先日の
その① の続きです。
まずマカン、(後部座席)での印象
カイエンの弟分の位置づけのマカン
アウディQ5とほぼ同じシャシーだけど専門家曰く、
ポルシェブランドが仕上げると別物と定評のあるSUV
2L直4ターボ、237ps
SUVと言うのもあってサウンドは静かそのもの
ただ登りで踏み込むと国産車には無いいい音が入ってくる。
がドラマチックな演出は。。。。無いw
さすがSUV、室内空間はタップリ。。なのに剛性感に余裕がある印象でした
マカンは3種類のEGでこれはエントリーグレードでOP無しで600万台
これは安い! 安すぎるよ・・・( ̄◇ ̄;)
当然、今売れまくっていて納期も一年以上
このデザインと内装の豪華さや目新しさを考えると、ワタシはレクサスより絶対コチラを選びます。
なんてったってポルシェ!
しかしポルシェと言えどこれはSUV
スポーツカーじゃ無いんだからエントリグレードでOP付けて十分だと思います。
ただターボの外装は欲しいけどね(^^;)
次、カイエンハイブリッド(こちらも後部座席)
こちらはV6の3リッターS/C + ハイブリッド
330ps + 電気モーターの95psが加わる
こちらも後部座席からではあるが、さすがフルサイズだけあって室内は広々、そして後ろから見えるコンソールデザインを見ていると質感、高級感はさすがだな、と思わせる。
ナニよりびっくりしたのはEV走行のパワフルさ!
大人4人が乗って登りのロータリーを加速しながら上がっていくのには驚愕しました。
調べるとEV走行で125キロまで巡航可能だとか・・・・ すごいです
ちなみに同じような車重の600hだと少し踏むとすぐEG始動となるので
EVのみの走行はほとんど出来ないんです。
0-100値で見るとカイエン5.9秒、600h5.5秒と少しLSが速い
これは日独でのHV車に対する考え方、制御の問題なのかもしれません。
カタログ値ではEG、モーターとも600hが上回っています。
っていうか、だいたいね、日本車のカタログ値って
どうも上乗せしているように思えてしまうんですよねぇ
これはボクが実際体感してきた事なんですが
600hは445ps
E64の
6カブは367psでしたが6カブの体感加速や瞬発力はヤバかったですからね。
ボクスターGTSなんて330psぐらいですが、
背中に火が付いたんじゃないかって言うほどの体感です。
外車のカタログ値は控えめにしている。
これはワタシの勝手な確固たる思い込みです
あ、当然、パワーウエイトレシオとか、タイヤやトルクがどうこう・・は理解していますよ。
ワタシの過去30年の運転経験からの個人的な体感、でのオハナシです。
で、このカイエンハイブリッドですが試乗したえんぺらくんによるとブレーキが甘い、と言っていました。
普段、彼は911に乗っている、と言うのもありますが、
この車重+4人乗ればプアになってしまうんでしょうかね・・
ちなみに F=6 + R=4 pod のクソでかいブレーキが付いています(^^;)
そしていよいよ、ワタシの選んだ
991カレラS マルティニレーシングエディションの試乗です。
こちらは去年発売された80台の限定車でかなりレア・・・・
でも基本的にカレラS+エアロなのでなんちゃって仕様も簡単に出来てしまうような気もしますが・・・
3.8L 400ps PDKのスポクロ、スポエグ他OP多数のモデルです。
実は991カレラSは以前一度乗ったことはあるのですが、あまりよくわかりませんでした。
と、いうのもボクはお友達のクルマでは基本的に踏みません。ナニかあったら大変ですからね。
しかし、試乗の場合は自分のクルマのように踏みます。(≧∇≦)
今回の試乗コースは約15分程度の高速と中速コーナーがあり、行き=スタッフ 帰り=客 と言う設定だったんです。
で、この991の試乗、上記の二車に乗っていることもあり往復30分程
ワタシが乗ることになりました。
なんせ400ps、0-100 4.1秒の300キロマシンと言う先入観もあり
エンジンをかけた時から勇ましい雰囲気が伝わる
踏むと・・・、まぁとにかく速い!Σ( ̄□ ̄;)
PDKをマニュアル操作しパドルを積極的に使い引っ張り気味にドライブしてみました。
