Mikkolaのブログ一覧

１１月１６日午前１時に神戸の第５管区海上保安本部を６日ぶりに出た主任航海士のコメント以下全文。
「私が今回起こした事件により国民の皆様、関係各位には多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
海上保安庁の皆様、中でもお世話になった方々や今回の件でご苦労されている方々に対して申し訳ない気持ちで一杯です。
事件を起こしたのは、政治的主張や私利私欲に基づくものではありません。
多くの人に遠く離れた日本の海で起こっている出来事を見てもらい、一人ひとりが考えてほしかっただけです。
私は今回の行動が正しいと信じておりますが、公務員のルールとしては許されないことであったと反省もしております。」


前々回のブログにＵＰした後のテキサスの親爺さんとメッセージのやり取り。

Hello Mikkola
Thank you for your message.
Did you write the Coast Guard Officer who leaked the video is going to be arrested?
Do you know his name?
Thanks. Sincerely, Tony　

Hello Tony
I understood his name, but do not get confirmation.
The 5th Sea Area Cost Guard Kobe HeadQuarters （Kobe is my Home town）
http://www.youtube.com/user/gokaiho
Chief mate of Patrol boat PC24 "Uranami"
Name 　○色○春 ○asaharu ○sshiki（43 years old ）
Sincerely, Mikkola で、

Hello Mikkola
http://www.youtube.com/watch?v=XHm4ieL-gRI 　
Here is the video I just posted. Thanks.

テキサスの親爺さんから彼に応援メッセージだ。

 
誰も彼を持ち上げ英雄視したくない、また本人も有名になりたいと思ってない。

親爺さんの政府とマスコミに対する皮肉とジョークだが、

本当に呼ばれても彼はアメリカには行かないだろう。


自分は彼には海上保安庁を辞めずにいて貰い職務を続けてほしい。

なぜ、彼が映像を国民に見てほしかったのか？
なぜ、誰が映像を国民に隠したかったのか？
映像が公開されると誰の不利益になるのか？
この映像が安全保障上の国家機密に当るのか？
中国に対し現政権が映像を隠す事で外交を日本の有利に進められるのか？

野党もマスコミも本当に日本の国益を損ねているのは誰なのか？を追及するべきだ。

最近、日本の右傾化、ナショナリズムの台頭などと言われるが、それは違う。

確かに民主党政権が発足以来、媚中国左傾化を戻そうとする風潮も強く見られるが、今回の事件は礼儀正しい日本人の目から見て他国の横暴を隠そうとした自国政府のおかしな政策に憤りを感じて将来を危惧し修正したい普通の国民の意思の表れである。

