3月8日に愛知県春日井市にある春日井駐屯地に於いて駐屯地創立42周年記念行事が開催されました。
式典とともに駐屯地の一般開放も行われ、観閲式、模擬店、装備品展示、訓練展示などが実施されています。
その模様を写真てんこもりで容赦なく紹介します。
※ホントーはフォトギャラリーでやるべきなんでしょうけど、あれって個人的に好きじゃないのでブログ本編で・・・
写真がえらいことになっていますがお許しを。

式典がはじまりました。
整列した春日井駐屯地の隊員が受閲をまちます。

春日井駐屯地司令の第10後方支援連隊長が観閲を行います。

国旗入場、司令の式辞や来賓の挨拶の後にクライマックスとなる観閲行進が始まります。
観閲行進では第10音楽隊が観閲行進曲(祝典ギャロップ)を演奏します。
陸上自衛隊には中央音楽隊のほか方面隊音楽隊、師団・旅団隷下の音楽隊があります。
第10音楽隊は第10師団隷下の音楽隊で昭和34年に守山駐屯地に第10混成団音楽隊として編成され、組織改編を続けていき昭和50年に第10音楽隊として再編されました。

観閲行進の最初は第10後方支援連隊です。
その先頭は本部付隊。
第10後方支援連隊は第10師団の後方支援を行う部隊で、装備や車両の整備や補給、輸送、需品の確保、衛生活動などを行う兵站という極めて重要な任務を負っています。
どんなに高性能な戦車でも整備されていなかったり燃料がなければ動かない鉄の塊です。
兵站は戦闘で最も重要な項目の1つです。

続いて第1整備大隊本部付隊。
装備は1/2トントラックです。

同じく第1整備大隊本部付隊。
装備は3 1/2トン有蓋車です。

次は第1整備大隊火器車両整備中隊です。
装備は1/2トントラック。

続いて第1整備大隊本部付隊。
装備は重レッカです。
重レッカは物資の運搬や車両の牽引、整備などに用いる車両です。
主に高機動車以上の大型車両に対して支援を行います。

続いて第1整備大隊施設整備隊です。
装備は1/2トントラックです。
1/2トントラックは長い間三菱ジープをベースとしていましたが平成8年納入分からはパジェロをベースにした車両に更新されています。

こちらは補給隊です。
装備は3 1/2トン燃料補給車。
5100kgを搭載することが出来ます。

次は輸送です。
装備は1/2トントラック。

続いて7トントラックを積載してきたのは輸送隊の特大型セミトレーラけん引車および73式特大型セミトレーラです。
主に戦車などの大型重量車両を輸送する車両です。

次は衛生隊です。
装備は1 1/2トン救急車。
4基のストレッチャを積載することが可能です。

衛生隊の野外手術システムです。
4両の車両から構成され、野外での外科手術を行うことが出来ます。
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Posted at 2009/03/12 21:38:51 | |
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