
ヤフーニュースにこんな記事が載ってました(既に2日も前の記事ですが、ネットの掲示板みてて知りました・・・)
横須賀に来ている原子力空母”ニミッツ”の乗組員がボランティアで記念館”三笠”のペンキ塗りを行ったそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090825-00000017-kana-l14
これは大変ありがたいですね。
これをシーマンシップ(?)というのでしょうか。
”ニミッツ”といえばもちろん元太平洋艦隊司令官ニミッツの名前からとった艦の名前ですが、ニミッツ司令官は太平洋での日米戦争ではわが国と戦っています。
日本は”敵”なのですが、その”敵”に対して敬意をもって戦ったと聞いています。
戦後は横須賀にある記念艦”三笠”が敗戦の混乱で荒廃したことに嘆いて復興に尽力をされといいます。
戦艦”三笠”は世界の流れを変えた大海戦「日本海海戦」の連合艦隊旗艦として世界中に知られ、記念館となってからは世界的な遺産になったといえます。
それが朽ち果て、艤装は盗難にあい、ダンスホールのようになってしまったことは悲劇ですが、それをかっての”敵”の司令官が復興に尽力をつくされたというのはすごいことですね。
そのニミッツ司令官の意思を空母”ニミッツ”の乗組員もうけついでいたんですね。
ちなみに世界的な記念館”三笠”ですが、(財)三笠保存会が維持管理を行っています。
こんなにも貴重なものなのに国が直接やってるわけじゃないんですよ・・・・
Posted at 2009/08/27 23:05:17 | |
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艦船 | 日記