彼らのような志の有る海上保安官、自衛官、警察官、消防士が実際の有事や災害の時に最前線の現場で国民の生命、財産を守る為に命掛けで働いてくれるのだ。

家族や国民の事を思う真面目な人間が悩まず持ち場で仕事が出来る様に

日本の国民が日本を良い国にしなければならない。

逮捕は見送られた様だ。

国家公務員として規律を破った事に対する処分は受けても仕方ないと自分は思う。

しかし今回の事件は他国に自国の機密を漏洩する様な売国行為ではない。

覚悟の上でやった事だとはいえ刑事罰を科されない様に願う。 


紅衛兵仙谷は、本日も日本の文化大革命と反逆者の粛清に燃えている模様。

民主党は、危機管理能力、自浄脳力ゼロ。　

有事や災害の際は国民・国土を必ず危険に曝す。


署名して頂いた方々、本当に有り難う御座いました。

衝突画像流出を名乗り出た、第５管区海上保安本部所属の巡視船ＰＣ２４「うらなみ」に勤務する ４３歳の主任航海士が神戸のネットカフェから全日本国民に向けて送信した。

日本が世界有数の優秀な海上保安庁や自衛隊を組織して備えていても、国家の中枢である政権与党が奇天烈で最高指揮監督権者がとんでもないバカならどうしょうもない

民間でもアホな社長や上司の下で働たらくと社員の士気も売上げも下り会社も傾く。

問題は会社や個人の利益ではなく、国が傾き日本の領土や国益を失う事になると言うことだ。

尖閣諸島の映像を現場の事実を知らない国民に自分の人生を懸けて見せてくれた彼の言葉

「国民には見る権利がある」
「海保の誰でも見れて国家機密扱いされてる物ではなかった」
「sengokuの意味は戦国時代、仙石どっちで捉えてもいい。」
「家族もいるが職を失う覚悟でやった」
「誰もやらないから自分がやった。覚悟はしてる」
「映像は元々国民が知るべきものだ。国民の倫理に反するなら甘んじて罰を受ける」
「正義の為、なんておこがましい気持ちはない」
「誰もしないなら自分がするしかないと思った」
「迷惑をかける人には本当に申し訳ないと思っている」
「職場に不満はないし上司も尊敬している」
「国に勤務している身だが国民の為に働いている」
「国民一人一人に映像を見て判断してほしかった」
「きっかけは44分の映像を6分に編集して政治家へ見せたという報道。」
「全て見せずに隠す事へ違和感があった。」
「このまま何も無かった事にされるのではないかと思った」
「現場を知ってほしかった」

中国よ、菅よ仙谷よ、見よ、これが日本の海を守る男だ。


今回の映像の流出により、国民が事件の事実を見た事で、日本の安全保障を脅かし、国益を損ねてはいない。

自国の領海を侵犯し不法に操業された上、故意に２隻もの巡視船に体当りして損害を与え逃走した犯人を無罪放免にした挙句、当然、国民に公開すべき事実を収めた中国が不利になる現場映像を隠し続けた現政権が稀に見る自分達の無能ぶりを隠し通したいだけだ。

ＡＰＥＣ成功と日中関係安定と称して国を憂う海上保安官を国家への反逆者に仕立て上げて頭から湯気を出し必死になって捜索させ責任を追及して胡錦濤の顔色を伺う。



お前ら頭、大丈夫か！？


愛国無罪！　売国有罪！　と、中共の様な事まで言わずとも

他国の横暴を幇助する政府閣僚の愚かさと虚しさに国を憂いた防人を厳しく罰する事なかれ


だが元バカ弁護士の仙谷は国会で裁判証拠の漏洩にもあたる等とほざいている。


自分は国家公務員守秘義務違反を肯定しているのではない。

彼を国家公務員の守秘義務違反で罰するのならば、犯罪者を幇助し証拠隠蔽を謀った管と仙谷の国賊両名は国家反逆罪で無人遠島に送り終身重労働させないと気が収まらぬ。



領海侵犯、公務執行妨害、器物破損等々。　

刑事事件の起訴もせず、民事事件としても巡視船の修理代や運用損益も請求せずに現行犯罪者を無罪放免釈放しておいて今更、裁判すると言うのか？


ならばお前らが中国から船長を連れ戻し出廷させてみよ！　


仙谷は「秘密保護法を制定、機密漏えい厳罰化！」を言う。　それは良い事だがな

しかしアホ民主党は「国民には知る権利がある！」と言いながら、今更バラしても誰の得にもならぬ冷戦下の当時、日米の安全保障上必要だった国家間の密約を嬉しそうに流し騒ぎ宗主国の中国様が不利になる尖閣諸島漁船衝突事件の真相現場映像の隠蔽に失敗して必死になるのは無能＆飼い犬まる出しだ。　


