次は普通科教連導隊です。
普通科部隊とはいわゆる歩兵部隊で、実際の陸上戦闘ではメインになる部隊です。

まず最初は教導連隊本部です。

続いて第1中隊の89式装甲戦闘車が進入してきました。
35ミリ機関砲、79式重対戦車ミサイルを装備する世界トップクラスの重武装歩兵戦闘車として主に北海道の部隊に配備されています。

次は第2中隊です。
装備は軽装甲機動車で、毎年150両以上が調達されて全国の普通科部隊に大量に配備が進んでいます。
北海道の部隊を除いて陸自の普通科(歩兵)部隊は無装甲のトラック移動がメインの自動車化歩兵部隊でしたが、この軽装甲機動車の大量配備で高い機動性とある程度の装甲をもつ機械化歩兵部隊へ大きく変わっていっています。
武装はありませんが写真のように小銃を搭載することができ、他に機関銃、分隊支援火器、軽対戦車ミサイルを搭載することが可能です。

続いて第3中隊です。
装備は高機動車で中型トラックの後継として全国に配備が進んでいます。
普通科部隊の1個班(10名)を乗せる兵員輸送車ですがトラックの後継ということもあって物資の輸送や牽引などにも大活躍します。

次は第4中隊です。
装備は96式装輪装甲車で、軽装甲機動車、高機動車などと一緒にイラクのサマーワへ復興支援活動に参加したことは記憶に新しいですね。
陸上自衛隊初のタイヤ駆動式の装甲兵員輸送車で武装は写真のように40ミリ擲弾または12.7ミリ50口径機関銃を搭載します。

次は重迫撃砲中隊です。
重迫牽引車に牽引されているのは120ミリ重迫撃砲RTで、普通科部隊最大の火力を誇ります。

普通科教導連隊最後は対戦車中隊です。
装備は79式重対戦車ミサイルで、上陸用の舟艇や戦車を破壊する大きな威力をもっています。
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Posted at
2008/07/22 00:33:58