てつりんＸ（改）のブログ一覧

補足です・・・












まずは「タービンの話」「タービンの話のつづき」。



画像見ると解ると思いますが、ＧＷ中にさらに２つのタービンを発掘しました。

（１）スズキスポーツ　日立　ＨＴ０７　Ａ／Ｒ１２改　Ｍ製ハイフロー（排気側穴サイズは未変更）
（２）スズキスポーツ　ＩＨＩ　ＲＨＢ３１ＦＷ
（３）ワゴンＲワイド純正　日立　ＨＴ０７

に加えて、

（４）Ｆ６ＡワークスＲ用純正ＲＨＢ３１
（５）Ｋ６ＡワークスＲ用純正ＨＴ０６（仮）

が増えました。なかなかのレアモノですが片方は完全ブロー済み、もう片方も怪しい・・・
まぁ資料用なので・・・
（５）が（仮）となっているのは出所が怪しすぎで本当に純正なのか怪しいため。
スズスポＨＴ０６と同サイズの可能性も・・・
しかし現状では比較出来る対象がないので確認できず・・・



せっかくなので、全てに指つっこんで比較してみました。
一緒にいた８２１さんとハムかぷさんもつっこんだので信憑性は高いかと・・・



（１）＞（５）＞＞＞＞＞＞＞（２）＞（４）＞＞＞＞＞（３）



こんな感じでしょうか？

（２）と（３）の比較について、こちらでの検証では、
ノーマルエキマニでは下は（２）の方が回りやすい（装着するエキマニ次第では目立たなくなるレベル）、
そしてブーストを上げていくと（３）の方が先に詰り現象が発生してしまう・・・
性能面では（２）と比べて美味しいところがないのが（３）という判断でして、
今回の指先での「Ａ／ＲのＡ」確認結果ともちゃんと合ってますね。

しかしネット情報では「上で（３）の方がいい」という意見が結構見られます。
実は（３）純正ＨＴ０７ではなく（１）スズスポＨＴ０７だった・・・とか十分にありえそうですが、
下で回りにくくなった分ドッカン的に回りだすので、そのドッカンな性格により上でよくなったと感じているだけ・・・
こんなフラシーボなインプレが多いのではないかと心配しているわけです。
可能ならフラシーボの影響が出難いタイム比較とかしほしいです。







つぎ、「エキマニの話」。

エキマニ効果の理解度が低かったようなので効果については書きましたが、
それ見てエキマニが欲しくなってきた人用に、
今度は品質のお話。

ビルが割れやすいってのはさすがに皆知ってると思います。
溶接ひどい・・・フランジも反っちゃってます・・・最悪排気漏れも。
そして高確率で割れます・・・
性能面では細くて扱いやすくていいんですけどね・・・

テクにかってとこで売ってるエキマニはビルのＯＥＭ・・・にしか見えないのですが、
店に問い合わせると
「ＯＥＭではありません。ビルは車検非対応ですがうちのは車検対応です。」
と言われたなんて話もあります。ビルも車検通るんだけどなぁ・・・
しかし品質とか見た目はビルと同じ・・・にもかかわらず値段がビルよりえらく高い・・・
「ステッカー１枚２万円」と言われるくらい高いです。

マキシム（じーこー）はビル同様古くからありますがコチラは高品質で丈夫です。
過去１件だけ割れたって話を聞いたことがあります。溶接剥がれが１件かな？
古いのにトラブル少ないです。
フランジの反りもなく高品質ですが、等長ではありません。
細いので大き目のタービンを下から回す方が得意かも。

後発なニューす、
品質的にはビルよりマシな分だけ高いって感じ。
やはりフランジ反ってます。
そして後発なのにすでに片手で数えられんレベルの割れ実績。
そろそろ割れやすいマニというレッテルを貼ってもいいかもしれません。
太いのでタービン交換済みの車だと効果が薄く感じられるかも。

ＭＧＭ（とそのＯＥＭ）、
これは出来いいですね。（試作品を見た感じ）
新しいので問題自体はまだ出てきてない感じですが、
出来からして心配することはなさそうです。
ただ太めなのでタービン交換車両だと効果薄な感じかも。


画像のエキマニはＹＳガレージのエキマニです。
ＥＡ２１Ｒに作られた中で最も古い・・・自分がＹＳで作ってもらった最初のエキマニですね。
自分が１～２年使用、その後お友達に渡って使用されてきましたが、
最近になってそのお友達がカプチを降りまして、
そしてまた自分のとこの戻ってきたもの・・・
１０年も前に作ったのですが、何のトラブルも無く使われてきました。
同時に作ったもう１本も未だ健在。
多少高くても良いものを買っておきたいですね。






「おすすめＥＣＵの話」・・・

おすすめ出来ないＥＣＵを上げてますが、
あともう１つ・・・ショップでセッティングしてもらうようなＥＣＵもおすすめ出来ません。

セッティング時に使用されたガソリンのオクタン価はどれくらいだったのでしょう？

ハイオクと呼ばれるガソリンのオクタン価はたしか９６以上。
「９６」ではなく「９６以上」でして、ガソリンの性質上かなりオクタン価が高いガソリンも売られています。
逆に、出先でガソリン入れたら急に調子が悪くなったなんて話もよく耳にするかと。
ＧＳで売られてるハイオクのオクタン価には大きな差があります。

偶然高いオクタン価のガソリンできっちりセッティング出したら、その後１年で３基エンジンブローさせたなんて話もあったりしまして、でもセッティング店任せなので本人は原因全く解ってないみたいな・・・
極端な例ではありますが、店ががんばりすぎるとこういうこともありえます。
逆に安全マージン大目にとったら最悪Ｎ２とかの吊るし以下になります・・・意味無しですよね。
店でセッティング出すなら常にレースガス入れるてオクタン価安定させるくらいはしておきましょう。






最後に「オイルの話」。

ＲＳは１２０度程度まで温度が上がると一気にトラブルが増えるようです。
なんで、普段普通に使ってるだけの人だとトラブル出無いかもしれません。

が・・・

たまに行うであろうちょっと高負荷走行・・・
サーキット走行とかもそうですが、実は高速道路も結構高負荷。
とくに若干制限速度をオーバーして巡航してしまうと、結構簡単に１２０度に到達します。
油温計付けて常に監視してればトラブルも回避できるとは思いますが、
油温計が付いてないのなら、安心できるオイルを使っておきましょう。






いろいろ書いてきましたが、所詮この情報もネット情報となるわけで・・・
どれを正しいと判断するかは読み手次第・・・
情報が正しいか判断できる程度の知識を身に着けてからイロイロいじることをお勧めします。