政権与党内に北京や平壌の電波を受けてる奴がいるのに現場だけ厳しくしても意味ねーな！


仙谷は、馬淵国土交通大臣や鈴木海上保安庁長官の責任問題について

「政治職と執行職のトップの責任のあり方は違う。」 と言う。

確かに。。。解散総選挙って事だな？！　　情報統制をしたあげく、責任を海保長官に押し付け。

民主党は船長釈放も那覇地検に押し付けて、何時もながら自浄能力はゼロ。


海上保安官をかばう意見が寄せられていることについて

仙谷は「国民が、その様に思っているとは全く思わない。　しかるべき処分をして貰いたいという健全な国民が圧倒的多数だと信じている」　


アホか！？　 日本国民をバカにするな、処分されるのは、お前ら民主党だ


海上保安庁巡視船 ＰＣ２４「うらなみ」主任航海士殿、

国民の為に人生を懸けた決断してくれてありがとう。　　

本当にどうしようもなく酷いバカな売国政権でごめんよ


自分と同じ様な疑問や憤りを感じておられる皆さんへ、

先日のブログにコメント、イイね！多くのメッセージを有難う御座いました。

出来ましたら、下記の署名を是非とも、お願い致します。


守秘義務違反による刑事罰を彼に科すことに強く反対する

趣旨に賛同して署名をする


本当に日本はコレでイイのか！？　バカボンのパパでも,「うん、コレでイイのだ！」とは言わねーな。


無能故の失策を隠し政権維持や保身に走り現場の努力を踏みにじり見殺しにする様な政治家こそが結局、国を領土紛争に巻込み亡国に導く事になる。

彼の名はオバマ

この数日、会社で常連の小鳥達に食事を用意していると彼は強行に食事中のスズメやツグミを押し退け追い払い制空権を完全に掌握してから自分に食事を要求する。

しかも地面に置いた物より手の中の物を欲しがる。

雛の時にケガをした奴を保護したので懐いていた。

本当は野鳥に飯を食わすのは良くないと思っている。


船員だった頃、陸から遠く離れて島も全く見えない洋上を航海中にデッキやサイドブリッジに羽ばたき飛び疲れた鳥達が降りて来ては翼を休めていった。

「こんな遠い所までお疲れさん、ゆっくり休んでいけよ」

と水や食事を出していたが、彼らの姿を見て疲れを癒されていたのは自分の方だった。


鳥は本当に可愛い、見ているだけで心が休まる。

が、オバマ君の様に毎日事務所に来てガラス扉をノックするのは最早タカリ恐喝。

他の鳩を見て団体行動をするのが普通だと思っていたが、彼は何時も独りで行動している。

渡り鳥達は広く何の目標物も無い洋上や何処も同じ様に見える景色の中でも決して方向を見失わないコンパスを体内に持っていて間違いなく目的地に辿り着く事が出来る。

小さな彼らが持つ大陸を横断して海を渡る体力や生まれ故郷へ帰る帰巣本能は大したもの。

自分も滅茶苦茶に怒られても近所をクルクル徘徊して結局、行く所も無く必ず家に帰る。

これも自分の本能なのだろうOrz。



だが同じ鳩でも何処かのバカな鳩が政権を取ると日本は迷走し衰退する事になる。

日本の鳩はアメリカの鳩とは比べ物にならないくらい愚かだ。


日和見 民主党に政権担当能力無し。


マスコミをはじめ「一度、民主党にやらせてみては？」って人がいるが絶対にダメだ。

自分は右翼や自民党ファンでも信奉者でもないが、左翼・反日活動家・帰化議員達が大半を占め、日教組・労組や民団・総連が強力に支持する民主党を目先の手当や美味しい公約に釣られて彼らに議席過半数と政権を与え、「鳩山内閣誕生」なんて事になると日本は間違いなく壊される。


帰化人や在日外国人の全てが悪い分ではない。

便宜、書類上日本人に成り澄まし日本の安全保障や内政に干渉して日本を切り売る。

日本以外の母国に忠誠を誓い、妨害スパイ活動を行う工作員は祖国への愛国者。

第二次大戦中に日系人志願兵が入隊したアメリカ陸軍 第４４２連隊戦闘団はヨーロッパ戦線で独伊軍を相手に勇戦敢闘したが、彼らは日本の売国奴ではなく米国の愛国者だ。

日系人の第４４２連隊はアメリカ合衆国軍事史上で最も多くの勲章を受けた部隊である。


だが中共や北朝鮮などの反日国の支援を受けて政治活動を行う日本人は売国奴だ。


一度、民主党支持団体や所属議員の生立や彼らがやって来た活動をよく調べてみよ。

自分の言ってる意味を理解していただけると思う。


最近、周りでも不景気でローンや家賃を払えず滞納、生活に苦労する人が増えている。

また頭に来るのは事務所に浸入して金庫（中身はカラただの飾り）破りした奴らやポルシェを乗り回しながら、毎月ガレージ代の滞納を何ヶ月も続けて、会っても挨拶さえしない有名進学塾の先生。

お年寄りを平気で騙す各種詐欺、職務怠慢定年待の警官、段取や状況判断が遅いレスキューに、お日様西、西で遊び呆ける公務員、先生と持て囃され金と権力と選挙の事しか頭にない議員連中と他人を批難し嘘を垂れ流すマスコミ、約束を守らず平気で嘘をつきコソコソと裏表がある大人達。


