クラッチオペレーチングシリンダー交換(漏れ)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
10月に入った辺りからクラッチの繋がるタイミングが奥になってきたなと思ってはいました。
クラッチ関係という事でクラッチO/Hが必要なら面倒だなーと考えながら、部品検索などをしていました。
症状的には滑り感は無く、クラッチ板が無くなってきたというよりはクラッチが切れてない感じだったので、
早くフルード漏れを疑えば良かったのですが、どこかのタイミングでクラッチマスターのリザーバーのMAXまでフルードが入っているのを確認した記憶があり、何か違和感があるな~程度でそのまま乗ってました。
そして、とうとう(というほどではありませんが)、会社帰りにクラッチの踏み応えがスカスカになり、とあえず帰宅しました。
明らかにおかしいので、クラッチマスターのリザーバーを確認すると空っぽでした。
リザーバーのMAXまでフルードが入っていたのを確認したのは…だいぶ前(症状が出る前)だったみたいです(笑)
オペレーチングシリンダーを確認すると見事に漏れていました。
2
ネットで部品注文…とも思いましたが、車を通勤にも使用しているので翌日に日産部販へ問い合わせ。
メーカー在庫でしたが朝一で注文したので午後に部品が入手出来ました。
余談ですが、オペレーチングシリンダーはオペレーティングシリンダー、レリーズシリンダーなどとも言われますが諸先輩方からオペレーチングシリンダーと教えられ、略してオペチンと呼んでいました。
日産の整備要領書にはオペレーティングシリンダーと記載されていますので、日産がどうこうと言うよりは昔からの呼び方なんだと思います。
オペレーティングシリンダーは略してオペシリらしく結局下ネタ(?)ですね(笑)
今回、在庫の状況によってはカップキット交換で行こうかとも思いましたが、幸い在庫があり、シリンダー内の状態も分からないのでシリンダーASSYでの交換にしました。
シリンダーASSYでも5000円強ですし交換も楽です。
ちなみに今回はカップキットも注文しましたので、取り外したシリンダーに組み込み保管したいと思います。
シリンダーASSYは30620-10V10→30620-10V20→30620→10V60と部品番号が変更になっています(条件なし)。
カップキットについては…
3
30622-J2025→30622-16E25に変更になっており、41129-U0201をセットで交換する事が条件になっているのですが…41129-U0201は画像右奥の単なるブリーダープラグのキャップで正直有っても無くても…な部品です(笑)
4
外したシリンダーです。
部品を受け取ったのが16時ぐらいだったのでその後の予定も有り、例によって写真は少ない為、交換作業については割愛させて頂きます。
5
新品のシリンダーです。
特段、作業的には大変な事はありませんが強いて言えば注意点はクラッチフルードはブレーキフルードですのでボディー等の塗装面に付着させない事と、各部ボルト類が固く締まっていますので、舐めないように慎重に作業をした方が良いと思います。
特にシリンダー本体の取り付けボルトはボックスレンチ、パイピングのフレアナットはフレアナットレンチ必須です。
シリンダーを交換したら、最後にエア抜きをして終わりですが、今回は奥様に手伝ってもらいました。
マニュアルで免許を取るのが常識の年代でクラッチが何かを知っているので助かりました(笑)
※クラッチマスターにもブリーダープラグが有り、エア抜きの際はまずクラッチマスターから抜かないと永遠にエアが抜けません。
作業終了後クラッチを踏み、かつてのフィーリングを確認。とりあえず一安心です。
(走行距離62347kmにて交換)
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