ちょっと前こんなニュースがありました↓。
聴覚障害者が居酒屋の予約を断られた ろうあ団体抗議に「店が悪いとは思えない」の声が
↑Yahoo!ニュースサイトより
このニュースを読んだ時、利用したいと思う聴覚障害者の気持ちもわかるけど、こういう場合の対応を出来るノウハウを店側は持ち合わせていないから、お断りさせていただきたいという店側の気持ちもわかるなあと私は思いました。ただ、この手のニュースになると、大概は店側が悪いという印象を持たれてしまうのですが、この度は↑の記事のように店側を理解する声もあったのはよかったと思います。この場合双方の理解が出来なかったのが原因なのかなと私は思いました。それと関係ないのかもしれないけど、相模原市で起きた障害者施設襲撃事件の影響もちょっとはあって、余計に店側が叩かれたのかもしれません。
その一方でこんなニュースもありました↓。
聴覚障害者に懇切接客 山形の居酒屋にネット共感
↑Yahoo!ニュースサイトより
この場合は店側が対応できたわけですが、対応できたからいい店、対応できない店は悪い店とは一概に言えないと思います。
話は変わって、今日の昼、神戸に昼食ドライブに行きました。利用したレストランは神戸に行くと必ず利用するレストランですが、今日そこで昼食を取っていると、店内で大きな声を出す人がいました。
その人はお酒を飲んで酔っ払っているわけではありません。知的障害者です。知的障害者の方がレストランを利用すると、こういうことはよくあるのですが、声を上げる度にお父さんと思われる人が、その人をなだめるなどして何とかおとなしくさせようとしていました。当然ながら、店内にいた他のお客さんからは声が出る度に注目されますし、中にはイヤそうな顔をしているお客さんもいました。
このレストランの場合は、事前予約の必要はないわけで、お父さんとしてはレストランでおいしいものを食べさせてあげようとう思って連れてきたわけですが、そう簡単にはいかないことも多々あります。幸いなことに店側がそのお客さんたちに注意をするようなことはなかったのですが、この光景を店側はどのように見ていたのかは気になりますね。
私の弟はこのように騒ぐわけではないけど、レストランやショッピングセンター、スーパーなどに連れて行くときは細心の注意を払います。それでも何らかのアクシデントが起きてしまうこともあります。
知的障害者に限らず、いろんな障害を抱えた人がレストランなどの施設を利用する場合は、店側にお願いしたいこともあるけど、店側に配慮しないといけない部分があると思います。双方がそれを理解していれば、利用に関するトラブルもちょっとは減るかなと思いますが、中々そういう風にならないのが現実なんですよねえ。
Posted at 2016/08/13 23:27:23 | |
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