今の日本は平和だ。

そして自分たちが幼かった頃より生活も便利に、そして豊かにもなった。

でも何かおかしい。

犯罪や嘘ツキが増えた原因は不景気だけではない。


先の大戦でこの国の為に命を捧げて犠牲になった先輩方、自分は南洋航路乗船中に目にした日本から遠く離れた南の何も無い小さな島々で戦い朽ち果てた旧日本海軍の艦船や航空機に石碑が胸に焼き付き忘れられない。

また敗戦の焼け野原から世界有数の経済・技術の先進国に押し上げて来た人々の苦労を考えると感謝の気持を忘れてはならない。


大戦中、若きケネディ中尉が艇長を務める米海軍の魚雷艇 PT109がソロモン諸島での任務中

夜陰に帝國海軍 吹雪型駆逐艦「天霧」と遭遇衝突、PT109の船体は真っ二つに引き裂かれ

海に投げ出された乗組員は死傷、ケネディは負傷者を綱で結び小島に泳ぎ着く。

遭難から６日後に救助され生き残ったケネディは海軍病院で背中の治療を受け名誉除隊。

戦後、ケネディは「天霧」艦長と文通による友誼を結び、上院選と1大統領選の際には

「天霧」の元乗員一同から激励の色紙を贈られ、メッセージを書いたココナッツは

ケネディが大統領に就任してからホワイトハウスの執務室に置かれていた。


敵将ニミッツ提督も日本兵の武勇敢闘を讃えペリリュー島の神社に建てた石碑に刻む。

Tourists from every country who visit this island should be told how courageous and patriotic were the Japanese soldiers who all died defending this island.

Pacific Fleet Command Chief（USA） C.W.Nimitz

「島を訪れる旅人は如何に日本の兵士達が愛国心と共に勇敢に戦い、この島を守り玉砕したかを知るべきである。」　

米国太平洋艦隊司令長官 C.W.ニミッツ

祖父の時代に太平洋を挟み日本とアメリカは死力を尽くして戦い、互いに讃え尊敬しあえたからこそ今日の信頼関係が築けた。


当然だが、アメリカ合衆国も何処の国の政府も自国の国益を最優先で動く。

日米両国の思想信条や国益と安全保障の政策が一致している限り、日本の唯一の同盟国。

同じ価値感を持つ民主主義国家である米国との同盟関係は大切にしなければならない。


軍事的有事の際だけでなく日本が大災害に見舞われた時に対価を求めず大きな支援をしてくれるのは地理的に近い中国や韓国ではなく、近くの他人より遠くのアメリカ合衆国だ。


しかし民主党オバマ大統領は対外安全保障より、国内政策と対中関係を重視するだろう。

また日米安保条約は万能ではなく、同盟関係を当てにし過ぎてはいけない。

日本が独立主権国家である限り、自国の安全は自国で守ると言う基本意識を持つべきだ。

同盟関係強化　＝　アメリカに隷属し尻尾を振るポチになる事ではない。

中共は覇権を目論み軍拡を進め、アジアへの米国不干渉と軍事バランス変更を狙っている。



平和とは苦労や努力の積み重ねた上に初めて成り立つものである。

中共や北朝鮮の軍拡や核に兵器に目を逸らし日米の防衛力強化に抗議する平和運動屋。

中共や北朝鮮の人権弾圧、環境破壊や乱獲には口を閉ざす似非人権家や環境保護団体。



日本のバカな鳩が一つ覚えの念仏の如く唱える「友愛」では真の平和は保てない。

脳ミソお花畑の民主党では天災有事の際に素早い対応は絶対に出来ない。

日本の国際的信用を失わせ経済競争力を低下させ国力を無くすのは必至。

それどころか中共や半島の傀儡民主党は経済や法整備で浸食侵略に手を貸す。



日本人は他国や他人のコンパスではなく、常に正しい方向を指し示してくれる私達自身が持つ心の羅針盤で日出ずる黄金の国 ＺＩＰＡＮＧへ向い、この国の明るい未来の舵取りをしていきたい。




