詳しい説明はクリックして前回記事をご覧ください
B-30のアンプユニットや鍵盤ユニット等、電子部一式をしばらく倉庫に入れていたが、さすがに研究用で研究したのでこの度、廃棄することにした。

部品一式です。左下はアンプ部でアナログサウンドを炸裂させていた。
数少ないICにYAMAHAのロゴが入っていた。
ケーブルは最近の家電やオーディオはコネクタ接続だが、これは全部はんだ付けされている、おかげで解体するときに本当に大変でした。
ニッパー片手に切って外さないと大変なことになる。
写ってはいないがスピーカーもあります。
先に車に積んでしまった。

古いのに、ケミコンは膨張や液漏れが起きていない、ドライアップも無いという状態。
ニチコンだった、水色のスリーブが時代を感じる・・・
今時台湾ケミコン位だよ、水色スリーブは韓国ケミコンですら使っていない・・・
ニチコンは耐久性は優秀と言えるね、防爆弁に汚れみたいなのがあるなと思っていたら、恐らくヤマハが製品試験をした際などに付けたパーツの試験の証らしい・・・
ニチコンは結構古くからPCのマザーボードなどに使われたりして結構見かける、
温水器でも使われたりしているので、結構信頼されている証。
電源コードは交換されていたけど、それもしっかりした修理なので全く問題はなかったね、ヤマハ純正は茶色だが、出ているのが松下の紺色コードでした。

前の記事でもこれは驚かされた。
エレクトーン自体は日本製、内部のパーツや基板実装は台湾で行ったという事。
今の家電で結構いい値してる家電でもパーツと基板実装は中国で、
最終の組み上げを日本国内で行い生産国浄化で日本製にしてしまうセコいメーカー(あの大企業もあそこも・・・)も多いなか、これは驚かされた。
この当時からこの手法が主流になっていたんだね、
いい意味で「MADE IN JAPAN」がブランドでアジアのリーダーになろうとしていた時代の製品で内部は台湾製という驚きの事実、しかも一流楽器メーカーのヤマハがこれです。
でも、ヤマハがクソとか思わない、
台湾製を日本製に浄化することは普通行わないし、
きちんと品質管理されて、しかもものすごく丁寧にコストをかけて生産されていたからこれはマイナス要素にならない。
ネジの緩み留めもちゃんとしていてしっかりした製品でしたよ。
ヤマハが修理期間を受付終了しているだけで、
使えたら使い続けてやりたいと思えたね。
(あくまで生産国浄化は中国・韓国に目立つ、台湾やタイ・ベトナム・インドネシアは見ないね)

YAMAHAのロゴです。
反対になってしまってヤマハ関係者には申し訳ない・・・
余談ながら
ヤマハは音叉マークが繋がっていない、
ヤマハ発動機は音叉マークが繋がっているんです。
廃家電として葬りますが、
いくら資源活用されて悪い事じゃなくむしろ分別して適正に処理しているのに、
前の持ち主に申し訳ない気持ちがある・・・
前の持ち主は具合があんまりよくない状態で余り活用できなかったという事を知らない、それを考えたらものすごく心苦しくなる。
いくら買い取ってしばらく使ったと言えど、
大切にされてきたんだろうなと思ったりして、ここまでばらすのが心苦しかったよ。
でも故障でモノにならないし、鍵盤でも鳴らないところや鳴るところが出ていて、かなりダメな個体だったので修理を相談するも、受付終了と言われて終わってしまった。
リサイクルで買い取ると言われたが当たり前だが二束三文でしたよ、
ある意味解体のコストを考えたら割に合っていない。
木製家具として、発酵でアルコールやガス化で木質バイオマスに貢献できたし、リサイクルメタルとして海外では結構廃家電が需要があるのでリサイクルして、新たな製品として再生させると聞いたから、それに貢献したと考えて終わろうと思います。
しかし、執筆中にデーター吹っ飛んでまた打ち直しになってしまった・・・
YAMAHAはホームオーディオでも買ってやろうかと思う位、
品質が良かったからね、YAMAHA発動機も良いけど、
オーディオ・楽器としてのYAMAHAも好き。
お疲れ様B-30エレクトーン・・・
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Posted at 2017/03/27 22:16:31 | |
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