リアショック交換３　完工？編

さて、ようやく交換作業本番です

ショックの上側を緩めていきますが、この場では、寸止めにしておきます

ナットを取ってしまってもいいんですが、そうするとリアアクスルを下ろしすぎて、バネまでコロりんぱになってしまうのを防止するためです

次は、リアアクスルにジャッキをかけて、車体を上げていきます

リジッドラックをかけて安全を確保してからタイヤを外す


下側のボルト＆ナットのナットを緩める
これも１８ミリというレアなサイズ

ナットがとれたところで、ボルトに掛かっている荷重を逃がすところまでジャッキを下げますが、フロアジャッキだと調整しにくいので、パンタジャッキをハブにかけて微調整していきます

その後、上側のナットを外して

下側のボルトを抜きます

すると、ショックを取り外せると

取り外した１３万ｋｍ使用後の純正ショック

うれしすぎて、反対側まで外さないようにしたほうが良いです

なぜなら、新品をくみ上げるときに、参考になるものがなくなってしまいます

実際、ゴムブッシュを逆につけていました

おきまりの新旧比較

縮側は多少減衰力が落ちているかな～

戻り側は明らかに戻りが遅い状態でした

新品を取り付けたら、下側のボルトを差し込んで、上側を手で仮に締めておきます

今回、ＫＹＢのＮＥＷ　ＳＲ　ＭＣに交換しましたが、ショックアブソーバーだけでなく、ゴムブッシュ、カラーなど、すべての部品が揃っていました

いったんジャッキを落としてボルトに荷重をかけたところで、ナットを取り付けますが、ここでゆるみ止めを塗布しておきます

一息ついたところでナットを仮締め

リアアクスルにかけていたフロアジャッキを上げて、リジッドラックを取り外し、
パンタジャッキをハブにかけてから、フロアジャッキを全下げします

これで１Ｇ状態を作り出して、下側、上側のナットを本締め

ちなみにトルクレンチはないので、ボルト径にあわせたテルクレンチです

タイヤを取り付けて、再びフロアジャッキで持ち上げてから、パンタジャッキを取り外し、タイヤを着地させます

その後、各場所の締め忘れを確認してからトリムを戻し完成です

５０ｋｍほど試運転しましたが、リアなので、それほど変化を感じられず

でも、１３万ｋｍ＆８年経過から新品になったわけですからきちんとした挙動にもどっているのでしょう

最後に、使用した工具たちです