偽りのこの場所で夜明けを待ち続けた　遠く 遠く あの日見た空のように

希望なんて戯言は忘れたふりしたけど　遠く 遠く あの日見た夢のように

ただ意味を知りたい零れ落ちた時代の中で僕らのこの呼吸と消えない痛みの

海鳴りが声を消し去って 暗闇が前を塞いだって 明かり灯す儚い心 消えないように

コンパスだけを頼っていた　君の姿を信じていた

ここに立ちながら 見えない未来を探してる

風波に乗せてみた溜息も悲しみも　遠く 遠く 空高く届くように

今 君に伝えたい生まれ落ちた人すべてが 確かに描いていく切れない軌跡を

荒波が遠く過ぎ去って 朝焼けが前に広がって 胸に秘めた高鳴る思い 沈まぬように

孤独は闇に捨て去った 光が僕を包み込んだ 手をかざしながら 遥かな未来を探してる

今 君に伝えたい

海鳴りが声を消し去って 暗闇が前を塞いだって 明かり灯す儚い心 消えないように

コンパスならもう捨て去った　踏み出した足は知っていた

指先に触れた果てない未来を探してる

未来を探してる・・・



天気晴朗ナレドモ浪高シ　　日本国ノ興廃、コノ一戦ニ在リ

目先の損得で将来を決めてはいけない。


日本の未来は国民一人一人の心で変わる。

次の選挙には必ず行き自分の意思判断で投票しよう。


有事や大災害になる前に早く気付けよ、賢明で勤勉な日本人。



でも美味しい話しに釣られて無能な嘘つき党に騙される者もいるのだろうな・・・


あぁ情けない。

今日、久々に仕事や交通以外で船に乗り海に出た。

海と船が職場だった自分は陸に上ってからも高速小型艇で湾岸や沖に出る業務をしていた。

夜の港に響くマリンディーゼルの音、ハーバーライトや潮風が好きだった。

しかし今は特別な用事でもが無い限り自ら進んで船に乗る事はなかった。

海や船に飽きたり嫌になった訳ではなく、潮の香りが懐かしく海に戻りたくなるからだ。

船を下りた後も船舶代理店や貿易の仕事を続けていたおかげで友達が遠い国にも出来た。

そんな友達の一人が日本に久々に来ているので夜のディナークルーズに出かけてきた。


クルーズ船 コンチェルト　2,138GT　Loa74ｍ

19：20hrsに出港して海から神戸の夜景を後にドックや空港、和田岬を見て明石海峡大橋　
全長 : 3911m 中央径間:1991m（世界最長）のライトアップを見て帰港するコース。

