掲載途中の北海道キャラバンは一休みして、もう一つの趣味についてのお話です。
これも昨年12月のネタですが、ラジカセが好きな仲間と池袋のパルコミュージアムで開催されていた「大ラジカセ展」に行ってきました。
特に最近はカブやキャンピングカーだけではなく、我が青春時代の「ラジカセ(ラジオとカセットテープの複合機)」がとてつもなく愛しくなってしまいました。丁度私が小学5年生頃、「アリス」のファンになり、友達と「アイス」と言うバンド(ただのグループですが)を結成し、アリスの曲の歌詞を替えて「替え歌」を作ったり、アリスの77年の武道館ライブをまねて、「アイス武道館ライブ」と言うテープを作ったりして遊んでいました。 中学生になった頃、初めて自分専用のラジカセを買ってもらい、FMからいろんな曲をテープに録音したりし、友達と交換したりして楽しんでいました。
この「大ラジカセ展」を監修されているのは松崎順一さんで、ラジカセをはじめとする昭和家電を集められている方です。 集めるだけではなく、修理やレストアを行い、30年以上経った今でも「現役」で動くラジカセを販売されたりもしている方です。
現在では音楽をパソコンや小型音楽プレイヤーで聞くのが主流ですが、昔はラジカセやステレオ(いわゆるコンポですね)聞くのが一般的であり、ラジカセは安価で誰でも所有できるアイテムとして広まっていました。 今では音楽を聴くのは車の中かイヤホンがほとんどで、家の中やアウトドアでは「空気を震わせて音を出す」なんて事は、滅多にしませんね。 その空気を震わせた音をダイレクトで耳で感じられるのが、ラジカセです。
さて、大ラジカセ展の中身ですが、いやいや物凄いコアな展示内容でしたね。 まず松崎さんのご挨拶からはじまり、70年中盤辺りのモノラルラジカセの展示の数々、すぐにあの頃にタイムスリップしてしまいます。
当時我が家には日立パディスコGF XO(TRK-5050)(参照:http://plaza.harmonix.ne.jp/~ita/8884/TRK5050.htm)があり、自転車のカゴに乗せていろんな音を拾って来たり、友達の家で音楽を聴いたりしていました。
70年代も後半になるとラジカセのステレオ化が進み、モノラルからステレオラジカセが主流になりました。 最初を小型から中型程度であったステレオラジカセは、大型化が進み今では考えられないくらいの大きなものがありました。
ラジカセはその発展途中で、テレビ画面やTVチューナー、レコードプレイヤー、キーボード、ダブルカセット、トリプルカセットなどを搭載し、大型で音質の優れているものや、小型で持ち運びの便利なキュートなデザインのものなどがありました。 これらのデザインはとてもユニークで優れており、今では見られないカッコいいものです。 それらが30年以上経った今ここで再会できるなんて!!!
ブログ一覧 |
ラジカセ | 日記
Posted at
2017/02/10 12:15:20