それではここからは観閲行進、装備品展示と並行して行われた各種アトラクション等を紹介します。
第10戦車大隊の74式戦車による戦車体験搭乗です。
戦車に乗る機会はそうあるものではないので大人気でした。
こちらは弾薬庫横の施設部隊訓練場で行われた第10後方支援連隊の高機動車による体験搭乗です。
「体験」といいながら何気にかなり起伏のある路面です。
こちらも体験搭乗でのひとコマ。
施設科部隊の設置した応急の橋を渡っています。
今年の目玉(?)
プールの水を浄化して作ったお茶は本当にプールの水を浄化していました。
この浄水セット(逆浸透)は1時間当たり3.5トンの浄化能力を持っています。
このほか装備品展示の一環として災害派遣用器具の展示も行われました。
こちらはアトラクションではありませんがイラク復興支援と東チモール派遣の記念碑です。
灼熱の砂漠で、ジャングルで、そして銃弾が飛び交うかもしれない平和からかけ離れた場所での地道な作業の一つ一つが国際社会の中で日本の評価と信頼を獲得していき、その汗で勝ち取った国益によって私たち国民一人一人が恩恵を受けていることを忘れてはいけません。
観閲式終了後のグランドでは第10音楽隊の演奏と第10偵察隊のオートバイドリルが開催されていました。
大型トラックから勢いよく展開する第10偵察隊のオートバイ員
一方レンジャー資格をもった偵察隊員が建物からロープを使って降下を実施します。
第10偵察隊のオートバイドリル。
6台のオートバイの息のあった動きを披露してくれます。
2台のオートバイが1人の隊員の周囲を高速で回転します。
間違ってもオートバイの兄ちゃんに絡まれてるわけじゃありません(爆)
3台づつ、2隊に分けて中央の1人のまわりを回転します。
このとき横一列を崩さないために一番外側のオートバイは速度が速く、内側は逆に速度が遅い状態になります。
やはり偵察隊といえばオートバイによるジャンプです。
3台づつ、2隊に分かれて次々とジャンプを実施していきました。
最後はジャンプ台からジャンプしてそのまま前輪を接地せずにウイリー走行を披露します。
このような高度なオートバイ技術が有事の際にものをいいます。
新潟県中越地震では車両の入っていくことの出来ない土地にいち早く陸自のオートバイが投入され、大きな活躍を見せています。
陸上自衛隊の偵察隊に配備されているオートバイはホンダ製XLR250Rとカワサキ製KLX250を陸自仕様にしたものです。
オートバイは軽快な機動を活かして斥候に向いている反面、武装は自衛用の小銃程度で装甲ももっていないので威力偵察ができず、偵察部隊にオートバイを用いてるのは陸上自衛隊を含め世界の一部だけです。
平地が少なく山が多い日本という国土ゆえの運用ともいえますね。
その1へ/
その2へ/
その3へ/
その4へ/
その6へ
ブログ一覧 |
ミリタリーイベント | 日記
Posted at
2009/03/12 21:33:01