長潟和郎（NAGATA）のブログ一覧

工事で剥がしたタイル、
裏に文字があるので見てみたら、まさかの中国製…

一昔前はとっくに廃版の30年以上前の日本製タイルが廃棄されていたのだが、
まさかの中国製…
残材で入ることは多いけど、解体廃材で出るということは、これを使ってた建物がリフォーム時期を迎えたのか…

再生タイルの可能性が大だと思う。

今日日、国産の資材を100％使う業者なんてないと思う。

ネジとか釘も中国製が多いから気にしませんが、

タイルでここまで中国製がはっきりしていた廃材も珍しいから写真に撮ってみた。

このまま廃材として破砕されて再生砕石になります。

次の現場で再生砕石や再生コンクリとして再開できると思う、

瓦礫になっても、次の形で建物に役に立つ。

タイルが廃棄されるというより、貼られた時代に帰るのだと思う。

剥がされたということは資材が資材でなくなったということ、

また新たな形で建物の役に立とうという出発点かもしれない。

実際に再生砕石や再生コンクリになるわけだから、剥がした家に形を変えてまた戻るのかも

そう考えたらリフォームで見慣れた姿が変わってもどこかでお世話になってると思う。

「循環型社会」っていいなぁ。

ちなみに見た感じ中国製が悪くて剥がしたというより、貼ってから建物がリフォームの時期に来たと思う、

建物の成長で着ていた服が合わなくなって着替えたという感じだと思う。

日本人は建物の傷はあまり気にしない民族らしい、かつては気にしたが、

住設は10年ぐらいでリフォームになるので、耐久資材でありながら消耗品なのかもしれないと感じた。

正直、流せるトイレクリーナーで掃除するなら、タイル貼る必要なんて殆どない。

もうフローリングで耐水にしておけばいいと思う。

流せるクリーナーもメーカーや原産国さえこだわらなければ安くなりました。

掃除のやり方が変わったのが多いと思う。

土間排水口が無くなり、水かけて流して雑巾で掃除するよりも、

流せるクリーナーを使うならそもそもフローリングでいいと思う。

今後タイル職人さんは大変だと思う。

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