れるようなとこありましたっけ( ; ゜Д゜)

僕もGW中は九州でしたので、また続きも楽しみにしています\(^^)/
コメントへの返答
2019年5月26日 10:32
Yukissさん

コメントありがとうございます。

若狭・京丹後はあまり足を運んでいませんでしたが、いやはや素晴らしい道だらけで、これまで訪れなかった事を大いに反省しております。

マキノ高原は私のような観光者が連休中ここぞとばかりにお邪魔させて頂きました(伏)

俯瞰の写真は、360°カメラを棒に付けて撮るという令和も真っ青のアナログ方式です。要は超長い自撮り棒ですね。

Yukissさんの九州ツーリングレポートも楽しく読まさせて頂きます!
2019年5月26日 12:29
こんにちは。

丹後半島、私もインプットしました!

グーグルマップを拡大して見ると、 確かに(^◇^) (^◇^) 的な道に溢れてますね。

GWに能登半島を走りましたが、今回のペリさんのブログを拝見していると(過去ブログもですが)、半島って走りの楽しさのエキスが凝縮された所が多いことに今更ながら気づかされました(^_^ゞ

今までは近場の内陸中心に走り回っていましたが、今後はそういう視点でコースの選択を妄想していく楽しみが増えました(^O^)/
コメントへの返答
2019年5月26日 18:32
cocoichiさん

コメントありがとうございます。

若狭湾に面するエリアは完全に盲点でした。私もまだ僅かしか走っていないので、また訪れたいと思います。

能登半島ツーリングお疲れ様でした。半島は比較的高低差が大きいので、多様な道が敷かれている印象がありますね。立地によっては交通量ほぼゼロですし。

プロフィール

「チーズ工房でアツアツピザを頂きました。弟子屈ではヒョウが降ったそうです。」
何シテル?   05/03 20:17
ペリです。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

いよいよもって羽田潜入 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/21 23:28:48

愛車一覧

BMW S1000XR BMW S1000XR
より遠くへ。よりアグレッシブに。
ホンダ CRF250L ホンダ CRF250L
CRF250Lに乗ることになりました。地図にない新たな旅路を刻んでいきます。
ホンダ VFR800 ホンダ VFR800
VFR800に乗る事になりました。旅が冒険になる、これから共に走っていきます。
BMW Z4 ロードスター BMW Z4 ロードスター
BMW Z4に乗ることになりました。 屋根が開く、それだけで幸せになれる車です。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation