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個人的には夏休みを締めくくる番組だと、刷り込まれている24時間テレビ。
ウチの奥さんは、チャリティマラソンを、あんなにタレントに酷な状況を強いて、絶賛創出される感動って、もう紛い物にしか感じない。と言い、まるっきり見ようとしません。

感じ方は人それぞれだけど、昔は24時間ぶち抜きで生放送をやるという、キップの良さとチャリティというコンセプトで視聴者も食いついたんだろうけど、夏の初めにFNSの27時間テレビが始まって以来、対抗しているのか深夜枠のチャリティ色が薄くなり、すでにチャリティを取って付けてる感が否めないんじゃないかと、私は思うわけです。

そんなこと考えるのは非国民？とか思ってたら、案外そうでもないみたいで、特に出演者にギャラが出ることには、見ている側も何かしら引っかかるモンがあるみたいですね。
じゃぁ、ホントにノーギャラですけど、出てね。って言ったら、どのくらいのタレントが出演するんだろう。

なんだか、サブタイトルの「愛は地球を救う」というのも、すでにコンセプト負けしてるんじゃないのとか思うと、このごろの24時間テレビが、ちょっとおこがましくも感じられるのでした。

先週のモヤモヤが晴れぬまま、休暇を押しての出社。
ボスとは、直接的な話はできず、とりあえず引き継ぎのことだけ、チラリと話す。
同グループのメンバーの様子を見るに、どうも各位モヤモヤを抱えているようだけど、それぞれ視点が違うんだろうな。

そんなことを思いつつ帰ってみれば、sunnyはご機嫌。
職場の悩みを、我が子に話してみると、この頃フェイバリットな喃語の なう～ を連呼しながらコチラを見ています。

視点を変えればいいんじゃないの？覗く穴を変えれば、事象は違うカタチに見えるはず。
彼のイノセンスなまなざしは、私にそう諭してくれました。　そうかなぁ。そんなもんかな？と聞きなおすも、彼はそれ以上ハナシに興味がないらしく、オレなりの答えはくれてやったんだから、ミルクよこせとゴネはじめましたとさ。彼とはおおむね意見が合うようなので、思ってる方向でやってみます。

来週は1週間休暇を取ろうと思っていた矢先、朝一で開催された臨時ミーティングにて、私の直属のBOSSが退職する旨の連絡を受けました。
まったく予想だにしなかった事態で、愕然とするとともに、BOSS退職にあたり引き継ぎが発生する業務、今後の体制、自分が追い込まれていくであろうポジションを考えて、終日頭が混乱していました。

私のように、風任せに転職を繰り返す輩と異なり、生え抜きで20年以上勤務して、客観的に自社環境に最適化されてしまっている人物が、よもや退職を考えたことも、割と重職に就いている人をリリースできてしまう状況も、私にとって想定外のことで、こんな精神状態で呑気に休暇など取れるわけもなく、予定しているスケジュールに必要な日程以外の休暇をキャンセルして、週明け早々にBOSSとミーティングです。

卒業式というのは、社会人になると縁遠くなる式典ですが、環境が強制的に変化する節目に迎えるイベントとして記憶に永らく残る出来事ではないでしょうか。

実家のある町は、子供の数が減ってて、私の巣立った小学校は数年前から複式学級になっていると聞いています。もしかしたら、統廃合されてしまうかもしれません。
自分が巣立った学校が無くなってしまうというのは、悲しいので存続してほしいところです。

過去に幾度かTVで見たことがある、海の上に建つ小学校 が先月末で閉校になったニュースを見て、卒業してボチボチ四半世紀になる、私の地元の学校は、今はどんな感じなのかな？って思ってみたりした今日ですが、もう３月ですね～ 今年は今まで以上に月日の流れが早い早い！

今年卒業を迎える学生さんは、進学だったり就職だったり、新年度になれば、否応ナシに新しい生活と向き合うことになります。
だから、今の時期くらいは、これまでの生活に別れを惜しんでもいいと思います。
もう二度と戻れない「今」を慈しんでみる時間があるということも、とても貴重なことですね～

卒業といえば、今年は多くの学校で YELL が歌われるんじゃないかな。

サヨナラは 悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと 僕らをつなぐエール
ともに過ごした日々を 胸に抱いて 飛び立つよ 独りで未来の空へ

暫く前から放映されている某ドラマ。

ストーリーが若干アホらしいのですが （主人公が熟女マニアってどうなの） このご時勢にリストラをネタにしてるんですが、端々に「仕事とは？」みたいなテーマが出てきます。基本的には「仕事ってイヤなことしてお金貰うのが当たり前」みたいな。

当たり前って、言葉の受け取り方しだいなんでしょうけど、今時はどうなんでしょうか。生活の為にやりたくない事をやって収入を得ることが仕事なんだとすると、就職活動って働けるところを闇雲に探す行為で十分な気がします。だったら、志望の動機なんて聞くほうが野暮ってハナシなんですが、実際はやりたいことを探して、実現を目指して（遠かれ近かれ）希望を少しでも満たす職業に就くもんじゃないでしょうか。

年明けてから、就活でうろつく学生さんみたいな集団を頻繁に見かけますけど、就職できればドコでもいい！って思って活動しているんだったら、残念ですね～
そりゃ、今時の就職がナカナカ厳しいのは判っているつもりです。私も就職氷河期といわれた時分に活動してましたし、就職課の職員からは「就職したければジャンル問わずに受けろ！」と檄が飛んでおりました。

受験の次は就職かよ・・と（たいした努力もしてないのに）辟易していた私は、感触のよかった某企業に流されるままに入社しました。入社当時は、社会人とはガマンなのだ！と腹を括ったつもりだったんですが、仕事が好きになれずに退職してしまいました。
その後、やりたいことに近づきたい一心で、魑魅魍魎が蠢くIT業界に飛び込み、労働基準法なんてあっても無意味だと知り（爆）やりたいことも、やるべきことも、出来ることとは違うのだと知って、片手では足りない数の会社を飛び移りながら、やりたい仕事が出来る複数の企業から、ウチに来ませんか？といってもらえるようになったときに、振り返ると10年経ってました。

就活のときに、やりたいことを見出して食い下がっていたら、この10年が別の充実した期間になったのではないか、と思ったりしますが、今所属する企業に新卒で入った、生え抜き社員の大半が、スキルでもモチベーションでも転職組に押されている状況を見てると、七転八倒してきた経験は、ムダではなかったのだとも思います。

生きるために仕事をするということに、抗うことが出来る人なんて、世の中に居ません。仕事って日々の大部分を占める重要な行為です。少しでも活きる為の仕事じゃないと、生きることの結構な割合を損している気がします。

活きるために仕事をしている人にこそ、明日があるのだと私は思うのでした。