神戸モザイクからの出港前はちょうど夕暮れ時、ハーバーライトが灯り始める。

今回はアロハクルーズ開催期間でデッキで可愛い女の子達がフラダンスで歓迎。

ハワイアンの生演奏で雰囲気は香港やシンガポールに錨泊中に見たショーボートの様だ。

友人のＤａｖｉｄはハワイに行った事がないので大喜び。

船内で食事が始まると彼女達もテーブルの近くに移り歌って踊ってくれる。

また船内のレストランではＪＡＺＺ、ピアノの生演奏が聴ける。

レパートリーのリストからなら、海の上のピアニストがリクエストに応えてくれる。


と、友人のクルーズ船会社の宣伝はココまで。　しかし誇大広告ではない。


久々に沖から眺める神戸の夜景もとても綺麗で昔を思い出す。


Davidはグルジア人、母国ではＡｕｄｉ Ｓ３に乗ってる大の車好き。

彼とは学生として神戸の大学に国費留学していたころからの付合いだ。

彼の親戚はグルジア政府高官や要人で、お爺さんはワイン農場を経営している。

前回、日本に滞在していた時には自分とサーキットや車のイベントにも一緒に出かけた。

今回はビジネスと遊びを兼ねて一月程前から日本に来ている。

親戚がいる東京の大使館で仕事を済ませ神戸でも幾つかの仕事を片付けていた。

後は友人（自分）とゆっくり帰国まで遊ぼう。と思ったところだった。


８月８日　グルジアとロシア間に戦争が勃発。

ソビエト連邦の崩壊後、グルジアやウクライナは親欧米の政策を取続けロシアと対立する。

グルジアやウクライナの国民政府はＮＡＴＯへの加盟を望み、ロシアはそれを阻止しようした。

グルジアには多くのロシア系住民が居住しロシアとの繋がりは深い。

旧ソ連邦のヨシフ・スターリンやエドゥアルド・シェワルナゼはグルジア人である。

コーカサス山脈の南側の既得権益を維持したいロシアは平和維持部隊を南オセチアに駐留させ、グルジア反政府武装勢力を軍事的に支援して来た。

結果、グルジア政府軍対ロシア軍との直接戦闘になった。

一時期は衰退していたロシア軍は経済の回復に伴い再び装備兵力とも増強され、全面戦争に発展する可能性がある。


チェチェンの二の舞にならないように国際社会が監視する必要がある。

ロシアは軍事強国に戻り、ロシアとの領土問題が未解決なのはグルジアだけでなく日本との間でも未解決。

現在ロシアはワルシャワ条約機構軍の解散後はＮＡＴＯに押され続けロシアの同盟軍は弱小化され欧州側の東域ではロシアと兵器を共同開発してきたウクライナや装備の供給を受けていたグルジアにバルト三国など旧ソビエトの衛星国でさえ繋ぎ止める事に苦慮している。

強い大ロシア復活を狙うＫＧＢ･ＦＳＢ出身の愛国者プーチンの政権は長く続くだろう。

今回 グルジアで起った軍事衝突は今後 ウクライナやバルト三国でも起きる可能性は高い。



多くの友人と元彼女がロシアにいるDavid自身はロシアとの戦争には反対だ。

彼はロシア軍もグルジア軍も南オセチアから撤退する方が良いと思っている。

しかし、国が決めた事ならば負けると判っていても国に帰り戦うと言う。

取り急ぎ帰国のフライトを手配したが首都トビリシまで飛べるかどうかはミュンヘンまで行ってみないと判らない。

駄目ならプロテクションフライトをＬＨが手配してくれるはずだが、最悪の場合はトルコまで飛び平時は海路を使う。

しかし現在はロシア海軍の黒海艦隊が海上封鎖している為、陸路で帰る事になる。

自分とDavidは2人で計画していた彼の祖父の農園で作る美味しいグルジアワインとBBQソースの輸入と日本製ルブオイル輸出貿易の副業も突然の侵攻できなくなった。



９０年代初め自分が船舶代理店にいた頃、同じ会社の船に乗込み家族の様に仲良く仕事をしていたクロアチア人の若い三等航海士とセルビア人クルーの家族が故郷でそれぞれ戦闘に巻きこまれ、急遽、二人を帰国させた事を思い出す。

旧ユーゴスラビアで紛争が勃発し、民族浄化が続いていた。

あの船の上では世界の何処にいても、２人はとても仲の良い同僚であり、故郷も近い親友だったが、国へ帰れば昨日の友が今日の敵になる。



Davidと家族が幸せに暮せるように祈り、この曲を船上のピアニストにリクエストした。

What a wonderful world　－　Louis Armstrong


I see trees of green red roses too　I see em bloom for me and for you
And I think to myself　　What a wonderful world.

I see skies of blue clouds of white　Bright blessed days dark sacred nights
And I think to myself　　What a wonderful world.

The colors of a rainbow so pretty in the sky　Are also on the faces of people going by
I see friends shaking hands sayin　"how do you do?"　Theyre really sayin　"I love you."

I hear babies cry I watch them grow　Theyll learn much more than Ill never know
And I think to myself　　What a wonderful world
Yes I think to myself　　What a wonderful world.　　　Louis Armstrong　Great Satchmo

悲しい事だが、何時まで経っても世界から戦争は無くならない。　

日本のテレビではグルジアやチベットの事など何も無かった様にオリンピック中継をやっている。


今、我が国は平和だ、それが一番良いと思う。


しかし、現在は平和な日本も有事に備えて危機管理体制を整え防衛力を見直しておくべき。


それは戦争を始める為のものではなく、戦争をしない為に備えることは、他国からの挑発や侵略に対する抑止力になるからだ。

「Seven Years In Tibet　チベットの７年間」に書いた。

中国の経済発展は目覚ましく世界は通商に目を奪われているが、自分は中国共産党とその私兵である人民解放軍、特に海空軍力と覇権拡大にアジア諸国は警戒を怠ってはならないと考える。

関連情報URL : http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A2