
すっかり忘れていましたが、世界の艦船今月号、モウ発売されてました。
まだ読めていませんが今月号の特集は新中期防での建造計画です。
新中期防・新防衛大綱では潜水艦定数を増やすことなどがもりこまれていましたが、この中国への盛大な貢ぎ(3年間で1兆7500億円!)や子供手当てでばらまくお金はいっぱいあるのに、肝心の防衛費のほうはあいかわらずです。
まぁ現政権にとっては防衛なんてどうでもいいことなんでしょうけど。
でも中期防では護衛艦建造は5年間でわずかに3隻です。
このめたくそ広大な我が国の水域+シーレーン防衛なのに護衛艦建造はちっともすすみません。
それどころか老朽化して退役する護衛艦が続々増えていきます。
そこで耐用年数をふやせるような工事を護衛艦に行いますが、なんと肝心の武器システムやセンサなどは行いません。
つまり護衛艦は「武器」「指揮通信管制システム」「船」の三つからなりますが、そのうちの「船」しか耐用年数アップ工事はされません。
武装の近代化されないんですよ・・・・
しかも定員は増えません。
徹底的な効率化とはいっていますが、自衛隊ほど効率化をすすめてる組織ってそうないんじゃないでしょうか?
足を引っ張っているのは制度や法律であって、護衛艦の母港と所属護衛隊群をまったく別にして組み合わせるなんていうウルトラCな運用もおこなっています。
ですから・・・・
記事を書かれている元自衛艦隊司令官はかなり批判していますね。
まぁ当然なんですけど。
気になる記事は先日解役(海上自衛隊では用途廃止は「解役」というようです)されたYS-11でしょうか。
機体そのものはまだまだ十分飛行できるそうです。
でも航空法改正にあわせるための改修や補給部品の枯渇がネックのためにこのたびの解役なんだとか。
さみしいですね。
機体は部品取りのために自衛隊に渡されるようですよ。
Posted at 2011/02/28 01:04:31 | |
トラックバック(0) |
ミリタリー雑誌 | 日記