
めんどくさくなってきたのでまとめて書きます(汗)
まずおさらい的に・・・
自分が最近書いているのは一般人向け、競技系の方からすれば当たり前だったりレベルひくいはなしだったりもしますので、そう感じた方は気にせず我が道を進んでください。
そして最近わざわざ書いてるのはネット上などでの誤情報が多いため。
フラシーボとか食わず嫌いとか洗脳とか、そういった情報が多すぎます。
そしてそのせいで無駄金使っちゃったりとか・・・
多くない小遣いでヤリクリしてる人が多いはずですし、なるべくそうならないようにと書いてるつもりです。
気楽に楽しくカプチライフを過ごしていきましょう!
ではまずIC(インタークーラーの略)の話。
とりあえず純正位置での交換タイプは特別安い場合を除いては買うのはやめときましょう。
かなり効果薄いパーツです・・・
ICの効果は基本的に2つ。
熱くなった空気を冷やすのと圧損を減らすの2つです。
純正位置での交換の場合、冷やすための風は鼻先の小さい穴からしか入ってこず、
冷やす方の効果はほとんど得られません。
社外ICは圧損を減らす・・・ようは通りがいいように出来てるものが多いので、
タービン交換して風量が増えてたりすると、ある程度はその効果を体感できますが、
逆にノーマル車両に付けてしまうと元々圧損が気にならないレベルだったりするので、
純正ICよりも冷えないICに成り下がってしまう可能性すらあります。
もしどうしても付けたい場合は、FC用マツダスピードエアインテークとか最終型ワークスRのエアインテークとかインプレッサWRXstiのエアインテークを参考に、鼻先の穴拡大などを行いましょう。
そうすれば初めて本当のコアの効果を得られるようになります。
コアが前置きになるタイプなら良く冷えてくれるのでかなり解りやすい体感効果が得られます。
効果のほうはタービンやエキマニと違って、全域でトルクアップしたような感じ。
なんか排気量がちょっと上がった?みたいな効果です。
ノーマル状態であってもある程度体感できるレベルなので、いきなりこれを入れてしまってもいいかも。
これならECU交換なしでもいけますので面白いかも。
特に絶大な効果を得られるのがYS製。
ワークスR用C1キットに付いてくるコアと同じものを使用してまして、
顔がにやけてしまうほどの体感効果が得られます。
そしてつい最近モンスターから発売された
ハイフローインタークーラーType-2 カプチーノEA11/EA21R用
これ、出たばかりなので当然使ったことが無いのですが、かなり期待できます。
前のスズスポやARC辺りのはどちらかというと圧損を減らすの重視な感じで、
それを前に置くことで冷える効果を上げていた感じですが、
今回のは積極的に冷やす効果を上げてきてます。
なにせコア面積2.3倍!
これでもYSよりは若干小さいのですが、それでもこれなら間違いなく良く冷える!
こりゃ本気で良いもの作ってきた感じですね。
そして・・・
「前置きICにするとバイプ長くなるのでレスポンスが悪くなるから良くない・・・」
というゴミのような意見を未だに耳にします。
しかしその意見を言う人の大半、自分の知る範囲では100%の方が、
実は前置きICを使ったことが無いのにそう言ってるんです。
食わず嫌いってやつですね。
そういう方に対して
「まずは1度前置きICを使ってから言え!」
と言うことにしてます。
なぜならカプチで前置きIC、特にYSICかまだ推測ですが新モンスターIC辺りを入れた場合、
その絶大な効果のためレスポンス悪くなったのかが解らないから。
まぁ敏感な方なら解るらしいですが、絶大な効果の前には無視していいレベルだそうです。
自分の知る限り前置きICを入れて後悔したって人を見たことがありません。
一度でも使ってれば、まず「レスポンスが・・」などの文句を言うはずが無いのです。
つことでIC入れるなら前置きICがお勧めです。
次、オイルの話。
これはお勧めではなく、コレだけは使わないようにって感じ。
多分サーキットでカプチ走らせてる人ならかなり知ってる話ですが、
どうも一般ユーザーレベルだと未だに使ってる人が多いようなので書いておきます。
競技なんかでミニサーキットに出向いていると、必ずエンジンブローさせる方が出てきます。
まぁ管理が悪いなんてのもぼちぼちいるわけですが、
たとえばF100キットで油温は120度以下、排気温度900度以下、水温も余裕・・・
特にそこまでエンジンにとって悪い状況ではないのにエンジンブローしてしまう・・・
こういう例が結構あるのですが、その大半が同じオイルを使っていました。
それが
「カスロトール RS 4L缶入り」
多分70%以上がそれ使ってました。
また、CH内でも1人、サーキットには行ってなかったものの、
コレ使って結構ぶん回してたらしく、その後その話を聞いてオイル換えたのですが、
手遅れだったらしくやはりエンジンブローしてます。
たしかオイルポンプがだめになっちゃってたとか。
車屋用にドラム缶入りのカストロールRSがあるらしいのですが、
その仕入れ値は4L缶での売価よりも高いらしい・・・
こりゃなにか問題あるだろ・・・つかスペック考えたら安すぎだし怪しすぎ・・・
先日mintchichiさんとのお話?で聞いた感じだと、
カストロールの二輪用というか2スト用は評判が良いらしく、
そういうのもあって四輪でもカストロールを使ってる人がいるようです。
しかし、実際にカプチに4L缶RSを使うと高負荷走行ではかなりやばいのは間違いなさそうなので、
そういうのを目の前で何度もみてる自分としては、お勧めできませんと言っておきます。
最後に触媒の話。
「触媒を抜くと速くなる!」
良く聞く話ではありますが、
実はこれ、ある程度条件が整わないと速くなりません。
実際に自分自身がショックを受けた実話を・・・
ノーマルタービンノーマルエキマニのブーストアップ仕様のころの話。
自分はN2ECUセット+ブーストコントローラで1.1kにしてました。
で、中古で触媒アダプターを入手したので、
試しにそれを装着してゼロヨンタイムを計ってみると・・・
全くタイム上がってなかった・・・(涙)
触媒を抜くと排気効率?が良くなって、
そうするとタービンの回りが良くなって、
その分だけブーストが上がって速くなります。
ようはブーストアップ効果で速くなるんですね。
なんで最初から1.1kに設定された自分の車では全く効果がでなかったわけです。
音はうるさくなって、速くなった気だけはあったんですけどね。
フラシーボ効果というものを把握するイイ機会でもありました。
触媒を抜くのは、かりに車検に通ったとしても非合法であることに変わりないので、
そういうリスクを考えたら、まず先にブーストアップしてしまうことをお勧めします。
その方がただ触媒抜くよりは断然速くなりますしね。
その後タービン変えたりエキマニ換えて、さらに設定ブースト上げたりすると、
初めて本格的に触媒が邪魔になるときが来ると思いますが、
それまでの間は触媒付いてても全く問題ないはず・・・
むやみに触媒抜いたりせずに、まずはブーストアップからはじめてみましょう。
今回はこんなもんで・・・