RRを感じる後ろからグイグイ押されるような感覚で上り坂を駆け上がっていく
高速降り口でタイトコーナー、入口でらせん状のカーブがあり、低速ギアでトルクをかけ
旋回Gをかけながら回ると、極太タイヤがしっかりと路面をとらえている感覚でまだまだ余裕タップリな雰囲気。
遠慮なくガンガン走る試乗ですww 周りから見るとこのカラーリングとサウンドで
ワークスマシン??ペースカー??みたいに見えていたのではないでしょうか(笑)
終始ポルシェサウンドに酔いながら笑顔! みたいな試乗でしたが・・・
今回は試乗コースも広くてとても走りやすく、またクルマの性能を試せるコースだったと思います
当然、ワタシは普段乗っているボクスターGTSと比べるワケなんですけどね。
助手席シルキーさん、後部座席にポルシェ社員での試乗ドライブ
帰りに
「あの・・・すごくいい車なんだけど自分のクルマの方が楽しいかも・・」
同乗のセールスに言ったんです。 すると・・・・
「わかります。 実はワタシも991は素晴らしいクルマだとは思いますが
個人的にボクスターのフィーリングが好きなんですよ。
あのミッドシップの感覚と軽快感はボクスター&ケイマンしかありませんね」
と言っていました。
セールスがこういう意見を言うとは意外でしたが・・・(^^;)
持論ですが決して911を批判するワケでも自分のクルマ最高!と言う
贔屓目の話でもありません。
純粋にどちらが好きか、と言う個人的な問題だと思うんです
世界中の熱烈なポルシェファンが支持する911
歴史と伝統の911、価格も倍の911なんですがね
たまたま運命の出会いで981ボクスターオーナーとなったワタシが改めて911に乗って見たら・・・
よりボクスターが素晴らしいクルマだという事がわかりました。
二人乗り軽量スポーツカー = ロードスターのボクスター
走る為に余計なモノを削ぎ落としたパッケージングとサイズ。
日常領域の全てにおいて軽快で人馬一体の感覚。
普通に街中を走るだけで楽しい、と思えるクルマ
そしてオープンならではの豪快に降り注ぐエグゾースト&バックファイヤに酔う。
サーキットへ持ち込んだり、パワー重視、ラップタイムを気にするなら911にはかなわない。
また911の所有感と言えば格別なのかもしれません。
でも日常を楽しく走る為のロードスターで言うところの答えは
最新のボクスターでは無いのか、と改めて実感したような気がします。
正直、歴代の所有車でこれほど運転が楽しい、と思えたクルマはありません
助手席の居心地は600h、トータルバランスを求めるならBMW、
そしてドライバーズカーとして運転を楽しむなら、やはり981は外せない選択だと思います。
「ボクスターに乗ると、いずれ911が欲しくなりますよ」
ポルシェセンター北大阪のセールス、Kさんが言っていました。
実はこのKさんとワタシ、981の商談見積を進め、まさに発注直前だったんですが
他店でGTS新車即納を購入する事になっちゃった、と言う思い出があります(^^;)
うーん・・・どちらかと言うとワタシは
ボクスタースパイダーが欲しいです(笑)
いやー、クルマに触れるって楽しいですねぇ・・・
クルマにナニを求めるかは、人それぞれいろいろな感覚があると思います。
今現在、仮にもう一台買う財力と駐車場があるなら・・・・
911では無く
LS600h を選びます(^^)
おまけ・・・・
今回ワタシ的に超目玉のおクルマは
これ・・・・・
去年発売し即完売となったポルシェ生誕50周年モデル
ポルシェ 911
50thアニバーサリーエディション です。
このモデルはRRなのに、4Sのワイドボディに、カレラSエンジンを搭載、
専用デザインの20インチホイール
内外装も特別仕様の50周年を飾るにふさわしい特別仕様車。
フォトギャラリーは
コチラ
まさしくドツボ!のクルマ(笑)
実は去年の台湾旅行直前にこのモデルの存在を知り、帰国したら注文する!と勢いづいてしまい、ハンコ持ってディーラーに行きました・・・・
が!「そんなモン即日完売でもうありませんよ」、と冷たく言われ
諦めきれずに近畿一円のディーラーに電話までしたんです。
ところが同様のお答えでした。
あの時もしこのMT車の在庫があったら・・・・・
これに乗っていた
かも しれませんね・・(^^;)