さて、以上で横須賀サマーフェスタとネイビーフレンドシップデーの様子は終わりですが、せっかく横須賀に来たのですからヴェルニー公園から見える艦艇もチェックしたいですよね。

米軍横須賀海軍施設のバースにはDDG-56”ジョン・S・マッケーン”(満載排水量8950トン)が停泊していました。
”ジョン・S・マッケーン”は”カーチス・ウイルバー”と同じくアーレイバーク級フライトⅠ型ミサイル駆逐艦の6番艦で、ミサイル防衛(MD)対応艦艇となっています。
その奥に大型の艦艇が満艦飾を実施していますが、こちらはLCC-19揚陸指揮艦”ブルーリッジ”
(満載排水量19648トン)です。
任務部隊である第7艦隊の旗艦で、今回のネイビーフレンドシップデーでは一般公開がされていたようです。

米軍側バースに停泊していた米沿岸警備隊のアイランド級110フィート型カッター(警備艇)WPB-1337”アサティグ”です。
満載排水量168トンの小型カッターですが、25ミリ機関砲を搭載しています。
沿岸警備隊のホムペをみるとグアムに配備されていることになっていますが、何故横須賀に・・・?

横須賀のシンボル(?)、宿泊船APL-40です。
非自走式としてエンジンをなくし、全て宿泊施設にすることでおよそ1000名の宿泊が可能です。
宿泊船とは艦艇が修理中の際に乗員が宿泊する船です

手前のイージス艦は先ほどまで一般公開をしていたDDG-54”カーチス・ウイルバー”でしょうか?
既に係留されていますが、乗員が作業をしています。
それにしてもなんという長さのクレーンでしょう・・・
奥はDDG-56"ジョン・S・マッケーン"です。

先ほどまで展示を実施していた潜水艦”たかしお”がヴェルニー公園の前を航行します。
潜水艦のこのような航行はあまり見る機会がなさそうですから貴重ですね。
支援船を迎えるために乗員が艦外に出ています。

支援船のYT-83”曳船83号”(基準排水量50トン)が潜水艦”たかしお”の係留支援を行います。
曳船83号はこのように艦船を押すプッシャーボートタイプの曳船です。
潜水艦がプッシャーボートに押されている光景ははじめて見ました。

潜水艦”たかしお”が第2潜水隊群のバースに係留され、曳船83号が離れていきます。
曳船83号は小型の船ですが、こうやって並ぶと”たかしお”(基準排水量2750トン)の巨大さがよくわかります。

潜水艦”たかしお”の係留支援を終えた曳船83号が横須賀基地に戻っていきます。
背後に見えるのは米海軍のミサイル駆逐艦”カーチス・ウイルバー”ですが、曳船83号のコンパクトさがわかります。

海上自衛隊基地側をみてみましょう。
砕氷艦AGB-5003”しらせ”(2代目)がたたずんでいます。
満載排水量22000トンだけあってボリューム満天です。

こちらは第2潜水隊群のバースです。
第2潜水隊群のエリアは米海軍側にあります。
”おやしお”型潜水艦が2隻並んでいますね。

夕暮れになってきました。
別の角度から第2潜水隊のバースをみてみましょう。
”おやしお”型潜水艦が夕日を浴びて美しい黄金色に染まっていました。

こちらは再び砕氷艦”しらせ”(2代目)です。
艦内の照明が非常に美しく夏の夜に浮かび上がっています。

同じく第2潜水隊群の夜景です。
夜に真っ黒な艦体はまさに海の忍者という感じがしますね。
以上、8月1日の横須賀の様子でした。
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Posted at 2009/08/18 23:30:03 | |
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