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雪影のブログ一覧

2017年10月14日 イイね!

スタッドレス新品を触り比べてみました。

整備手帳にアップしましたが、13年製未使用品のContinentalスタッドレスへの履き替えのため、いつものショップに行きました。

そこで、ハンコック(モデル名未確認)とダンロップ(WM01)の新品スタッドレスがあったので触らせてもらいました。

ハンコックと私のコンチネンタルは同じくらいの硬さ。
コンチネンタルは硬化が遅いという口コミが本当なら嬉しいな、と思いました。
全般的に、ヨーロピアンタイヤはシリカの配合率が高いので硬化が遅めの様です。
日本のメーカーは特許の関係でシリカ不使用であの手この手路線とか?最近はどうなんでしょう。

驚いたのは、ハンコックとダンロップを触り比べた時。

「なんじゃコリャあああ!?」

ダンロップは「超」がつくほどシットリなんですね、これが。

「すごく軟かいの?」というと、そういうのとも違う。
同じ力で爪を食い込ませた時の深さはあまり変わらない感じ。
でも、爪の周りのゴムが沈み込む範囲が、ダンロップの方がとても狭いんです。


Aが一般的なスタッドレスのコンパウンドを押したイメージ。
Bがダンロップのスタッドレスのコンパウンドを押したイメージ。

固体のゴムに"表面張力"というのがあるとすれば、AよりBの方が圧倒的に低い感じです。

これは、硬度計で測るような、硬さ・軟らかさという二元論では正確に表現できない要素だと思います。

で、Bのコンパウンドだと何が良いかと言うと、氷雪面のミクロの凹凸に対して追従性が上がるんですよね。水膜を拭う能力も、その後の氷とゴムとの接触面積を稼ぐ能力も上がる訳です。
そうなれば、必要以上にコンパウンドを軟らかくする必要も無くなって、耐久性や接地感を犠牲にしなくて済みます。

ダンロップのスタッドレスは、このコンパウンドになってから、固体状の混合物を廃止した、とのこと。
あと、「今のダンロップスタッドレスは、エコタイヤでない夏タイヤより転がり抵抗値は低くなってるよ。」と店長。

ブロックパターンを観察しましたが、ダンロップはサイプの切れ込みがブロック周囲だけ浅くされており、ブロック剛性を確保するためのきめ細かな工夫が面白かったです。
あと、ブロック間の"溝"の設計にも細部の拘りを感じました。他のメーカーによくある単純な並行幅ではなくて、雪柱効果や、離雪性、排水性などを向上させる狙いが随所に見られました。

ダンロップは、過去に酷評された時期もあったのですが、見えない所で随分進化してきた様で、今日コンパウンドを触ってみて驚いた、というお話でした。

ダンロップを買ってないにもかかわらず!
(;´∀`)アハハ〜
Posted at 2017/10/14 19:06:11 | コメント(0) | トラックバック(0)

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