航空自衛隊御前崎分屯基地の帰りにここによってきました。
竜洋の袖浦公園です。

ここにはかって明野陸軍飛行学校天龍分教所がおかれていました。
写真には飛行場格納庫の一部と思われる構造物が並んでいます。

このようにコンクリ製の壁のようなものが縦に2列並んでいます。
飛行場跡という予備知識がないと結構不気味ですね。

この2列の壁の中央付近に航空自衛隊で使われていたF-86F戦闘機が展示されています。
明野陸軍飛行学校といえば、大日本帝国陸軍の搭乗員教育や戦技教育を行う為の機関でしたが、日支事変の拡大等のために搭乗員の育成が急務となり、入校生の増員が行われました。
これに対処する為、各地に分教所を設置しました。
天龍分教所は戦時中の昭和14年に工事が始められ、1600メートルの滑走路を2本設置されたようです。

F-86F戦闘機です。
元は浜松基地にて展示されていたようですね。
終戦後、明野飛行学校解散に伴い天龍分教所も廃止され、跡地に公園がつくられました。
それを記念して浜松基地より寄贈されたとのことでした。
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Posted at
2010/05/23 11:15:57