パナソニックアラウーノのリモコン電池交換方法

結構多い水道屋(厳密には設備屋)の相談で、
「トイレのおしり洗浄がうまく動かない」というのが結構あります。
コンセントの電源は確認して、きちんと電気が来ているか確認しても動かない場合は、
リモコンの電池が原因のことが多い、第一、
そーやすやすと壊れるものじゃないです。
うちのはパナソニック製だが他も同じこと


軽く手前に引いたまま、上に持ち上げるとこのリモコンは外れる。


トイレで撮影するのは狭いので廊下に移動してリモコンを裏返して置き電池蓋を外しました。
(電池蓋は下向きにスライドで外せる)

この古い電池と新しい電池、同じ銘柄なんです。
(パナソニックネオマンガン、中国製)
この場合、新しい電池と古い電池が混ざってしまうと新しい電池の中に古い電池が入ってしまい液漏れの原因になるので、混ざらないようにしましょう。
古い電池を外してから、新しい電池のフィルムを外しました。

ここで注意、蓄電池は絶対使わないようにしましょう。
こういう用途はマンガンで1年持ってしまう上、蓄電池は1.2Vで電圧は低いので、
電圧が急に落ちると突然使えなくなってしまったり、また蓄電池が過放電で痛んで1回で使えなくなることもある。

この写真ではマンガンだが、万一古くなってしまって液漏れする前に電池の電圧が下がるから動作しにくくなり液漏れ前に電池異常に気付けるから、あえてマンガンを採用した。
洗浄動作時に「電池交換」警告が出ていたが、それでもしばらく「流す」「流す大」「洗浄」「ビデ」は問題なく動作した、マンガンなので切れる前にそういう予兆が出やすくて交換時期を逃さなくて済んだ。


現在時刻再設定してホルダーにセットで交換作業終了だ
(交換前は時刻設定が狂っていた)

ダメになった電池は1年以上使っていたのでこのままマンガンで運用することにしよう…
電池は有害物として市町村の回収や乾電池回収協力店に持ち込みましょう！(通称、電池供養)
「電池が勿体ない、資源の無駄」という人も居ますが、
きちんと回収させると資源として使われるし、有害物も回収されるから無駄じゃない。